【7月】 『ペリクリーズの旅』~忘れられた冒険劇に、いま出会う~
開催日:2025年7月15日(火)/29日(火)
『ペリクリーズの旅』~忘れられた冒険劇に、いま出会う~
海を越え、国をめぐり、愛する者と再会するまで──
これは、シェイクスピア晩年に書かれた “祈りと再生” の物語。
あなたはその航海に、どんな「役」で参加しますか?
今回の講座では、知る人ぞ知る名作『ペリクリーズ』を、名場面を通して体感します。
木村校長によるていねいなガイドと、セリフの読み・演技を交えながら、
物語の深層にふれていきます。
王の試練、嵐にのまれる船、奇跡の再会――
シェイクスピアの中でも、最も波瀾万丈で、最も静かな“涙”を呼ぶ作品。
きっと、あなたの「今」とどこかでつながっているはずです。
2時間×2回の連続講座!
片方だけの参加も大歓迎。通しで参加すれば、
きっとあなただけの“航海地図”が見えてきます。
やる
波瀾万丈の旅路を、自分の声と身体でたどる体験。
台詞を通して、嵐に巻き込まれ、語り継がれるような物語の“当事者”になる。
生のエネルギーと死の影が交錯する、その一言に、あなたの人生が宿る瞬間があるはず。
みる
他の参加者や講師の演技を観察し、
同じシーンから立ち上がる異なる“人生”を見つめます。
言葉の選び方、沈黙の意味、眼差しの行方――そのすべてがヒントに。
まなぶ
『ペリクリーズ』という作品が書かれた背景、
シェイクスピアの晩年の変化、そして物語に流れる“再生”の構造。
観るときの“萌えポイント”や、読み方のコツも紹介します。
校長からのコメント
この物語に、僕は人間のダイナミズムを感じる。
それは――生を肯定するからこそ生まれるエネルギー。
そして、死という避けられぬ定めがあるからこそ流れ出す、「もののあはれ」という通奏低音。
『ペリクリーズ』は、シェイクスピア晩年に書かれた波乱と祈りの物語。
あまり知られていないが、海を越え、愛する者と再会するその航海には、今の私たちの姿が重なる。
この講座では、名場面を朗読・立ち稽古で体験しながら、
作品のテーマやキャラクターに深くふれていきます。
ぜひ、この作品を「演劇の学校」で、今やりたいと思っています。
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担当講師
木村龍之介(演出家)
演出家、作家。カクシンハンおよび演劇の学校 主宰。
東京大学在学中にシェイクスピアを研究。シェイクスピアシアター、蜷川 カンパニー、文学座附属演劇研究所などで俳優・演出を学び、劇団カクシンハンを立ち上げ、全作品を演出。
また、脚色したオリジナル作品『ハムレット×SHIBUYA』がイギリスで出版されるなど海外にも活動の幅を広げている。2020 年に団体がプロデュース体制に移行後は、外部での演出・潤色にも積極的に携わっている。
今秋、初の著作『14歳のためのシェイクスピア 』が発行。
木村龍之介公式X
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料金
1回のみのご参加(クレジットカード決済)
税込:6,050円
2回セット券(回数券)
税込:2回で11,000円
セット券の購入はこちら
※チケットをお持ちで2回参加をご希望の方およびセット券をご購入の方は、それぞれの回のご予約が必要となります。
※予約は開始の5分前まで可能
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日時と場所
2025年 7月15日(火)18:30~20:30
2025年 7月29日(火)18:30~20:30
川崎市総合自治会館 多目的室1(15日)/ホール(29日)
(東急東横線・JR 武蔵小杉駅 サードアヴェニュー4階 徒歩2分)
※横須賀線のホームからは駅構内を8分ほど歩きますのでお気をつけください。
〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉3丁目600番 コスギ サード アヴェニュー4階
https://goo.gl/maps/G2uEVpXUY3eN3H9R7
※キャンセルは各講座3日前までとなり、それ以降は当日欠席の場合も回数券が1枚消費されます。