（社）日本ライトカウンセリング協会
公式サイトへようこそ！

skype/zoomでオンライン講座を開講しています。
公認心理師/プロカウンセラーが使っている
コミュニケーションスキルを学びませんか？

******************

★講座一覧
https://coubic.com/kikiwell/blogs/496720

******************
★★はじめての方へ
「グループ説明会」（Zoom・無料）
https://coubic.com/kikiwell/4574736#pageContent

★★はじめての方へ
「個別ガイダンス＆体験授業」（Zoom/Skype・無料）
https://coubic.com/kikiwell/415493  

******************

講座約款　
https://coubic.com/kikiwell/blogs/779453#pageContent

個人情報の取り扱い
https://coubic.com/kikiwell/blogs/400337#pageContent

メディア実績
https://coubic.com/kikiwell/blogs/452689

私たちについて/講師紹介
https://coubic.com/kikiwell/blogs/175875




PDFbook [自宅で開業！一ヶ月で85万円売上げる人気電話カウンセラー85の秘密]
本文258～260ページより

Q,カウンセラーが日頃から取り組むべきことって？

A, 自分の許容範囲を広げる努力

たとえば夫からDVを受けている女性がいるとします。顔にあざを作っているのに何で逃げようとしないのか。ここで理由、気持ち、色々と具体的に想像してみる。バカげた妄想で構わないので、出るだけ出してみよう。

・・・「ちょうど顔のあたりにある棚にいつも顔をぶつけているのでは？」とか「そういうメイクなのでは？」とか「殴られ好きなのでは？」などなど。

馬鹿馬鹿しいと思ってはいけない。人は時に私達が想像もつかない理由で、それをやったりやらなかったりします。私達が現場で「そういう人もいるんだね・・」と思ったことは1度や2度ではありません。

DVを受けているにも関わらず、そこに居続けるのは、何かしら理由があるからです。顔にあざを付けられるほど殴られても、それを上回るメリットがあればそこに居続けるのは当然です。それが彼女の性癖だったりしたらもうどうしようもありません。それをカウンセラーが「夫から逃げる方法」ばかり提供してみても無駄に終わる事となります。

だからいつもカウンセラーは頭をぐにゃんぐにゃんにして柔軟に色々な想像をしなくてはいけません。先のクライエントであれば、周囲からは当然「早くそんな男から逃げろ」と言われまくっているでしょう。でも、ライトカウンセラーとしての仕事は、逃げる方法の提供ではありません。その女性がそこにいるメリットを話し出したらそれを聴き、そのクライエントに寄り添うことなのです。

人の指向、嗜好、性癖、哲学などは人それぞれです。自分の想像外のものを頭から否定するのはあまりにカウンセラーとしての幅が無さすぎます。「まあそれもありですね」と自分の許容範囲を広げる努力をしましょう。

そして、ネガティブをポジティブにすることがカウンセラーの仕事ではない事も肝に銘じておきましょう。「前向きに」などと平気で言える人は現場経験が少ないと思っていただいて良いと思います。たとえどんなに「前向きなことが大事」だとしても、人にはそれができない理由、それをしない理由・・・。必ず何かしらの理由があるものなのです。

だからカウンセラーが「夫の暴力から逃げる方法」などという表面的な問題でいつまでも引っかかっていると、クライエントが話したい芯の部分に辿り着くことができない。

この芯の部分を話せるか話せないかでクライエントの満足感はまるっきり違うものとなります。カウンセラーが“正義”や“普通”や“常識”にとらわれていると、芯が見えなくなる。その傾向にあるカウンセラーは、一旦それらを外してカウンセリングに取り組むことが望ましい。カウンセラーは、ものごとを色々な角度から検証する習慣を持つと良いのではないかと私は考えています。

PDFbook [自宅で開業！一ヶ月で85万円売上げる人気電話カウンセラー85の秘密]
本文258～260ページより （著・菊本裕三）

PC,スマホに届いて
すぐ読める！
PDFbook [自宅で開業！一ヶ月で85万円売上げる人気電話カウンセラー85の秘密] 
詳細＞＞ 


関連記事
ちょっと立ち読み② プロカウンセラーに向かないのは○○気分の人。なぜなら○○をたくさん用意しているから～PDFbook【人気電話カウンセラー85の秘密】より 

PDFbook [自宅で開業！一ヶ月で85万円売上げる人気電話カウンセラー85の秘密]
本文258～260ページより

Q,カウンセラーが日頃から取り組むべきことって？

A, 自分の許容範囲を広げる努力

たとえば夫からDVを受けている女性がいるとします。顔にあざを作っているのに何で逃げようとしないのか。ここで理由、気持ち、色々と具体的に想像してみる。バカげた妄想で構わないので、出るだけ出してみよう。

・・・「ちょうど顔のあたりにある棚にいつも顔をぶつけているのでは？」とか「そういうメイクなのでは？」とか「殴られ好きなのでは？」などなど。

馬鹿馬鹿しいと思ってはいけない。人は時に私達が想像もつかない理由で、それをやったりやらなかったりします。私達が現場で「そういう人もいるんだね・・」と思ったことは1度や2度ではありません。

DVを受けているにも関わらず、そこに居続けるのは、何かしら理由があるからです。顔にあざを付けられるほど殴られても、それを上回るメリットがあればそこに居続けるのは当然です。それが彼女の性癖だったりしたらもうどうしようもありません。それをカウンセラーが「夫から逃げる方法」ばかり提供してみても無駄に終わる事となります。

だからいつもカウンセラーは頭をぐにゃんぐにゃんにして柔軟に色々な想像をしなくてはいけません。先のクライエントであれば、周囲からは当然「早くそんな男から逃げろ」と言われまくっているでしょう。でも、ライトカウンセラーとしての仕事は、逃げる方法の提供ではありません。その女性がそこにいるメリットを話し出したらそれを聴き、そのクライエントに寄り添うことなのです。

人の指向、嗜好、性癖、哲学などは人それぞれです。自分の想像外のものを頭から否定するのはあまりにカウンセラーとしての幅が無さすぎます。「まあそれもありですね」と自分の許容範囲を広げる努力をしましょう。

そして、ネガティブをポジティブにすることがカウンセラーの仕事ではない事も肝に銘じておきましょう。「前向きに」などと平気で言える人は現場経験が少ないと思っていただいて良いと思います。たとえどんなに「前向きなことが大事」だとしても、人にはそれができない理由、それをしない理由・・・。必ず何かしらの理由があるものなのです。

だからカウンセラーが「夫の暴力から逃げる方法」などという表面的な問題でいつまでも引っかかっていると、クライエントが話したい芯の部分に辿り着くことができない。

この芯の部分を話せるか話せないかでクライエントの満足感はまるっきり違うものとなります。カウンセラーが“正義”や“普通”や“常識”にとらわれていると、芯が見えなくなる。その傾向にあるカウンセラーは、一旦それらを外してカウンセリングに取り組むことが望ましい。カウンセラーは、ものごとを色々な角度から検証する習慣を持つと良いのではないかと私は考えています。

PDFbook [自宅で開業！一ヶ月で85万円売上げる人気電話カウンセラー85の秘密]
本文258～260ページより （著・菊本裕三）



PC,スマホに届いて
すぐ読める！
PDFbook [自宅で開業！一ヶ月で85万円売上げる人気電話カウンセラー85の秘密] 
詳細＞＞ 


関連記事
ちょっと立ち読み② プロカウンセラーに向かないのは○○気分の人。なぜなら○○をたくさん用意しているから～PDFbook【人気電話カウンセラー85の秘密】より 

（社）日本ライトカウンセリング協会

ちょっと立ち読み①　DV被害女性の「何を」聞く？～PDFbook【人気電話カウンセラー85の秘密】より

（社）日本ライトカウンセリング協会の基本情報

ちょっと立ち読み① DV被害女性の「何を」聞く？～PDFbook【人気電話カウンセラー85の秘密】より

（社）日本ライトカウンセリング協会の基本情報

ちょっと立ち読み①　DV被害女性の「何を」聞く？～PDFbook【人気電話カウンセラー85の秘密】より