西成に行って来ました!!!!

西成に行って来ました!!!!

行く前にかなりの人から西成は、危ないとか怖いとか聞かされてきました。

どんなことが待ち構えてるのだろうか…?

色んな不安を抱えたまま現地にたどり着きました。

映画で観た光景の日雇い労働者のおっちゃん達がズラーッといる。いやもう壮観なくらいいるし、道路には生活感がある。
けどみんな顔見知りだからか、仲睦まじげに、からかい合いながら歩いてる。

聞き耳を立ててみると“マジでクソどうでもいい”世間話をしてる。

到着してすぐクエスチョンマークが浮かびました。全く怖くなかったのです。勿論住んでる規模はでかいし、人数が多いのでビックリする人もいるのかもしれませんが…。

よりお近づきになろうと公園に行ってみると30人くらいの人が、日陰で炊き出しを待っている。

僕も疲れていたので、みんなの中を割ってコンクリートにゴロンと寝っ転がりました。

そうしたらおっちゃん達が、怪訝な顔して僕を避けて座り直すじゃないか…。

なんでだよ…!!仲良くしてよ…!!!!

とにかく炊き出しまで待ってみよう。ほんで炊き出しの手伝いとかしてみようと思い、3時間公園に滞在を決意。

ボ〜ッと過ごしてたらおっちゃんが「にいちゃんこれで缶コーヒーでも飲み!」と100円を差し出してきた。
「いやいや!もらえないですよ!!」と断ろうとしたら隣のおっちゃんが「にいちゃん!こういう時は、ありがとうって受け取り。それが大阪って街なんや」と言われました。

たかが100円かもしれない。
けれど暖かさに涙が出るのは何故だろう。

勝手にフィルターをかけて、見ず知らずの人にレッテルを貼ってることが恥ずかしかった。周りの人から危ないとか怖い場所とか聞いて「お金とか盗られるのかな…」とか「集団リンチに合うのかな…」とか考えてバスに乗り込んだ自分が本当に嫌になった。

炊き出しの時間になると一斉に並ぶおっちゃんたち。総勢50名以上はいたと思う。

早速聞いてみる「何か出来ることないですか?」と。
炊き出しの係りの人に言われる「いやスタッフいるからいらん。にいちゃんも食べてけば?」

また稲妻を打たれました。弱者に手を差し伸べるような考えそのもの自体がナンセンスなのだと。
もっとラフに困っていそうな人がいたら助けるというシンプルなものでいいのだと。

それは西成とかどんな場所だって変わらないこと。その対象は家族でも友達でも恋人でも見ず知らずの人でも変わらなくていいはず。

つい疑っちまう。傷付くのが怖いから。

そんな生き方が嫌だから、もうやめたいから『さとにきたらええやん』を上映してるのだと思う。

勿論喧嘩している現場もあったし、他人の家に石を投げ込むおばちゃんもいたよ。

けれどそれでも100円をくれたおっちゃんの優しさには敵わないのだ。

世間一般の評価と実情はかなり違うことを、僕も伝えたくなりました。
素敵な出会いをありがとう西成!!!!

さとうひろあき

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