
2016年7月08日
打席で結果を出すために最も大事なことは「甘球必打」です。
甘いボールを打つ。
当たり前の考え方の本質は指導を受けた会員の方であれば既にご理解いただいてると思います。
結果を出すために非常に大事な考え方で、プロでもアマでも小学生でも女の子でも同じだと思います。
世界で一番ホームランをたくさん打った、王貞治氏はバッターボックスでは
「打つべきボールだけを打つ」と言っています。
逆に
かつて名捕手野村克也は試合中「おまえ構え変えたな」と打者へボヤいたそうです。
このボヤキは何を意味するか?
ただでさえバッターは
「甘いボールを打たなきゃ」
「次はストレートかな』
「いやカーブかも」
「フォアボールもあるな?」
「三振だけはダメだから当てなきゃ』
「右打ちだ」
といろいろ考えます。
この時点でほぼ負けですが、
さらにキャッチャーからも余計な情報がはいったとしたらバッターはどうでしょうか?
キャッチャー野村、キャッチャー古田。
これだけで余計な意識をしますよね?
これこそ彼らが二流のピッチャーでも結果を出させた最大の理由の一つだと私は思います。
甘球必打(かんきゅうひつだ)=甘い球を打つ。自分の打つべきボールを打つ。
バッターボックスではいかに余計な情報をいれないか?
「ぼやき」はこの事の重要性の裏付けだと思います。