文法問題や英作文の見直しの際に、S + be p.p. + Oという形を見たら、能動態の語法でgive,show,tellなどのように目的語を2つとれるのかを確認してください。このような動詞は受け身でも目的語を１つ後ろに置けますがそれ以外の動詞はこの形は間違いです。一旦能動態から正しい語法を確認したいですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.77

接続詞whetherと複合関係代名詞who(m)ever,whatever,whicheverを長文の中で見た時、それが名詞節を導くのか？それとも副詞節を導くのか？を確認しておきたいですね。名詞節ならそのカタマリ全体が文の主語、補語、目的語、前置詞の目的語になります。文構造の把握に関わるので慎重に見分けましょう。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.76

前置詞+関係代名詞の中でもin whichなどと違って、beyond whichのように前置詞の固有の意味を無視すると正確に意味を訳出できない場合があります。その際は「A beyond which B」⇨「それを超えて(上回って)BなA」と先行詞Aを先取りして"それ"と訳すことで前置詞beyondの意味を表現出来ると思います。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.75

①in case SV〜②for fear that〜はともに「〜するといけないので」という訳語が当たることが多いですが①は条件を表す副詞節なので、未来表現の際は現在形で代用します。③as long as SV〜④as far as SV〜「〜するかぎり」も③は条件を表す副詞節です。文法問題では両者の違いに気をつけたいですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.74

(Just)because SV 〜doesn't mean that S'V'..という風に文頭のbecause節が文の主語(S)として使われる場合があります。この場合は、(Just)because節を副詞節(M)として文構造を理解しようとはしないで(⇨主語が見当たりません)割り切って意味を捉えるようにしたいですね。意識してみてください。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.73

長文の中で「日本人」という表現として、①a Japanese(とある1人の日本人)②Japanese(不特定の複数の日本人)③the Japanese(総称して、一般的に日本人というものは)と大きく3つのケースがあるので、ニュアンスの違いを意識しながら、文章を読むことを意識したいですね。ぜひ活用してみてください。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.72

those forms of agression which we deplore といった「those 複数名詞 which(関代) 〜」という形でのthoseはwhich以下を予告的に示す指示語ですので、既出の文脈を受けて「それらの」と訳さないよう注意してください。日本語には予告の指示語は馴染まないので訳出しない方が自然な意味になりますね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.71

同一パラグラフに①文章の流れを反転させる大きな意味を持つbut ②文章の中の一部を打ち消す、小さい影響しか与えないbutの２つ存在することがあります。①は⇨but以降が重要②⇨前後の情報の重要度は同じなので、要約する際には両方盛り込むということを意識してみてください。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.70

have OCは「OにCしてもらう」という訳し方はありますが、本来「OがCする(という状況、事態を目の前に持っている、手にしている)」くらいのニュアンスですので、使役のhaveはあえて意味を訳し出さない方が意味がすっきりするケースが多いと思います。下線部和訳の問題等では意識してみてください。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.69

on the other hand, In contrastなどの対比を表す語句は、前後の情報の重要度は基本的に同じです。要約をする際は、字数の制限があったとしても、話の要旨として書くべき内容であればコンパクトにまとめて両方盛り込むように意識したいですね。どちらか片方だけ書き出すことがないよう意識しましょう。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.68

文と文をつなぐ時、カンマだけで繋ぐことは出来ず、①文の先頭に従属接続詞②等位接続詞(and,or,but等)のどちらかが必要になります。空所補充問題で文頭に空所がある時は、文脈を頼りに正解の選択肢を選ぶことに加えて、形が正しいかどうかも確認するよう意識したいですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.67

have yet to do(まだ〜していない), remain to be p.p.(まだ〜されていない)を文中で見たら、notは明示されていませんが、意味的には否定文になりますので注意したいですね。aがつかないlittle, few (ほとんど〜ない)と合わせて覚えておきましょう。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.66

長い一文の中に見られるnot only A but also B,less A than B, both A and B  などの相関表現は、一旦取り除いて(無いものとして)文本来の流れを確認すると文の構造が把握しやすいと思います。通常の文の流れに割り込んできている語句だということを意識したいですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.65

find,makeを見たら、その時点で第5文型(Cが後続すること)を意識したいですね。目的語(O)の直後に長い後置修飾語句が置かれたり、カンマで挟まれた挿入句、挿入節が続き、その後ようやくCが現れるケースが多いです。それだけ、第5文型で使われる頻度が高いといえると思います。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.64

第5文型はmake O Cなどのイディオムとして暗記するよりも、まずO(意味上の主語)- C(意味上の述語)に続く後続の文意を把握し、文のSV(前半部分)と組み合わせて全体の意味を考えると、動詞が何であっても意味がつかみやすいと思います。C⇨名詞、形容詞、分詞、前置詞句、(to)不定詞の5パターンです。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.63

長文の中での過去完了形(had p.p.)は、文法問題とは違って、単独で使われる(同一文に基準となる過去形を含む文がない)ケースがよくあります。その場合も「該当箇所が、前後の文脈よりもさらに以前の事柄であること」を読み取るようにしたい意識したいですね。より深い読解につながると思います。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.62

moreover,also,In additionは情報追加のディスコースマーカーです。パラグラフの冒頭にあれば前パラグラフ全体の内容を受けて次のパラグラフの内容が追加され、パラグラフの途中であれば前文の追加情報であることが多いです。(+)イメージ⇨(+)イメージ、(-)イメージ⇨(-)イメージと文の流れは同じです。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.61

リスニング力を高めるには、長文読解で読んだ文章を繰り返し音読することと、ted talksや音声教材のスクリプトを理解した上で音読、リスニングを繰り返すと効果的です。共通テストや二次でリスニングがある場合、長めの英文を粘り強く聞き取ることを意識しましょう。短時間でもコツコツ続けたいですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.60

if節(条件節)がない文で、would + 原形という形を見た時は、(その他の用法もありますが先ず)①単純な現在の推量なのか②仮定法で「(〜なら)...するだろう」= 「〜ではないし...することもない」(反実)なのか、違いを意識して長文を読みたいですね。①は筆者の個人的な意見②は反実、という主旨ですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.59

長文につける適切なタイトルを選ぶタイプの問題では①冒頭パラグラフから文章全体の主張文(主題)を把握②文章の最後に締めくくりとして総括される箇所で主題を再確認すると、話の焦点を的確に捉えることが出来ると思います。文章全体の要旨を選択肢で選ぶ場合や文章を簡潔に要約する場合も該当します。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.58

現在形については、文法問題で「現在の習慣」や「不変の真理」を表すと学ばれると思いますが、実際の長文を読む時も何となく「現在行っている事」ではなく、現在形のニュアンス(昔も今もこれからもいつも繰り返される性質、普遍性がある性質)をしっかり読み取るようにしたいですね。英文をより深く読めるようになると思います。英作文の際も「現在行っていること」を表す場合、安易に現在形を用いず、適切な時制を表現出来るよう、意識したいですね。



難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.57

equally,similarly,in the same wayは類似情報の提示を表すディスコースマーカーです。前後の文で、「何と何が同じなのか」を確認しておきたいですね。基本的に(+)イメージ⇨(+)イメージ、(-)イメージ⇨(-)イメージという流れになり、後続する文は前文の内容に列挙(両者は同じ重要度)されます。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.56

英語の長文(評論文)を読む時は、冒頭部分(第1〜第3パラグラフあたり)で文章の主題、筆者の1番言いたいことをつかむことが大切ですね。普段日本語の文章で、最後まで待ち構えて主題を探すというスタンスがあるかもしれませんが、頭を切り替えて、早めに結論をとらえて読むことを意識してください。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.55

so〜that...、such〜that...構文は「そんなに、そのような」とthat以下の内容を予告的に指し示す指示語ですので、文中にthatが2つ以上含まれる文構造では、どのthat節がsoやsuchの様態を表す内容なのかを考えて、適切な文構造の把握を意識したいですね。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.54

文頭に前置詞がある時、その前置詞の意味的な影響が及ぶ範囲(支配領域)内には文の主語はないということを感覚的に理解されている方も多いと思いますが、前置詞からのカタマリが長くなった時も、主語が現れるまで粘り強く待つことを意識したいですね。和訳の際には注意しましょう。

難関大英語攻略ワンポイントアドバイスno.53

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