2016年1月28日
どんな店舗でも、お金を稼がないといけません。
生活をして行く為には、お金は必要です。
沢山のお客さんに来て頂いて、繁盛店と呼ばれるようになりたい。
そう考えるのは普通と思います。
さて、私は常に質問をします。
「何をするために、どの商品を誰にいくらで売って、いくら欲しいんですか?」
正直、皆様完璧に答える事はできません。
「お客さんを沢山呼んで、来ただけ売るから、いくらでも稼ぎたい。」
「商売をするんだから稼ぐのは当たり前だ。」
私はそこに落とし穴があると思っています。
例えば、飲食店で座席数100%のお客様を入れたとします。
果たして、お店にその100%を回す力はありますか?
そうすると忙しく働くか、人を雇うかしないといけませんが、そうした原価や代償を分かってますか?
沢山のお客様が来た場合、現在の常連のお客様は半分以上、確実に離れます。それでいいですか?
お金を稼ぐ、という観点に立った場合、色んな事を考えないといけません。上記以外も、個人的な理由まで含めると沢山あります。
私はいつもお話するのですが、どんな人生を送りたいか、そういう観点に立って、商売はした方がいいと思っています。
無理な事をして、自分が自分でない商売を続けると、必ずしわ寄せが来ます。それも程なく。
どんなお客様を集めて、どんな付き合い方をしたいか?
誰のために商売をしているのか?
どんな事を得たくて商売をしているのか?
お金以前の問題を考える事は重要と思います。
繁盛店になるためのセミナーや手法は、本当に沢山あります。
セミナーを受けるだけで10万円とか。
教材を買うのに5万円とか。
そうした内容には非常に参考になるものもありますので、吟味した上で、受けるのは構わないと思います。
忘れないで欲しいのは、目的の無い集客は集客ではありません。
それこそ、お店の経営者にとっては毒にもなります。
目的が無いので、訳が分かってない現場の人にとっては完全に毒です。
集客の方法は沢山あります。
しかし、「集客」を「どの程度」して、「何のために」「いくら」稼ぎたいかに触れる事は少ないのではないでしょうか?
繁盛店になりたい。
いや、一般に言う繁盛店にはなりたくない。
私はそうした考え方もあり、と思ってます。
というか、それが重要と思います。
あなたの思う「繁盛店」はどんな「繁盛店」ですか?
一般的な「繁盛店」とは違いませんか?
「何」をするために、
「どの商品」を「誰」に「いくら」で売って、
「いくら」欲しいんですか?
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