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妙心寺桂春院「幽玄の美に触れる夜の拝観」(食事付き)
【文化庁「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」採択事業】
イベント概要
臨済宗最大規模を誇る妙心寺の塔頭「桂春院」。
小堀遠州の弟子、玉淵坊が作庭したと伝わる桂春院の名勝庭園は、そのモミジと苔の美しさで知られます。
また、長浜城から移築された書院には藤村庸軒好みの茶室(非公開)が残ります。
今回のイベントは1席8名の少人数で開催する夜間の特別企画です。
ライトアップされた美しい名勝庭園を楽しみながら、侘茶の歴史を感じるお茶席と、日本が誇る雅楽のうち、鳳笙(ほうしょう)の演奏にご参加いただきます。
お茶席では桂春院所蔵の一休宗純消息、また千利休と千宗旦の茶杓をご覧いただけます。
また1日4席のうち、1席目は京都𠮷兆の特製松花堂弁当をご提供いたします。
風情ある秋の夜に、静かで落ち着いた時間をお過ごしいただけます。
桂春院とは
織田信忠の次男・津田秀則が創建した見性院を始まりとします。秀則の死後、美濃の豪族・石河貞政が父の50回忌に境内を整え、桂春院と改めました。
境内の4つの庭園は小堀遠州の弟子・玉淵坊の作庭と伝わり、その苔の美しさから「苔の庭」と呼ばれます。時期をずらしながら紅葉するモミジが美しく、紅葉の穴場として写真愛好家に人気があります。
他にも、千宗旦の弟子で宗旦四天王の一人として名高い藤村庸軒の茶室「既白庵」(非公開)を持つなど、千利休とのゆかりの深い寺院でもあります。本堂には京狩野の二代目・狩野山雪筆による障壁画が納められています。
名勝庭園
玉淵坊が作庭した桂春院の庭園は「清浄の庭」「侘の庭」「思惟の庭」「真如の庭」の4つで構成され、雨上がりの苔は得も言われぬ美しさを見せます。また、モミジが時期をずらしながら紅葉することから、長い期間で紅葉が楽しめます。
玉淵坊は桂離宮の作庭者と推測されていますが、桂春院を含め手掛けた庭園のいくつかが名勝指定されている名作庭家でもあります。師である小堀遠州の影響か、庭園に配された灯籠もそれぞれ興味深い形をしています。
京都𠮷兆 特製松花堂弁当
全4席のうち、1席目のみ京都𠮷兆の特製松花堂弁当を提供いたします。
松花堂弁当を考案した湯木貞一氏が創業した𠮷兆は日本料理のトップを走る料亭の一つとして、国内外で知られる存在です。
湯木氏は茶の湯から多大な影響を受け、茶の湯に通じる日本料理の神髄を追い求めました。
今回、侘茶にゆかりの茶席を設けることから、お料理も茶の湯との関係を持たせた構成とし、また未曽有の災禍に見舞われる日々の中、ささやかな祈りを込めた特製の松花堂弁当をご用意いたします。
邦楽演奏(鳳笙)
笙は世界最古の合奏音楽のひとつである雅楽にて演奏される楽器です。鳳凰が羽を休めている姿に例え「鳳笙」とも呼ばれ、”天空から射し降ろす光を顕わす”音を奏でるものです。数多ある楽曲のうち、今回は双調(そうじょう)調子、神楽歌「阿知女作法(あじめさほう)・伊麻波余(いまはよ)」、越天楽(えてんらく)を演奏します。
雅楽には奏でる音の雰囲気を季節感と結びつけ、四季に応じた調子を楽しむ考え方があります。双調は春を表しますが、このコロナ禍において、春の芽吹きのように新たな時代と復興の祈りを込めて奏上いたします。
阿知女作法は宮中の『御神楽』のなかで唱えられるものです。海の底にいる阿度部磯良(あどめのいそら)という神を呼び出すための歌であり、アマビエの起源ともされております。伊麻波余は大嘗祭に奏される「国風歌舞 くにぶりのうたまい 」の久米歌一具の一節です。
越天楽は結婚式や神社での楽奏でおなじみの、雅楽の最も代表的な楽曲。雅楽の全ての要素が込められているとされています。中国・前漢の皇帝文帝の作品とも高祖・劉邦の軍師張良の作曲、日本でつくられた説もあります。秋を表す平調で、皆様の眼前に広がる秋の風情を奏でます。
【演奏者】
鳳笙奏者 井原 季子
高野山の守護、丹生都比売神社にて巫女舞の修練中笙と出会う。豊英秋氏、東康弘氏に師事。日本の伝統文化と精神性、そして世界に根ざした普遍性を探求、研鑽を重ねる。全国の社寺での奉納演奏をはじめ、舞台参加や楽曲提供等、国内外にて様々なアーティストとの幅広い創作活動を行う。
※井原氏が出演できない場合は、同じく鳳笙演奏者、伊藤えり氏に出演していただきます 。
お茶席
桂春院の書院は羽柴(後の豊臣)秀吉が築城した長浜城にあったもので、桂春院を創建した石河貞政によって移築されました。書院の一角には千利休の孫、千宗旦の高弟であった藤村庸軒好みの茶室「既白庵」(非公開)がある。
今回は名勝庭園「侘の庭」に臨むお部屋で、桂春院の豊富な茶道具をお出しいただき、侘茶の歴史を感じるお茶席を設けます。お軸は一休宗純禅師が妙心寺開山堂を訪れた際に書いた消息を掛け、また千利休と千宗旦の茶杓を鑑賞していただきます。
お抹茶は大徳寺御用達である柳桜園茶舗の「雅の白」、お菓子は末富のものをご用意しております。
【お茶席担当】
茶人 三窪 笑り子
茶名 宗笑、Tea Knot 代表。1992年 大阪府堺市出身。幼少より茶道を始める。
2014年 学校法人裏千家学園茶道専門学校 卒業。さかい利晶の杜立ち上げに参加、茶の湯関連の責任者を務める。2017年より独立 学校法人光華女子学園 非常勤講師として2年間茶道の授業を担当。同年に京都市北区 陶々舎にて茶道教室を開く。
2020年 Tea Knotを創業。
第8回上賀茂アートプロジェクト 席主、公益財団法人 有斐斎弘道館 十周年記念月釜亭主、イギリスの語学学校にて茶道ワークショップ、茶道資料館副館長との共同茶会 など。
妙心寺桂春院「幽玄の美に触れる夜の拝観」(食事なし)
【文化庁「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」採択事業】
イベント概要
臨済宗最大規模を誇る妙心寺の塔頭「桂春院」。
小堀遠州の弟子、玉淵坊が作庭したと伝わる桂春院の名勝庭園は、そのモミジと苔の美しさで知られます。
また、長浜城から移築された書院には藤村庸軒好みの茶室(非公開)が残ります。
今回のイベントは1席8名の少人数で開催する夜間の特別企画です。
ライトアップされた美しい名勝庭園を楽しみながら、侘茶の歴史を感じるお茶席と、日本が誇る雅楽のうち、鳳笙(ほうしょう)の演奏にご参加いただきます。
お茶席では桂春院所蔵の一休宗純消息、また千利休と千宗旦の茶杓をご覧いただけます。
また1日4席のうち、1席目は京都𠮷兆の特製松花堂弁当をご提供いたします。
風情ある秋の夜に、静かで落ち着いた時間をお過ごしいただけます。
桂春院とは
織田信忠の次男・津田秀則が創建した見性院を始まりとします。秀則の死後、美濃の豪族・石河貞政が父の50回忌に境内を整え、桂春院と改めました。
境内の4つの庭園は小堀遠州の弟子・玉淵坊の作庭と伝わり、その苔の美しさから「苔の庭」と呼ばれます。時期をずらしながら紅葉するモミジが美しく、紅葉の穴場として写真愛好家に人気があります。
他にも、千宗旦の弟子で宗旦四天王の一人として名高い藤村庸軒の茶室「既白庵」(非公開)を持つなど、千利休とのゆかりの深い寺院でもあります。本堂には京狩野の二代目・狩野山雪筆による障壁画が納められています。
名勝庭園
玉淵坊が作庭した桂春院の庭園は「清浄の庭」「侘の庭」「思惟の庭」「真如の庭」の4つで構成され、雨上がりの苔は得も言われぬ美しさを見せます。また、モミジが時期をずらしながら紅葉することから、長い期間で紅葉が楽しめます。
玉淵坊は桂離宮の作庭者と推測されていますが、桂春院を含め手掛けた庭園のいくつかが名勝指定されている名作庭家でもあります。師である小堀遠州の影響か、庭園に配された灯籠もそれぞれ興味深い形をしています。
邦楽演奏(鳳笙)
笙は世界最古の合奏音楽のひとつである雅楽にて演奏される楽器です。鳳凰が羽を休めている姿に例え「鳳笙」とも呼ばれ、”天空から射し降ろす光を顕わす”音を奏でるものです。数多ある楽曲のうち、今回は双調(そうじょう)調子、神楽歌「阿知女作法(あじめさほう)・伊麻波余(いまはよ)」、越天楽(えてんらく)を演奏します。
雅楽には奏でる音の雰囲気を季節感と結びつけ、四季に応じた調子を楽しむ考え方があります。双調は春を表しますが、このコロナ禍において、春の芽吹きのように新たな時代と復興の祈りを込めて奏上いたします。
阿知女作法は宮中の『御神楽』のなかで唱えられるものです。海の底にいる阿度部磯良(あどめのいそら)という神を呼び出すための歌であり、アマビエの起源ともされております。伊麻波余は大嘗祭に奏される「国風歌舞 くにぶりのうたまい 」の久米歌一具の一節です。
越天楽は結婚式や神社での楽奏でおなじみの、雅楽の最も代表的な楽曲。雅楽の全ての要素が込められているとされています。中国・前漢の皇帝文帝の作品とも高祖・劉邦の軍師張良の作曲、日本でつくられた説もあります。秋を表す平調で、皆様の眼前に広がる秋の風情を奏でます。
【演奏者】
鳳笙奏者 井原 季子
高野山の守護、丹生都比売神社にて巫女舞の修練中笙と出会う。豊英秋氏、東康弘氏に師事。日本の伝統文化と精神性、そして世界に根ざした普遍性を探求、研鑽を重ねる。全国の社寺での奉納演奏をはじめ、舞台参加や楽曲提供等、国内外にて様々なアーティストとの幅広い創作活動を行う。
※井原氏が出演できない場合は、同じく鳳笙演奏者、伊藤えり氏に出演していただきます 。
お茶席
桂春院の書院は羽柴(後の豊臣)秀吉が築城した長浜城にあったもので、桂春院を創建した石河貞政によって移築されました。書院の一角には千利休の孫、千宗旦の高弟であった藤村庸軒好みの茶室「既白庵」(非公開)があります。
今回は名勝庭園「侘の庭」に臨むお部屋で、桂春院の豊富な茶道具をお出しいただき、侘茶の歴史を感じるお茶席を設けます。お軸は一休宗純禅師が妙心寺開山堂を訪れた際に書いた消息を掛け、また千利休と千宗旦の茶杓を鑑賞していただきます。
お抹茶は大徳寺御用達である柳桜園茶舗の「雅の白」、お菓子は末富のものをご用意しております。
【お茶席担当】
茶人 三窪 笑り子
茶名 宗笑、Tea Knot 代表。1992年 大阪府堺市出身。幼少より茶道を始める。
2014年 学校法人裏千家学園茶道専門学校 卒業。さかい利晶の杜立ち上げに参加、茶の湯関連の責任者を務める。2017年より独立 学校法人光華女子学園 非常勤講師として2年間茶道の授業を担当。同年に京都市北区 陶々舎にて茶道教室を開く。
2020年 Tea Knotを創業。
第8回上賀茂アートプロジェクト 席主、公益財団法人 有斐斎弘道館 十周年記念月釜亭主、イギリスの語学学校にて茶道ワークショップ、茶道資料館副館長との共同茶会 など。
大徳寺 真珠庵「曽我蛇足・長谷川等伯 方丈襖絵修復完成記念」特別公開
特別公開 2021年10月9日~12月5日
休止日/毎週水曜日(※11月3日は公開)、10月20日、21日、11月4日
とんちで有名な一休宗純禅師を開祖とする大徳寺の名刹、真珠庵 。約8年にわたり修復に入っていた曽我蛇足・長谷等伯の方丈襖絵がこの程完成し、公開を迎える。
真珠庵とは
臨済宗大本山大徳寺の塔頭真珠庵は、とんちで 有名な一休さん、一休宗純和尚を開祖として、一休和尚が亡くなられた 10 年後の延徳 3 年(1491 )に堺の豪商、尾和宗臨によって建てられた。建物は、桃山時代に御所の化粧殿を移築した書院「通僊院」や、二畳台目の茶室「庭玉軒」がある。茶室「庭玉軒」は江戸時代初期の茶匠・金森宗和(かなもりそうわ)好みとされ、内蹲踞(うちつくばい)の席として有名である。方丈の東には、わび茶の祖とされる村田珠光作と伝わる「七五三の庭」がある。方丈(本堂)には曽我蛇足、そして桃山時代の天才絵師、長谷川等伯の障壁画が納められている。

公開内容
曽我蛇足・長谷川等伯筆 方丈襖絵(重要文化財)
書院通僊院(茶室 庭玉軒)
史跡名勝 方丈東庭

【ご注意事項】以下の事項について、予めご了承ください。
ご予約は、拝観希望日の20日前から受付。6日前に受付終了。
小中高生、障害の有る方はこちらのサイトでご予約せず、直接「京都春秋」TEL075-231-7015、FAX075-231-6420へご予約をお願いいたします。
開始時間が過ぎてからの途中入場は予約状況次第でお受けできない場合があります。ご予約時間までに真珠庵受付までお越しください。
境内は撮影禁止です。
未就学児の「通僊院」(書院)および、お茶室「庭玉軒」の拝観はできません。
文化財保護のため、お荷物は境内荷物預かり所にてお預かりいたします。
お手洗いは大徳寺駐車場のお手洗いをご使用ください。
建物の構造上、車いすでの拝観はできません。
杖をお使いの方のため、杖カバーをご用意しております。
境内ではスタッフの指示に従ってください。拝観の妨げになると判断した場合は、拝観料をご返納の上、お引き取りいただきます。
暴風警報や大雨警報、地震など、文化財保護の為や拝観に来られる方に危険と判断した際は、事前の予告なく拝観休止とさせていただきます。休止を決定した時点で当HPやFacebook、Twitterにてお知らせいたします。
感染症予防のためマスクの着用の上ご来場をお願いいたします。
入場時に非接触型の検温をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染拡大や緊急事態宣言の発表等、情勢によっては公開を中止する場合もございます。
予約日の6日前を過ぎてからのキャンセルは受付いたしません。
西本願寺 桃山文化「美のしかけ」を体験する。~烏賀陽百合さん特別庭園ガイド~ お抹茶の接待付 
西本願寺 桃山文化「美のしかけ」を体験する。 
絢爛豪華!今に伝わる桃山文化の粋と、 京都の庭園デザイナー烏賀陽百合さんが案内する 桃山様式の名庭
~書院・飛雲閣・虎渓の庭・阿弥陀堂・御影堂~

「お西さん」の愛称で親しまれる龍谷山 本願寺(西本願寺)。
世界文化遺産にも登録されている国宝、重要文化財の数々を本願寺僧侶と京都の庭園デザイナー烏賀陽百合さんの案内で巡り、書籍や映像では伝わらない、豪壮華麗な桃山文化の粋をお抹茶の接待付でゆっくりと堪能していただく20名様限定の文化体験会です。

桃山文化の粋。豪壮な中にちりばめられた緻密で繊細な『美のしかけ』を体験する。
本願寺の書院群は江戸時代初期に建てられたものではありますが、豊臣秀吉の時代に完成した桃山様式を代表する建造物や意匠など当時の文化がそのままの姿で残されている、全国でも非常に貴重な文化財です。
当時の最先端の文化と技術を集結した本願寺の建造物・障壁画・庭園などは、豪壮で表現される桃山文化の完成型であると同時に、当時の日本人の美意識が凝縮されたものです。
対面所の柱の間隔が違うのはなぜ?
雁の欄間の透かし彫りから現れる景色とは?
最古の能舞台に敷き詰められた石の正体は?
豪壮な中にも繊細で緻密にちりばめられた「美のしかけ」を、本願寺僧侶による案内で体験していただきます。
また、特別名勝「虎渓の庭」、飛雲閣庭園では、京都の庭園デザイナー烏賀陽百合さんが、その見どころや作庭家の意図を解説。庭園を通して日本人の美意識と、庭園の魅力を感じていただきます。

【ご案内の内容】

阿弥陀堂(国宝) 

御影堂(国宝) 

書院(国宝・重要文化財) 虎の間・対面所・白書院・能舞台 ほか

抹茶接待(烏賀陽さん~本日の見どころ解説)

虎渓の庭(特別名勝)

飛雲閣(国宝)・滴翠園(名勝)
大報恩寺(千本釈迦堂)『おかめ福節分会』特別観覧席(国宝 本堂)での厄除け祈願法要 参加と茂山社中による奉納狂言の鑑賞
800年にわたり大報恩寺(千本釈迦堂)の本堂で行われてきた『おかめ福節分会』。
京都に春を迎える節目に行われる厄除けと招福祈願の大切な雑節として、綿々と受け継がれてきた京都の伝統行事です。
この度の、ことなり塾特別体験では、国宝の本堂で行われる厄除け祈願法要の“護摩焚き行”に特別にご参加いただき、2021年の厄を祓い、お多福招来の祈祷を授けていただけます。さらに、茂山社中による古式鬼追いの儀の奉納狂言をご鑑賞いただきます。
一般の参拝とは違い、通常では入場できない国宝本堂内に設けた特別席で、厄除け祈願と招福のご加持、さらに大蔵流茂山狂言を間近でゆっくりとご鑑賞いただける、15名様限定の特別体験会です。
2021年の厄を祓い、京都に春を迎える、伝統の行事をこの機会に是非ご体験ください。
当日ご加持をお受け頂いた記念として、厄除け札・招福豆・御朱印の授与がございます。
【大報恩寺(千本釈迦堂)】
大報恩寺(千本釈迦堂)は今から約800年前、鎌倉初期安貞元年(1227)義空上人によって開創されたお寺です。本堂は創建時そのままのものであり、応仁・文明の乱にも奇跡的に災火をまぬがれた京洛最古の建造物として国宝に指定されています。また、行快作国宝「本尊釈迦如来像」や、快慶作重要文化財「十大弟子像」,定慶作重要文化財「六観音菩薩像」など、慶派の仏像彫刻をはじめ貴重な文化財の宝庫でもあります。
大報恩寺は千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)とも呼ばれており、その由来は、本尊の行快作 釈迦如来坐像が古来より厚く信仰されていること。近くに南北に走る千本通がある こと。千本の卒塔婆(そとば)が道に立てられていたこと。千本の桜あるいは千本の松並木が植えられていること。など諸説あります。
【おかめ伝説とおかめ福節分】
大報恩寺(千本釈迦堂)は、本堂建築の際に、内助の功で夫の大工棟梁「高次(たかつぐ)」を助けながらも、専門家でもない妻の助言により本堂建立の大任を果たしたことが知れては、夫の不名誉になると思い自害してしまった妻「おかめ」に因み、夫婦円満、縁結び、子授け、お多福招来の象徴“おかめ伝説”のあるお寺―。全国のおかめ信仰発祥の地となっています。
また、応仁の乱など長い戦乱の時代に多くの神社仏閣が焼失した時にも、大報恩寺だけが災難を免れ、創建当時まま残ったことから、災難厄除のご利益と、招福祈願を願う建築業者や一般の方からの信仰も集めてきました。
そのため800年続く伝統行事、大報恩寺の節分会は特に『おかめ福節分会』と呼ばれ古くから邪気を払い、1年の災難厄除と、夫婦円満、良縁、お多福招来を願い多くの参拝者で賑わいます。
また、『おかめ福節分』の名前の通り奉納狂言では“おかめさんが鬼を祓う” 他の寺社では見られないユニークな演目となっています。
【『おかめ福節分会』の内容】
~大報恩寺 国宝本堂に 特別席を設けております。~
・法要前奉納行事
  上七軒 舞妓による奉納舞
  番匠保存会による木遣音頭
・おかめ像前法要
・節分会厄除け祈願法要(護摩行)
 ご住職の先導により皆様にご祈祷を受けていただきます。
・古式鬼追いの儀(奉納狂言 茂山千五郎社中)
※本年度の“招福豆まき”は、コロナ感染症対策として中止となりました。
当日、ご加持の記念として、厄除け札・招福豆・御朱印の授与がございます。
※御朱印帖をお持ちの方は、当日事前にご連絡ください。
大徳寺聚光院 特別拝観とお茶会
茶聖・千利休の菩提寺であり、茶道三千家ゆかりの寺院として知られる大徳寺聚光院。
狩野永徳・松栄親子が描いた本堂障壁画は全て国宝(現在は高精細複製画)に指定されています。
また、千利休作庭と伝わる方丈庭園『百積の庭』は国の名勝に指定され、表千家より寄進された茶室「閑隠席」「枡床席」は共に重要文化財に指定されています。
まさに茶の湯の聖地です。
今回はここ聚光院で特別拝観とお茶会をお楽しみいただきます。
聚光院に詳しいスタッフによる境内解説の後、千住博筆『滝』が納められている書院にてお茶会を催します。

聚光院とは
聚光院は永禄9年(1566)、戦国武将の三好義継が養父・長慶の菩提を弔うために創建されました。
開祖である笑嶺宗訢が千利休参禅の師であったことから、利休は聚光院を自らの菩提寺としました。その後、利休の流れを汲む茶道三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)歴代の墓所ともなっています。
創建当時の姿が残る本堂には狩野松栄・永徳親子による障壁画46面が納められ、その全てが国宝に指定されています(現在は高精細複製画が納められている)。また、茶室「閑隠席」「枡床席」と共に重要文化財に指定されています。
狩野永徳・松栄筆 本堂障壁画
聚光院本堂の障壁画は桃山時代の天才絵師、狩野永徳(狩野派4代目)とその父、松栄(狩野派3代目)によって描かれました。
特に永徳は当時24歳と若年ながら本堂の中心的機能を持つ室中を任され、傑作『花鳥図』を描き上げます。襖に収まらないスケールの大きい梅の巨木や、躍動感ある松の枝ぶり、また優美な鶴などが存在感を放っています。
狩野父子による障壁画46面は全て国宝に指定されていますが、現在は高精細複製画が納められています。
茶室「閑隠席」
聚光院と茶道三千家の関わりを最も如実に伝えるのが、「閑隠席」「枡床席」の二つのお茶室です。特に閑隠席は千利休150回忌の際に、表千家7代如心斎の寄進によって建てられたもので、ここで朝茶が開かれたことが記録にも残っています。
利休の精神を汲み、明かりが極度に制限され、簡素で緊張感のある設えが施されています。
千住博筆『滝』
平成25年(2013)に落慶した聚光院書院には、東京国際空港第2ターミナルやAPEC JAPAN 2010の首脳会議に作品が展示されるなど、世界的に活躍する日本画家・千住博画伯の障壁画『滝』が納められています。

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