花粉症に使われる注射はケナコルトというステロイドです。
花粉症の場合、ワンシーズン効く場合がほとんどですが、症状が重篤な場合は2本まで注射をしています。
花粉症注射の場合、費用は自費で1本4,400円です。
病気の方や免疫が低下している方(風邪をひいている患者様など)は、注射できない場合がありますので、お申し出下さい。
※注射後は注射部位を揉まないようにして下さい。
※皮膚の陥凹や色素脱失(皮膚の色が抜けること)がまれに起こることがありますが、通常自然軽快します。
本注射を受けられない方:
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
2.感染症のある方
3.関節等に重篤な疾患のある方
4.消化性潰瘍のある方
5.精神疾患のある方
6.結核性疾患のある方
7.白内障、緑内障、角膜炎などの目の疾患のある方
8.重篤な高血圧症のある方
9.血栓症のある方
10.大きな手術直後の方
11.心筋梗塞などの心臓疾患のある方
12.妊娠および授乳中の方
起こり得る副作用:
1.感染症
2.糖尿病、副腎皮質機能不全、
3.消化性潰瘍、膵炎
4.精神変調、うつ状態、痙攣
5.骨粗鬆症、
6.白内障、緑内障
7.血栓症
8.ショック、アナフィラキシー様症状
9.喘息発作の増悪
10.失明、視力障害
頭頸部(頭皮、鼻内等)への注射により、網膜動脈閉塞が生じ失明、視力障害があらわれたとの報告がある
11.女性で生理のある方は、生理が乱れたり経血量が多くなったりすることがある