最近、腰痛のお客様が多いので
今までの施術で印象的だった症例を。

以前から通ってくださっていて、腰が痛くなるたびに足揉みでなおすというお客様。
この度はひろみ先生の空きがなく、私が担当させていただくことに。

お話を伺うと、どうやら今までの腰痛とは違うよう。
「ぎっくり腰になりそうな予感がする。
動いてるときじゃなくて、座っていると痛い。
腰の左右から導線が伸びて、中央でバチバチしてる感じがする。」

この方の今までの腰痛は、ひどい時は
歩くのも困難、立っていられず、安静にして痛みが引くのを待つというもの。

今回は「座っているのに痛い」。

足を揉んでいるとお腹全体冷えているようで、
お通じは毎日あってもなんだかすっきりしない、、と思っていたら腰痛になったそう。

お腹が冷えているからそれが腰の痛みに繋がったのかと予測しました。

痛みの原因は「直腸・肛門」⁉

左足裏から揉み始めますが、ほとんど痛い(;_;)
そして、私の手にも違和感を感じる反射区がありました。
そこは、いつもは痛くないところなのに激痛。

内側の足首、くるぶし上あたりの「直腸・肛門」という反射区。

この反射区は骨に沿っているのでわかりやすいのですが、
むくんでいる足ではないのに骨を触れないほど固い…
痛そうなのも手で感じるので分かっていますが、
ここの血流が改善すれば、症状も改善すると分かっているのでしっかりほぐします。

この方は長年足揉みに通ってくださっていますが
この反射区がこれほどまでに痛いことはなかったので
かなり驚きつつも頑張って耐えてくださいました。

“じわじわほぐれてきたかな”という感覚がでてきた頃、
「お腹が芯からあったかくなってきた！
頭に膜が張ってたのが緩んだ感じがする！
例えると、カラカラの干し椎茸の傘を水で戻した感じ！」


腰痛に関連する場所をほぐしたのに、頭までぽかぽかになってきたそう。
そして、腰の痛みもうっすら無くなってきたようです。

右足も揉み続け、やはり「直腸・肛門」の反射区は激痛…
でも左ほどではないようです。


すると今度は
「骨盤の中央まで温かくなってきた！
干し椎茸の軸までふわふわに戻った感じ！」

最初に仰っていた“腰の左右から導線が伸びて、中央でバチバチしてる感じ”も、
「もう導線は左右に引っ込んだ」そう。


もうすっかり腰の違和感は無いようです^^

腰痛を訴えておられましたが、
中国足心道の足揉みは両足126箇所の反射区をくまなく押します。
些細と思えるような体調の変化や出来事もお聞きできる範囲で伺います。

東洋医学の考え方で『陰陽五行説（いんようごぎょうせつ）』というものがあり、
そのなかで、臓器と感情は関係しているという考えがあります。

今回、「心臓」の反射区も固いのが気になりました。
「心」（文字通りの心臓だけでなくこころや脳を含む）は「喜楽」と関係しています。

「喜楽」。一見、良いことのように思えますが、
楽しいことがあって喜ぶ状態が長く続くと感情が高ぶり、心臓が弱ってしまうという考え方ができます。

ちなみに、陰陽の法則で「心臓」のペアは「小腸」です。

この方も腰痛がする前に、
楽しい！と思える出来事があったようですが、
もしかすると、脳がそれをストレスと勘違いしてしまい
お腹はストレスと直結していますから、
お腹の冷え→腰痛になったのかなというのが私の考察です。

腰痛なのになぜ「直腸・肛門」の反射区が痛かったかというと、
臓器の位置で考えると、
直腸を含む腹部の内臓全体を「骨盤底筋群」という筋肉群が下から支えています。

骨盤底筋群のほぼ中心あたりに肛門があります。
ですので、「直腸・肛門」と呼ばれる反射区ですが、「骨盤底筋群」もカバーできる反射区とも理解しました。

肛門も自律神経と関係しています。
自律神経の中枢は脳にありますから、頭の血流が良くなった感覚があったのでしょうね。

お腹の冷えからくる腰痛には、骨盤底筋群も関係していると学びました。
また、その冷えも身体の各部が関係している場合があるとわかり、人体の奥深さを実感しました。

「あい先生の施術ブログ」



最近、腰痛のお客様が多いので
今までの施術で印象的だった症例を。



まだ暑さが残る頃の話です。

以前から通ってくださっていて、腰が痛くなるたびに足揉みでなおすというお客様。
この度はひろみ先生の空きがなく、私が担当させていただくことに。

今までと違う腰痛

お話を伺うと、どうやら今までの腰痛とは違うよう。
「ぎっくり腰になりそうな予感がする。
動いてるときじゃなくて、座っていると痛い。
腰の左右から導線が伸びて、中央でバチバチしてる感じがする。」

この方の今までの腰痛は、ひどい時は
歩くのも困難、立っていられず、安静にして痛みが引くのを待つというもの。

今回は「座っているのに痛い」。

足を揉んでいるとお腹全体冷えているようで、
お通じは毎日あってもなんだかすっきりしない、、と思っていたら腰痛になったそう。

お腹が冷えているからそれが腰の痛みに繋がったのかと予測しました。



痛みの原因は「直腸・肛門」⁉

左足裏から揉み始めますが、ほとんど痛い(;_;)
そして、私の手にも違和感を感じる反射区がありました。
そこは、いつもは痛くないところなのに激痛。

内側の足首、くるぶし上あたりの「直腸・肛門」という反射区。

この反射区は骨に沿っているのでわかりやすいのですが、
むくんでいる足ではないのに骨を触れないほど固い…
痛そうなのも手で感じるので分かっていますが、
ここの血流が改善すれば、症状も改善すると分かっているのでしっかりほぐします。

この方は長年足揉みに通ってくださっていますが
この反射区がこれほどまでに痛いことはなかったので
かなり驚きつつも頑張って耐えてくださいました。



“じわじわほぐれてきたかな”という感覚がでてきた頃、
「お腹が芯からあったかくなってきた！
頭に膜が張ってたのが緩んだ感じがする！
例えると、カラカラの干し椎茸の傘を水で戻した感じ！」


腰痛に関連する場所をほぐしたのに、頭までぽかぽかになってきたそう。
そして、腰の痛みもうっすら無くなってきたようです。

右足も揉み続け、やはり「直腸・肛門」の反射区は激痛…
でも左ほどではないようです。


すると今度は
「骨盤の中央まで温かくなってきた！
干し椎茸の軸までふわふわに戻った感じ！」

最初に仰っていた“腰の左右から導線が伸びて、中央でバチバチしてる感じ”も、
「もう導線は左右に引っ込んだ」そう。


もうすっかり腰の違和感は無いようです^^

総合して考えると―

腰痛を訴えておられましたが、
中国足心道の足揉みは両足126箇所の反射区をくまなく押します。
些細と思えるような体調の変化や出来事もお聞きできる範囲で伺います。



東洋医学の考え方で『陰陽五行説（いんようごぎょうせつ）』というものがあり、
そのなかで、臓器と感情は関係しているという考えがあります。

今回、「心臓」の反射区も固いのが気になりました。
「心」（文字通りの心臓だけでなくこころや脳を含む）は「喜楽」と関係しています。

「喜楽」。一見、良いことのように思えますが、
楽しいことがあって喜ぶ状態が長く続くと感情が高ぶり、心臓が弱ってしまうという考え方ができます。

ちなみに、陰陽の法則で「心臓」のペアは「小腸」です。



この方も腰痛がする前に、
楽しい！と思える出来事があったようですが、
もしかすると、脳がそれをストレスと勘違いしてしまい
お腹はストレスと直結していますから、
お腹の冷え→腰痛になったのかなというのが私の考察です。

腰痛なのになぜ「直腸・肛門」の反射区が痛かったかというと、
臓器の位置で考えると、
直腸を含む腹部の内臓全体を「骨盤底筋群」という筋肉群が下から支えています。

骨盤底筋群のほぼ中心あたりに肛門があります。
ですので、「直腸・肛門」と呼ばれる反射区ですが、「骨盤底筋群」もカバーできる反射区とも理解しました。

肛門も自律神経と関係しています。
自律神経の中枢は脳にありますから、頭の血流が良くなった感覚があったのでしょうね。



お腹の冷えからくる腰痛には、骨盤底筋群も関係していると学びました。
また、その冷えも身体の各部が関係している場合があるとわかり、人体の奥深さを実感しました。

中国足心道コース 


腰痛が改善した話①

久しぶりのブログになってしまいました。

今回は「あい先生の施術《された》ブログ」です。

実は半年ほど前から、右目の焦点の外側に蚊が一匹飛ぶようになりました。

飛蚊症です。脚の白黒の模様がしっかり見えて、お腹いっぱいの大きめの蚊が飛んでいる感じ。（イメージです）

焦点がズレてもずっと視界に入ってくるので鬱陶しい‥

眼科には毎年定期検診に行っていますが、検診後だったのでDr.に相談することなく半年過ぎていました。

それに、以前軽い症状が出たときには、Dr.によると「数匹見えるくらいなら生理的なものだから問題ない」とのことでした。

網膜の手術をしたお客様がいて

少し前に、網膜の病気に早い段階で気づき、日帰り手術をしてきたお客様がいらっしゃいました。

その方はDr.から「尋常じゃない量の蚊が出てきたら（飛蚊症が出てきたら）すぐ病院に来るように」と言われていました。

言われた通り、蚊が急に大量に見えるようになり、目の奥が光り、目を閉じても稲妻が走るような感じだったそう。急いで病院に行き、ひどくならずに済みました。

でも、一度増えてしまった飛蚊は無くならないらしく、今も黒いものが見えていて見にくいとのことでした。

手術して失明は免れたとしても、ずっと付き合っていかないといけないとなると厄介なものです。

この厄介な飛蚊症、中国足心道の療術師の間では「足揉みで消える」という話があるそうで。

“一度増えてしまうと無くせないと言われている飛蚊症、まだ少ないうちなら足心道の足揉みで消せるか試しやすいのでは”

と思い、ある時思い立って2日連続で目の反射区を集中的に揉んでもらいました。

私の場合は右目に症状があります。

首から上の反射区はクロスするので、左足の2番目と3番目の趾に血流の悪い箇所があるはずです。

揉んでもらうと第一関節付近にプラスチック板が入っているように硬いと言われました。

自分でも硬結があるのが分かりますし、じわじわと激痛です。

足心道の足揉みは時間をかければかけるほど、コリがじわじわ溶けていく感覚があります。

固くて痛い箇所も、柔らかくなると痛みは無くなります。でも、また数ミリ違う場所は固くて痛い…持続圧でほぐし、また数ミリ移動…を繰り返し、両日10分ほど揉んでもらいました。

気になる飛蚊症はどうなったかというと、

１日目はまず、蚊の脚と羽が取れた感じ。

２日目は、ボディの色が真っ黒だったのがかなり薄くなり、サイズも小さくなりました。ぼんやりとホコリが浮いているだけのような感じになりました！

目の中心は硝子体（しょうしたい）と呼ばれる透明のゲル状で、その周りを網膜という膜が眼球の正面からは見えない部分全体を覆っています。

・ゲルの成分が変化し濁ると硝子体にしわができ、しわの影が網膜に映るために黒いものが見える

・硝子体が加齢とともに萎縮し、網膜から剥がれるときにその部分が黒く映る

簡単に言うと、このようなメカニズムだと解釈しました。

飛蚊症には生まれつきのものもありますが、病気が隠れている場合もあるので自覚症状がある場合は早めの眼科受診をおすすめします。

硝子体のゲルが、しわができる余地もないほどにパンパンの状態を保てていれば、飛蚊症の症状は現れないのではないかと思いました。

そのためには、栄養を運んでくれる血液を「目」にたっぷり送りこんであげたらよいのです。

そのためには、目までの血液の通り道である「首」を通してあげなければいけません。

なにより、全身の細胞の水分量を調整している「腎臓」を強化することが重要です。

中国足心道では、「腎臓」を最重要視しているので、どんな病症の方であっても、両足ともに最初と最後にしっかり押圧します。

また、血液の質を高めるために造血作用のある「腰椎」「仙骨」「尾骨」の反射区の刺激も必要ですね。

余談ですが、よく「足揉みで眼圧が正常値に下がる」ことに驚かれます。

・角膜のすぐ後ろにある眼房水（がんぼうすい）という水が、水晶体の下あたりで静脈に吸収されることにより一定に保たれている

・静脈へ吸収されないと水が増えるままになり、眼球への圧力が高くなり網膜が剥がれる（網膜剥離）、視野が欠ける（緑内障）などさまざま障害を誘発する

目の周辺の血流をよくし、静脈への吸収をしやすい状態に保っておけば、眼圧は正常に保たれます。

だれしも老化は避けられないので、加齢とともに血管自体が硬くなり、血流も悪くなるため、目などの感覚器官にまで血流が十分行き届かなくなり障害が生じていきます。

しかし、血流を大事にしている中国足心道の足揉みで血流を促進するなら、各器官が本来の動きをできるよう助けるので、そういった悪循環に少しでも抗えます。

今後も予防のために足揉みを続けて経過を観察しようと思います。

久しぶりのブログになってしまいました。

今回は「あい先生の施術《された》ブログ」です。



半年前から飛んでいる「蚊」

実は半年ほど前から、右目の焦点の外側に蚊が一匹飛ぶようになりました。

飛蚊症です。脚の白黒の模様がしっかり見えて、お腹いっぱいの大きめの蚊が飛んでいる感じ。（イメージです）

焦点がズレてもずっと視界に入ってくるので鬱陶しい‥

眼科には毎年定期検診に行っていますが、検診後だったのでDr.に相談することなく半年過ぎていました。

それに、以前軽い症状が出たときには、Dr.によると「数匹見えるくらいなら生理的なものだから問題ない」とのことでした。



網膜の手術をしたお客様がいて

少し前に、網膜の病気に早い段階で気づき、日帰り手術をしてきたお客様がいらっしゃいました。

その方はDr.から「尋常じゃない量の蚊が出てきたら（飛蚊症が出てきたら）すぐ病院に来るように」と言われていました。

言われた通り、蚊が急に大量に見えるようになり、目の奥が光り、目を閉じても稲妻が走るような感じだったそう。急いで病院に行き、ひどくならずに済みました。

でも、一度増えてしまった飛蚊は無くならないらしく、今も黒いものが見えていて見にくいとのことでした。

手術して失明は免れたとしても、ずっと付き合っていかないといけないとなると厄介なものです。



療術師界隈では

この厄介な飛蚊症、中国足心道の療術師の間では「足揉みで消える」という話があるそうで。

“一度増えてしまうと無くせないと言われている飛蚊症、まだ少ないうちなら足心道の足揉みで消せるか試しやすいのでは”

と思い、ある時思い立って2日連続で目の反射区を集中的に揉んでもらいました。



飛蚊症消滅作戦

私の場合は右目に症状があります。

「目」の反射区は2趾と3趾。

首から上の反射区はクロスするので、左足の2番目と3番目の趾に血流の悪い箇所があるはずです。

揉んでもらうと第一関節付近にプラスチック板が入っているように硬いと言われました。

自分でも硬結があるのが分かりますし、じわじわと激痛です。

足心道の足揉みは時間をかければかけるほど、コリがじわじわ溶けていく感覚があります。

固くて痛い箇所も、柔らかくなると痛みは無くなります。でも、また数ミリ違う場所は固くて痛い…持続圧でほぐし、また数ミリ移動…を繰り返し、両日10分ほど揉んでもらいました。

気になる飛蚊症はどうなったかというと、

１日目はまず、蚊の脚と羽が取れた感じ。

２日目は、ボディの色が真っ黒だったのがかなり薄くなり、サイズも小さくなりました。ぼんやりとホコリが浮いているだけのような感じになりました！



厄介な飛蚊症の正体

飛蚊症の原因を調べてみると

目の中心は硝子体（しょうしたい）と呼ばれる透明のゲル状で、その周りを網膜という膜が眼球の正面からは見えない部分全体を覆っています。

・ゲルの成分が変化し濁ると硝子体にしわができ、しわの影が網膜に映るために黒いものが見える

・硝子体が加齢とともに萎縮し、網膜から剥がれるときにその部分が黒く映る

簡単に言うと、このようなメカニズムだと解釈しました。

飛蚊症には生まれつきのものもありますが、病気が隠れている場合もあるので自覚症状がある場合は早めの眼科受診をおすすめします。



足揉みでのアプローチは

硝子体のゲルが、しわができる余地もないほどにパンパンの状態を保てていれば、飛蚊症の症状は現れないのではないかと思いました。



そのためには、栄養を運んでくれる血液を「目」にたっぷり送りこんであげたらよいのです。

そのためには、目までの血液の通り道である「首」を通してあげなければいけません。

なにより、全身の細胞の水分量を調整している「腎臓」を強化することが重要です。

中国足心道では、「腎臓」を最重要視しているので、どんな病症の方であっても、両足ともに最初と最後にしっかり押圧します。

また、血液の質を高めるために造血作用のある「腰椎」「仙骨」「尾骨」の反射区の刺激も必要ですね。



余談・足揉みで眼圧も下がる

余談ですが、よく「足揉みで眼圧が正常値に下がる」ことに驚かれます。

眼圧とは

・角膜のすぐ後ろにある眼房水（がんぼうすい）という水が、水晶体の下あたりで静脈に吸収されることにより一定に保たれている

・静脈へ吸収されないと水が増えるままになり、眼球への圧力が高くなり網膜が剥がれる（網膜剥離）、視野が欠ける（緑内障）などさまざま障害を誘発する



目の周辺の血流をよくし、静脈への吸収をしやすい状態に保っておけば、眼圧は正常に保たれます。

だれしも老化は避けられないので、加齢とともに血管自体が硬くなり、血流も悪くなるため、目などの感覚器官にまで血流が十分行き届かなくなり障害が生じていきます。

しかし、血流を大事にしている中国足心道の足揉みで血流を促進するなら、各器官が本来の動きをできるよう助けるので、そういった悪循環に少しでも抗えます。



今後も予防のために足揉みを続けて経過を観察しようと思います。

足で飛蚊症が消えた⁉話。

今回はお客様の施術の様子ではなく、私の話です。

本格足揉み環が移転オープンして一年が経ちました。

一年前、私はまだ療術師になっておらず、

ここで事務作業を担当していました。

作業スペースは６月でも床がひんやりしていて、上着とスリッパは必須、

レッグウォーマーも履いて、時には暖房もつけていました。

それなのに、ひろみ先生はスリッパを履かず、５本指靴下だけで（真冬も）過ごしていたので

「スリッパ履かなくて大丈夫かな」と心配になるくらいでした。

その半年後に私も療術師資格を取得でき、

今では半年以上経ち、トータル150足以上揉ませていただきました。

そして、、そういえばスリッパを履かなくても平気になったことに気づきました。

これだけ聞くと全く大した話のように思わないですが、

私は子どもの頃から冷え性、肩こり・頭痛持ちでした。

というのも幼少期に大病をしたので、基礎体力が低く、血流もよくはありませんでした。

ずっと体力がないことがコンプレックスだったので、

学生時代にはスクワット50〜100回を日課にし、

とにかく身体によいことの情報収集は当たり前でした。

血流がよくないので寒いのは大嫌い。

夏でもエアコンの風は嫌いで、夏なのに足を温めないと寝られないほど。

そんな私が、血流にこだわった手技である中国足心道の療術師になり、

毎日足を揉ませていただくようになりました。

「足よりも反応は遅いけど、手にも反射区があるから療術師も元気になる。私もこんなに元気になった」と言っていましたが、

経験が浅い私がそれを分かるようになるのはもっと先のことかと思っていました。

今年の６月は寒さを感じていた同じ場所で同じ作業をしていても、

もちろん、お客様に健康アドバイスをする手前、自分が実践していなければ説得力がないので、

足湯や、少しのウォーキングや自分でも足揉みをしています。

でも運動音痴なので、激しい運動は全くしないです。

それでも血流が改善しているのは手の反射区からのほうが大きいような気がします。

よく、「疲れないの？」といろんな方からお気遣いいただきますが、

実は腕・肩は疲れていないです。

あれだけ万年肩こり持ちだったのに。

（※手を抜いているわけではありません、いつも真剣に施術しています^^;）

使った筋肉は毎日ストレッチでリセットしていますが、

筋肉のケアにも血流はとっても大事。

血流がよい筋肉なら、“こる”こともないですし。

その血流も、お客様の足を揉むことで手の反射区によって促されています。

書きながら思い出しましたが、頭痛も全くありません。

療術師になってから、人が充実感を得ながら過ごすためには

人肌のぬくもりも大事だと学びました。

施術を受ける人の体調がよくなる施術はいろいろありますが、

施術を受ける人・施術する人双方にとってメリットのある施術ってすごいと思いました。

最近は暑いので「足に汗かいて臭いから、足を触らせるなんて申し訳ない」と言われますが、

汗をかくのは生きている証拠です。血が流れている証拠です。

ぜひとも、気にせずに足揉みにお越しください^^

「あい先生の施術ブログ」



今回はお客様の施術の様子ではなく、私の話です。



本格足揉み環が移転オープンして一年が経ちました。

一年前、私はまだ療術師になっておらず、

ここで事務作業を担当していました。

作業スペースは６月でも床がひんやりしていて、上着とスリッパは必須、

レッグウォーマーも履いて、時には暖房もつけていました。

それなのに、ひろみ先生はスリッパを履かず、５本指靴下だけで（真冬も）過ごしていたので

「スリッパ履かなくて大丈夫かな」と心配になるくらいでした。



その半年後に私も療術師資格を取得でき、

今では半年以上経ち、トータル150足以上揉ませていただきました。

そして、、そういえばスリッパを履かなくても平気になったことに気づきました。



これだけ聞くと全く大した話のように思わないですが、

私は子どもの頃から冷え性、肩こり・頭痛持ちでした。

というのも幼少期に大病をしたので、基礎体力が低く、血流もよくはありませんでした。

ずっと体力がないことがコンプレックスだったので、

学生時代にはスクワット50〜100回を日課にし、

とにかく身体によいことの情報収集は当たり前でした。

血流がよくないので寒いのは大嫌い。

夏でもエアコンの風は嫌いで、夏なのに足を温めないと寝られないほど。



そんな私が、血流にこだわった手技である中国足心道の療術師になり、

毎日足を揉ませていただくようになりました。



現師範のひろみ先生も

「足よりも反応は遅いけど、手にも反射区があるから療術師も元気になる。私もこんなに元気になった」と言っていましたが、

経験が浅い私がそれを分かるようになるのはもっと先のことかと思っていました。



ところが、

今年の６月は寒さを感じていた同じ場所で同じ作業をしていても、

冷えが全く気になりません。



もちろん、お客様に健康アドバイスをする手前、自分が実践していなければ説得力がないので、

足湯や、少しのウォーキングや自分でも足揉みをしています。

でも運動音痴なので、激しい運動は全くしないです。

それでも血流が改善しているのは手の反射区からのほうが大きいような気がします。



よく、「疲れないの？」といろんな方からお気遣いいただきますが、

実は腕・肩は疲れていないです。

あれだけ万年肩こり持ちだったのに。

（※手を抜いているわけではありません、いつも真剣に施術しています^^;）

使った筋肉は毎日ストレッチでリセットしていますが、

筋肉のケアにも血流はとっても大事。

血流がよい筋肉なら、“こる”こともないですし。



その血流も、お客様の足を揉むことで手の反射区によって促されています。

書きながら思い出しましたが、頭痛も全くありません。



療術師になってから、人が充実感を得ながら過ごすためには

人肌のぬくもりも大事だと学びました。

施術を受ける人の体調がよくなる施術はいろいろありますが、

施術を受ける人・施術する人双方にとってメリットのある施術ってすごいと思いました。



最近は暑いので「足に汗かいて臭いから、足を触らせるなんて申し訳ない」と言われますが、

汗をかくのは生きている証拠です。血が流れている証拠です。

ぜひとも、気にせずに足揉みにお越しください^^

揉み手にもいい話。

身体を動かすのが好きで、運動習慣もあり、

運動を始めてからは故障もなく健康という男性のお客様。

気がついたら四六時中耳鳴りがして気になるので、お仕事終わりに足揉みに。

まだ朝晩は寒さが残る時期でしたが、日中は春の陽気。

それなのに足をみると、真冬の寒さに耐えてきたかのように指先が真っ青でした。

“体力もありそうな方なのにどうしてだろう？”と思いながら揉み進めます。

老廃物排出の「基本ゾーン」を押圧してから全身の反射区、

そして「重点反射区」として症状に対応したり、

最後に基本ゾーンをもう一度押して終わります。

この順番は基本的に変えません。

そして片足63箇所の反射区も、

足で感じる刺激を脳がしっかりキャッチできるように、基本的な順番は変えません。

大体の順番は頭からその下へ、という感じです。例外はありますが。

たいてい、片足の全体を揉み終えた頃には、

初めは真っ青な足でもポカポカ温かくなって血色もよくなるものですが、

指先の冷たさは変わっていません…> < 

“なにか理由があるはず”と、お話ししてくださることにヒントを探しながら、

各反射区の感覚がそれとどう繋がるかを考えます。

この方は、大人になってからは故障はなかったようですが、

中学生の頃に高い場所から落ちたときに首を打ち付け、脳震盪になったことがあったとのこと。

冷たくなっている場所は、ちょうど「首」の反射区から上です。

そして、今回のお悩みは耳鳴り。

“きっと古傷がある首で血流が滞り、

その先へじゅうぶんな流量の血液が送り込まれず、

耳周りの血流も不足して耳鳴りが起こっているのではないか”と考えました。

首筋を上にたどると耳がありますよね、繋がっています。

心臓から送り出される血液が言わば「首」でせき止められてしまっている状態なのに、

「頭」の反射区を刺激しても意味がありません。

ですので、まず首を入念にほぐしてから、ほかの反射区に移ることにしました。

すると一巡目では分からなかったのですが、

古傷なだけに、肉を骨と間違うほど首の反射区はかなり固くなっていました。

よーくほぐすと、ちゃんと柔らかいお肉になっていきます。

この固いものはやっぱり、骨ではなかった…。

みるみるうちに、真っ青だった足が血色を取り戻していき、

ポカポカ温かくなり、身体も汗をかくほどになりました。

筋肉がある方なので、血流の改善はかなり早かったと思います。

こうなれば、「頭」の各反射区も、

気になる耳鳴りに対応する反射区も、しっかり圧が入ります。

両足ともにすっかり温かくなり、「そういえば足、冷えていたんだ」と気付くほどでした。

その後、耳鳴りがどのように改善していったのかはお聞きしていないので判りませんが、

足をみると、足の冷えの原因は首だったのだと思いました。

きっと、首・肩まわりの血流がよい状態をキープできれば、

少しずつ耳鳴りも改善していくと思います。

「古傷」というのも、人間の身体はダメージを受けて弱くなったところを固めて強くすることで、

さらなるダメージを跳ね返せるようにします。

無意識に細胞たちが働いてくれた結果なのですね。

中国足心道は「オーダーメイドの施術」ができると言われていますが、

本当にその方の体調やお悩みに合わせて、

時には押圧の順番や、押圧の方法、リズムさえ変えて脳へのアプローチを試みます。

それに対してちゃんと身体が反応してくれるので、

人間の身体は興味深くて、本当に面白いです。

それは身体の各器官が、心も体も連動しているから分かることですし、

どの人にも同じ場所に各機関が備わっているからできること。

脳が、身体がちゃんと反応するように、

素晴らしく造られていることを実感できた出来事でした。

「あい先生の施術ブログ」



身体を動かすのが好きで、運動習慣もあり、

運動を始めてからは故障もなく健康という男性のお客様。

気がついたら四六時中耳鳴りがして気になるので、お仕事終わりに足揉みに。

まだ朝晩は寒さが残る時期でしたが、日中は春の陽気。

それなのに足をみると、真冬の寒さに耐えてきたかのように指先が真っ青でした。

“体力もありそうな方なのにどうしてだろう？”と思いながら揉み進めます。

中国足心道の基本施術は、

老廃物排出の「基本ゾーン」を押圧してから全身の反射区、

そして「重点反射区」として症状に対応したり、

関連するする反射区を押圧、

最後に基本ゾーンをもう一度押して終わります。

この順番は基本的に変えません。

そして片足63箇所の反射区も、

足で感じる刺激を脳がしっかりキャッチできるように、基本的な順番は変えません。

大体の順番は頭からその下へ、という感じです。例外はありますが。



たいてい、片足の全体を揉み終えた頃には、

初めは真っ青な足でもポカポカ温かくなって血色もよくなるものですが、

指先の冷たさは変わっていません…> < 



“なにか理由があるはず”と、お話ししてくださることにヒントを探しながら、

各反射区の感覚がそれとどう繋がるかを考えます。



この方は、大人になってからは故障はなかったようですが、

中学生の頃に高い場所から落ちたときに首を打ち付け、脳震盪になったことがあったとのこと。

冷たくなっている場所は、ちょうど「首」の反射区から上です。

そして、今回のお悩みは耳鳴り。

“きっと古傷がある首で血流が滞り、

その先へじゅうぶんな流量の血液が送り込まれず、

耳周りの血流も不足して耳鳴りが起こっているのではないか”と考えました。

首筋を上にたどると耳がありますよね、繋がっています。



心臓から送り出される血液が言わば「首」でせき止められてしまっている状態なのに、

「頭」の反射区を刺激しても意味がありません。



ですので、まず首を入念にほぐしてから、ほかの反射区に移ることにしました。

すると一巡目では分からなかったのですが、

古傷なだけに、肉を骨と間違うほど首の反射区はかなり固くなっていました。

よーくほぐすと、ちゃんと柔らかいお肉になっていきます。

この固いものはやっぱり、骨ではなかった…。

みるみるうちに、真っ青だった足が血色を取り戻していき、

ポカポカ温かくなり、身体も汗をかくほどになりました。

筋肉がある方なので、血流の改善はかなり早かったと思います。



こうなれば、「頭」の各反射区も、

気になる耳鳴りに対応する反射区も、しっかり圧が入ります。

両足ともにすっかり温かくなり、「そういえば足、冷えていたんだ」と気付くほどでした。



その後、耳鳴りがどのように改善していったのかはお聞きしていないので判りませんが、

足をみると、足の冷えの原因は首だったのだと思いました。

きっと、首・肩まわりの血流がよい状態をキープできれば、

少しずつ耳鳴りも改善していくと思います。



「古傷」というのも、人間の身体はダメージを受けて弱くなったところを固めて強くすることで、

さらなるダメージを跳ね返せるようにします。

無意識に細胞たちが働いてくれた結果なのですね。



ということで、

中国足心道は「オーダーメイドの施術」ができると言われていますが、

本当にその方の体調やお悩みに合わせて、

時には押圧の順番や、押圧の方法、リズムさえ変えて脳へのアプローチを試みます。

それに対してちゃんと身体が反応してくれるので、

人間の身体は興味深くて、本当に面白いです。

それは身体の各器官が、心も体も連動しているから分かることですし、

どの人にも同じ場所に各機関が備わっているからできること。

脳が、身体がちゃんと反応するように、

素晴らしく造られていることを実感できた出来事でした。

押圧の順番を変える話。

中国足心道療術学院　名古屋校で初の療術師育成のための認定講習が始まりました。

私もスタッフとして講習に参加しています。

目を輝かせながら新しいことを学ぶ受講生の方と接して、

半年前の認定講習のことを思い出しました。

それで今回は初心を忘れないために

療術師認定を受けたあと、自信がついた出来事について。

リハビリの効果を促進させた!？話。

療術師になって半月ほど経った頃のお客さま。

ひざに痛みがあり、整形外科でヒアルロン酸注射を打っても鈍痛がするだけで改善しないということで足揉みに。

ほかにも、腰痛や年季の入った肩こりなどのお悩みもありました。

足の反射区は固いのに痛い箇所が少なく、

それでも1回目の施術ですっかりむくみが取れて、

「あれ、私むくんでたんだね？」とご自身も驚くほど小さい足に。

血流がじゅうぶんではないなという感覚だったので、血の流量を多くするために

水分は一日最低1,300ml摂ることや、コーヒーやカフェイン入のドリンクを常飲しないことなどをアドバイスしました。

すっきり感はキープされていて、

履き口が狭くて履けなかった靴が履けるようになっと喜んでお越しいただきました！

整形外科ではリハビリが始まったものの、

耐えられないほどの激痛すぎて続けられないと思うほどだったそう。

1回目でお伝えしたアドバイスは実践しているとのことでした。

足の様子は、撫でるだけでも痛い反射区が多く…。

でも、感覚がなかったのに痛みが出てきたということは前回よりも血流がよくなった証拠。

もう少し様子を見たい感じでした。



中国足心道療術学院　名古屋校で初の療術師育成のための認定講習が始まりました。

私もスタッフとして講習に参加しています。

目を輝かせながら新しいことを学ぶ受講生の方と接して、

半年前の認定講習のことを思い出しました。



それで今回は初心を忘れないために

療術師認定を受けたあと、自信がついた出来事について。



「あい先生の施術ブログ」

リハビリの効果を促進させた!？話。



療術師になって半月ほど経った頃のお客さま。

ひざに痛みがあり、整形外科でヒアルロン酸注射を打っても鈍痛がするだけで改善しないということで足揉みに。

ほかにも、腰痛や年季の入った肩こりなどのお悩みもありました。

足の反射区は固いのに痛い箇所が少なく、

それでも1回目の施術ですっかりむくみが取れて、

「あれ、私むくんでたんだね？」とご自身も驚くほど小さい足に。

血流がじゅうぶんではないなという感覚だったので、血の流量を多くするために

水分は一日最低1,300ml摂ることや、コーヒーやカフェイン入のドリンクを常飲しないことなどをアドバイスしました。



一週間後の2回目。

すっきり感はキープされていて、

履き口が狭くて履けなかった靴が履けるようになっと喜んでお越しいただきました！

整形外科ではリハビリが始まったものの、

耐えられないほどの激痛すぎて続けられないと思うほどだったそう。

1回目でお伝えしたアドバイスは実践しているとのことでした。



足の様子は、撫でるだけでも痛い反射区が多く…。

でも、感覚がなかったのに痛みが出てきたということは前回よりも血流がよくなった証拠。

もう少し様子を見たい感じでした。



するとその後、その方から連絡がありました。

耐えられないと思うほど激痛だったリハビリが、

同じことをされているのに痛みが和らいだそうです。

ご自身も驚いていて、

先生も、寒い時期は回復が遅いのに回復が早いのは足揉みのおかげかな？と仰っていたそうです！



リハビリの痛みが緩和された理由は詳しくわかりませんが、

中国足心道は全身の血流を促したあとに、

さらに重点反射区としてお悩みの症状に関連した反射区を押していきます。

それで膝まわりの血流がよくなり、固くなった筋肉が柔らかくなり、

リハビリも受けやすくなったのではないかと考えています。



リハビリでは筋肉にアプローチしますが、

筋肉そのものを柔らかくするアプローチはあまりないようなので、

整形外科でのリハビリも足揉みを併用すれば回復が早くなるのではないかと思いました。



当時の私は中国足心道を学んで一ヶ月も経っておらず、関節や筋肉系は苦手意識を感じていました。

それで、この方の改善は自分の技術・腕が良いからではないことを実感すると同時に、

この療術は基本に忠実に施術すれば改善が見られる手技だと確信と自信を持てました。





その方はその後も足揉みとリハビリを続け、

「足揉みをするとひざが楽になる！」と毎回喜んでおられました。

足揉みを始めた頃と比べるととっても楽になったようです。



「痛み」は本人にしか種類や程度が分からないものなので、共有しにくいです。

それが少しでも早くなくなるのはご本人にとっても、

周りの方にとってもプラスになることだと思います。





今、中国足心道学んでいる受講生の方たちも、きっと、

「施術を受ける方の改善を先生に」して、自信をつけていかれるのだと思います。

自身も初心を忘れず、仲間となる受講生の方をサポートしていきます。





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