
2017年10月21日
「フッ素でムシ歯予防!」と耳にしますが、フッ素のはたらきについてご存知でしょうか?
食事などでお口の中が酸性に傾いた状態が長く続くと、歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出します。
しかし、通常は唾液の『再石灰化』という働きにより、溶け出したミネラルを元の状態に戻しています。
フッ素は、この再石灰化を助ける働きがあり、歯の修復を助けてくれます。
また、フッ素は、歯の質を強くする働きがあります。
「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」は、歯の質が弱く虫歯になりやすいため、フッ素を塗ると虫歯予防効果に大きく期待できるとされています。
フッ素塗布の方法は、日ごろから、低濃度のフッ素配合洗口剤やジェルを使用する方法と、歯科で高濃度のフッ素を塗る方法があります。
(当院では青りんご味のものを使用しており、お子様にも好評です)
低濃度フッ素は、再石灰化の補助に、高濃度フッソは、歯質強化に効果があります。
歯科での高濃度フッ素は、3~4か月に1度塗るのが効果的です。
もちろん、フッ素を塗るだけではなく、日頃の食生活や食後のハミガキが虫歯予防には大切です。
歯科で、定期的な虫歯のチェックとクリーニング、一人ひとりのお口の状況に合わせたブラッシングの仕方のアドバイスを受けたうえでフッ素を塗ることをお勧めします。
虫歯のない健康なお口を目指しましょう!
お子様の歯に関して不安なことやご質問があれば、お気軽にご相談ください。
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