お客様のお身体が、心が変化していく。

長年、動きにくいまま

それが当たり前だと思い込んでいた身体。

動かすと痛いから。

過去に手術経験がある。

母のこんなことがストレスで。

理由はさまざまあるだろう。

きっかけは何であれ

動ける、思うままに使える身体であることが

生きやすいと気づく。

筋肉の癒着を時間をかけて取ってから

思い切って動かしてみる。

お客様の顔が晴れるのが分かる。

さっきまで痛かったその体勢が痛くない。

上がらなかった腕が勢いよく上がる。

ただ筋肉を動けるようにしただけ。

何か理由を付けて

行動を抑えていることがある。

そして、動かそうとはしない。

動かせなくて良いんだと身体は思い込む。

そして当然動かなくなる。

以前、脳溢血で倒れた男性がテレビ出演していた。

動かない片側の手の下に

ほんの少しでも動いたら感じられるように反対の動く手を入れ

リハビリ以外の時間になると毎日毎日

「動け！動け！動け！」と念じていたら

手が動くようになり、後遺症も残らず完治したという。

前進した変化を感じた時

口から出る言葉が変わる。

今こうすると痛むのは

痛まなくなるか？

今こうできないのは

できるようになるのか？

その言葉には期待がある。

この期待というエネルギーに寄り添いたい。