CARE (Child-Adult Relationship Enhancement:子どもと大人の絆を深めるプログラム)は、子どもとのよりよい関係づくりに大切な養育スキルを体験的に学ぶことができるプログラムです。エビデンスの示された治療法や理論に基づき、トラウマインフォームドな視点から開発されているので、愛着や発達など、さまざまな課題を抱える子どもとの関係づくりにも適しています。CARE は治療ではありませんが、肯定的であたたかい関係性は回復や発達の土台となります。子どもとかかわる多くのみなさまに、CARE の考え方を広く届けられることを願っています。
★よくある質問Q&A
Q. どのような内容ですか?
A. 前半は子どもたちと肯定的であたたかい関係を築くスキル、後半は効果的な指示の出し方のスキルを学びます。ワークショップでは、ロールプレイやワークなどを通して、具体的、実践的に、かつ楽しく習得できる工夫がされています。
Q. どんな人が対象ですか? また所要時間はどのくらいですか?
A. CAREワークショップ自体は、親・養育者、医療・保健・心理・教育・福祉等の現場の専門家をはじめ子どもとかかわるすべての大人が対象です(このクラスは、養育者限定のクラスです)。子どもの年齢は2歳前後から10代(思春期)までを想定しています。 親・養育者には養育支援として、専門家には研修としてワークショップが行われています。 4時間~4時間半で実施できます。短時間で効果的に学べるため忙しい養育者の方や、専門家の現場に最適です。