こちらは僧帽筋など広い部位に用いるタイプとなります。

IASTM導入メリットの一つとして、セラピスト・トレーナーの手を保護できることが挙げられます。

広範囲に及ぶ筋肉へのアプローチにSMART Toolsを用いることで、施術に伴う手・指の負担を軽減し、使い過ぎによる痛みを予防することができます。

理学療法士が業務を休まざるを得ない原因として、脊柱周囲の痛みに次いで母指の使い過ぎが大きな理由となっていることが挙げられています。

適切なIASTM導入により、セラピストとしてのキャリアを長く保つことが期待できます。

Snodgrass SJ. Thumb pain in physiotherapists: potential risk factors and proposed preventionfckLRstrategies. J of Manual and Manipulative Therapy 2002;10(4):206-217.