2016年7月01日
先日、野菜ソムリエの中村慧子さんという方が本を出されたというその
案内の中にこの文章を見つけ、まさにそう!とうなずいてしまいました。
「1回の「本番」は100回の「練習」と同じ」
これは、彼女が日本舞踏のおけいこの先生からいただいた言葉だそうです。
1回の本番は100回の練習と同じ、もしくはそれ以上に身になるという教えだそうです。
本番という「緊張感」とそれに向けた練習量は、毎日ただ練習を積むより
効果があるということ。
これに近いようなことを私は以前、セッションでかなりベテランのサックスの方から言われた
ことがあります。
よく、本番は怖いから、十分練習してからいつかセッションに出ます。という
方がおられます。一方で、この日にセッションにでようと思うので頑張るとか、
同じ、意欲であっても明らかにそこにある思いの密度は違います。
この1回の本番セッションに臨むということは、100回の練習量くらいの時間の「濃度」を
有しているのがうなづけます。
そして、さらにいえばセッションは、完成度を高めるために作りこまれた曲を何度も
練習し演奏するライブより、さらに500回くらい上乗せされたの練習量に相当するかも
しれません。
プロの演奏家でもセッションできないという方も多いようです。
だからこそ、誰もがセッションに踏み出すことが、少し恐くなる時があると思います。
しかし、自分がここまでやれるようになったんだ、それは本番に向けて、もしくは
本番を経験してということを眺めれば、自分ってすごい頑張っているんだと認められる
ようになると思います。
大勢の前で恥をかきたくないとう思いもあると思いますが、「小練習会」では、
人前で演奏するというプレッシャーがないけれど、本番の緊張感と
演奏に集中する環境でその100回の練習×曲数に相当する力をつけていっていただける
ので、いきなりは人前でという方は、ぜひこちらで本番に近い練習をしてみてください。
この小練習会に継続してきておられる人たちの顔が、最近明るくなったなと思う人が
多いので、オススメします。
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