桝屋髙尾は1930年創業の京都西陣に工場を構える織屋です。
「時に耐える美しさ」をモットーに受け継がれてきた技と、伝えるべき美意識を大切にしながら織物に邁進しております。

弊社の大きな特徴は「糸からのものづくり」。
その始まりは尾張徳川家に受け継がれてきた宝物を所蔵している徳川美術館より美しく輝く黄金の「ねん金袱紗」の復元の依頼を受けたことに由来します。
この復元を行う際に制作した糸を「ねん金糸」と名付け帯づくりへと発展。
この「ねん金糸」を織り入れた帯は弊社の代表作となりました。

「ねん金糸」は太さにばらつきのある手紬真綿に箔を巻きつけた糸で、箔が輝く部分と箔の隙間から真綿の色彩が覗く部分を併せ持った材料です。
近年では「ねん金糸」自体の美しさをもっと多くの方に体感してほしいという思いから、小物づくりやSDGsを意識した残糸や残り布などの再利用にも力を注いでおります。
その一環として「ねん金糸」 を使用した織体験も開催。 
写真では伝わりきらない絶妙な色彩や糸自体の風合いをぜひお楽しみください。

京都西陣織の織屋・桝屋髙尾では実際に帯を織っている工場を公開しています。同時にオリジナルの金糸「ねん金糸」 を使用した織体験も開催。 織体験にて織り上げていただいた生地はスマホポーチの一部にお仕立てして後日お届けします。 見学では職人との交流を交えながらリアルな西陣織の現場をご覧頂けます。

京都西陣織桝屋髙尾｜工場見学＆織体験予約ページ

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