雇もれびの会とは,
就労する精神障害者・働く障害者を勇気づける会です。
精神障害者・当事者が主体となって行っています。就労のためのピアサポート(仲間同士の助け合い)活動のひとつです。就労する障害者、これから就労する人を勇気づけるための会です。働く精神障害者の生の声を集めて、仲間を勇気づけることを目的にしています。 現在、体験談を集めたり、就労について語る会を開催しています。
◆体験談募集
精神障害者、お薬を飲みながら働いている人の体験談を募集しています。
◆語る会開催
障碍者の語る場です。毎月第2土曜日に開催しています。場所は、名古屋市東区の新栄町駅そばの名古屋東生涯学習センターです。
雇もれびの会の活動紹介
1ー1)ご挨拶(愛知・名古屋の当事者による自助会です)
はじめまして。愛知県・名古屋市の精神障害者の自助会「雇もれびの会」です。当会は、平成21年にFクリニックの中で活動を始めた自助会です。その後、クリニックから独立して、病院でもなく、サポートセンターでもない、当事者がまさに主体となっている自助会として運営しています。当会の特徴は、「働く」ことをテーマにしている自助会であることと、定期的に紙媒体のマガジンを発行していること、インターネット等で情報発信を心がけていることです。
1-2)愛知県の現状(愛知県でも障害者雇用が増えている)
愛知県の障害者雇用は、愛知労働局によると、雇用件数が着実に増えているそうです。今年の障害者の雇用者数は約2万5千人と過去最高を更新しました。法定雇用率が引き上げられたことを背景に、就職説明会への参加を希望する企業も増えています。ただ、全国的に見れば愛知県の雇用率は低水準です。関係者の「愛知に多くある中小企業にどう雇用してもらうかが課題」という声が日本経済新聞に紹介されています。なかでも精神障害者の就労は知的障害者の就労件数を上回る数であると言われおり、これからの精神障害者の雇用が、ますます注目を集めるのは間違いありません。
2-1)語る会(就労体験談を語る会)
就労体験談を語る会から発展した「語る会」を月に1回、就労困難な若者たちの中間的就労の場づくりを行っている、「アートリーフ風花(名古屋市東区)」で開催しています。(2016年現在は東生涯学習センターです)毎回、新しい参加者を迎えて、就労に向けた活動を報告したり、仕事を辞めざるを得なくなったときに状況を語ったりしています。当事者だけの会ですが、少しずつ専門家の意見も取り入れている状況です。
2-2)マガジン(当事者の声を発信する紙媒体)
当会では、3ヶ月に1回、紙媒体のマガジン「こもれび」を発行しています。語る会の内容をまとめた体験談集が基本になっています。平成26年2月に第16号を発行する予定です。もともと、Fクリニックから広告費をいただいたり、障害者雇用企業の広告をいただいて当事者が発行していたものです。第5号から大和証券福祉助成金とモリコロ基金の助成を受けて本格化しました。本年度は、福祉事業主からの寄付と当事者自らがお金を出し合って発行しています。13号からは、インターネットでも閲覧できるようにしています。写真は、マガジン「こもれび」のバックナンバーの表紙です。当事者の作品が表紙を飾っています。
2-3)サークル(余暇文化活動を通じて親睦)
語る会とは別に余暇活動と、親睦を深めるためのサークルも行っています。絵を描いたり、俳句、デコレーション、読書など集まって手を動かしながらおしゃべりを楽しむ会です。
3-1)まとめ(自助会として就労の役に立ちたい)
自助会は、就労を目指す精神障害者の励みになっていると信じています。就労に向けてやる気を高めたり、就労してからの悩みを共有したり、という励ましあう場が必要です。そうした場をつくっていく仲間が今後も増えていくことを願っています。
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