2016年1月28日
ある日、知人と食事に行く機会がありました。
その日は非常に寒い日で、そこまで行くにもかなり時間がかかり、知人も私も身体が冷えてました。
知人とお店に入り、席について、おしぼりを出された時….
すごい違和感を感じました。
違和感というより、疑問というか、腹立たしさというか。
おしぼりが冷たいんです。
寒い日で手が冷えている上に、冷たいおしぼり。
冷やしたものではないのですが、冷たいのには変わりない。
何の罰ゲームなんでしょう?
思い出すと、その時の感情はやっぱり「腹立たしさ」だったと思います。
物事は1度ケチがつくと、次々にケチが付くものです。
それは、普通なら許してあげよう、と思う事でも、1度ケチがつくと止まらない。
一緒に行った知人がケチを付け出しました。
つきだしが冬なのに暖かくない。
箸置きがない。客を渡り箸でお迎えするとは何事か。
何を食べていいか分からない。メニューが見づらい。
最終的に…..
「そんなに美味しくもない。もういかない。」
そうなっちゃいますよね。
私は知人の気持ち、わかります。
この話、解決策は本当に簡単ですよね。
おしぼりを温めて出せばいい。方法はレンジでチン。
つきだしを温めればいい。これもレンジでチン。
箸置きが出せないなら箸をセットして迎えなければいい。
メニューもビジュアルを添えるか、店員さんに積極的に説明させればいい。
それ以前にそれに気づくか、という話もありますが、本当に簡単な事ではないですか?
やらないとせっかく美味しく作った料理がまずく感じられてしまう。事実そういう事例はこの事例以外にも沢山あります。
そして、その結果、お客は掴めない。
「やらない」という選択肢は無いですよね。
店舗、特に飲食店の経営には、こうした「ちょっとした心遣い」で改善する事がよくあります。
床の掃除の仕方
お客様をお迎えするオペレーション(今回の事例も含まれます)
伝票の分かりやすさやお渡しの仕方
メニューの復唱の仕方
などなど….
人気の出るメニュー開発や、設備を変えるとか、人員を増やすとか、そういう多大な労力やお金はかからないですよね?
やるのとやらないのとで大きな違いが出来るとしたら、やらないという選択肢はないですよね。
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