初めて利用しました。少し遅れてしまったのですが、わざわざお電話をくださり、補助席を用意してくださっていました。小ぢんまりとした家庭的な映画館で、コンセプトをもって映画を上映されている事を感じました。家から遠いのですが、是非また利用したい！と思っています。

出来るだけ公平中立の立場からドキュメンタリー形式で制作された映画ですが、国葬に賛成・反対どちらの立場の視聴者にとっても何となくもやもや感が残る映画となっています。しかし、それはこの映画を通じて民主主義とは何かといった国民にとって根源的な問題に議論を巻き起こそうとする監督の思いが強いのではと感じました。印象に残ったのは、国葬反対といってデモに参加した人も1週間もすればすっかり国葬のことは忘れれている、国葬ではなく自民党葬でもよかったのではといった意見です。考えることが気持ちよくなる映画です。

音響が素晴らしかったです。本物のLIVEを見に来ているような気持ちになり、ソロのあとに拍手をしそうになりました。