【女性専用】プライベート鍼灸サロン　レディース鍼灸院　てぃだ
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【よくあるご質問】

Q: 鍼灸施術は痛いですか？
A: 当院で使用する鍼は極細のため、痛みを感じにくいよう配慮しています。
施術中も状態を確認しながら進めますので、ご安心ください。

Q: 初めてですが、何か準備は必要ですか？
A: 特に準備は不要です。
施術時には専用の患者着に着替えていただくため、普段着のままお越しいただけます。

Q: 生理中でも施術を受けられますか？
A: はい、生理中でも安心して施術を受けていただけます。

Q: 予約方法を教えてください。
A: 当院は完全予約制です。予約サービス（下記URL）からメニューを選択しご予約ください。
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【春のゆらぎ？秋の不安定？】季節の変わり目の“めまい・ふらつき”に隠されたサイン

～「もしかして、私の肝臓が疲れてる？」西洋医学と東洋医学、2つの視点から優しく解説～

「なんだか最近、立ち上がるとフワフワする…」「朝、スッキリ起きられない」「日中も、ぼーっとしたり、集中できなかったり…」春や秋の季節の変わり目、特に私たち女性は、こんなプチ不調を感じやすいですよね。

「いつものことだから」と、ついつい我慢してしまいがちですが、もしかしたらその「めまい」や「ふらつき」、体からの大切なメッセージかもしれません。

一般的に季節の変わり目は、気温や気圧が大きく変動するため、私たちの体は一生懸命、変化に対応しようと頑張っています。

でも、その頑張りが、自律神経という体のバランスを整える神経を疲れさせてしまい、めまいやふらつきといったサインとして現れることがあるんです。

特に女性は、ホルモンバランスの変化も加わるため、より影響を受けやすいと言われています。

「でも、病院で検査しても、特に異常はないって言われるのよね…」そんな経験はありませんか？

実は、東洋医学には「未病（みびょう）」という、まだ病気とは言えないけれど、体のバランスが崩れていて、何らかの不調を感じている状態という考え方があります。

季節の変わり目に感じる、なんとなくスッキリしない、繰り返すめまいやふらつきは、この「未病」のサインかもしれません。

東洋医学では、私たちの体は「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」という３つの要素でできていて、それらがスムーズに流れていることが大切だと考えます。

そして、その流れをサポートする大切な臓器の一つに「肝（かん）」があるというのです。

「え？肝臓って、お酒を飲むと疲れるイメージだけど、めまいとどう関係があるの？」そう思われた方もいるかもしれませんね。

次の項では、季節の変わり目に、なぜ「めまい・ふらつき」が起こりやすいのか、西洋医学と東洋医学、それぞれの優しい視点から、その理由を詳しく見ていきましょう。

「もしかして、私の肝臓がちょっとお疲れ気味なのかな？」そんな風に、ご自身の体の声に耳を傾けてみてください。

なぜ季節の変わり目に「めまい・ふらつき」が起こりやすいの？ ～変わりやすいお天気と、デリケートな私たちの体の関係～

季節の変わり目は、まるでジェットコースターみたいに、気温や気圧がコロコロ変わりますよね。

そんな変化に、私たちの体は一生懸命ついていこうとするのですが、その頑張りが、めまいやふらつきにつながることがあるんです。

西洋医学的に見ると…変わりやすいお天気に、体がビックリ！

急な気圧の変化に、血管が戸惑う？

急に雨が降ったり、台風が近づいたりすると、気圧が大きく変動します。私たちの血管は、この気圧の変化に合わせて、縮んだり広がったりするのですが、急激な変化にうまく対応できず、血圧が不安定になることがあります。すると、脳への血液の流れが一時的に悪くなり、フワフワとしたり、クラッとしたりするめまいを感じることがあるんです。

寒暖差で、自律神経がヘトヘトに…

朝晩は冷えるのに、日中はポカポカしたり。そんな気温の変化に、体温を調節する自律神経はフル稼働！一生懸命働くうちに、バランスを崩してしまうことがあります。自律神経が乱れると、めまいだけでなく、だるさや頭痛、イライラなど、色々な不調が出てきやすくなります。

女性ホルモンのゆらぎも影響？

私たち女性は、生理周期や更年期など、ホルモンバランスが変わりやすい時期があります。女性ホルモンは、自律神経にも影響を与えるため、季節の変わり目の環境変化と重なると、めまいやふらつきを感じやすくなることがあると言われています。

東洋医学的に見ると…「風」のいたずらと、「肝」ちゃんの頑張りすぎ？

東洋医学では、季節の変わり目は「風（ふう）」という、変わりやすい自然のエネルギーが体に影響を与えやすいと考えます。

「風」は、私たちの頭や顔に影響が出やすく、スッキリとしたエネルギーの流れを邪魔して、めまいや頭痛を引き起こすことがあるんです。

そして、東洋医学でとても大切な「肝（かん）」という臓器は、血液を貯蔵したり、全身にスムーズに送ったりするだけでなく、自律神経や感情のバランスを整える、とっても働き者の臓器と考えられています。

ストレスや変化で、「肝」の気が流れにくく…

 季節の変わり目は、新しい生活が始まったり、環境が変わったりと、何かとストレスを感じやすい時期。ストレスが溜まると、「肝」のエネルギーの流れが滞ってしまいます。すると、イライラしたり、気分が落ち込んだりするだけでなく、エネルギーがうまく頭に上がらなくなり、めまいやふらつきを感じることがあるんです。

「肝」にためられた血液が不足すると…

 「肝」は、体に必要な血液を貯めておく役割もあります。でも、忙しい毎日や不規則な生活が続くと、「肝」に貯えられた血液が不足しがちに…。血液は、脳や目など、たくさんのエネルギーを使う場所に栄養を運ぶ役割があるので、不足すると、めまいや目の疲れ、かすみといった症状が出てくることがあります。

このように、季節の変わり目のめまいやふらつきは、西洋医学と東洋医学、それぞれの視点から見ても、変わりやすい環境と、それに一生懸命対応しようとする私たちの体の頑張りが関係していることがわかります。

次の項では、東洋医学で特に大切と考えられている「肝」が、なぜめまいやふらつきと深く関わっているのか、さらに詳しく見ていきましょう。

もしかしたら、あなたの「めまい・ふらつき」の陰には、「肝」からのSOSサインが隠されているかもしれませんよ。

どうして「めまい・ふらつき」は「肝」からのSOSサインなの？ ～東洋医学が考える、体全体のバランスと「肝」の役割～

東洋医学では、体は一つにつながったシステムとして捉えられ、それぞれの臓器は単独で働くのではなく、お互いに影響し合いながらバランスを保っています。

その中でも「肝（かん）」は、まるでオーケストラの指揮者のように、全身のエネルギーや血液の流れをスムーズにし、心と体の調和を保つ上で非常に重要な役割を担っていると考えられています。

「肝」は全身のエネルギーと血液の流れをスムーズにする司令塔

東洋医学でいう「肝」は、西洋医学的な肝臓の機能に加え、自律神経の働きや感情のコントロール、血液の貯蔵と全身への供給など、幅広い働きを担っています。

「気（き）」の流れを司る: 「気」は、生命活動の根源となるエネルギーです。「肝」は、この「気」が全身をスムーズに巡るように調整する役割を持っています。ストレスや季節の変わり目の変化などで「肝」の機能が滞ると、「気」の流れも悪くなり、頭部にうまくエネルギーが届かなくなることで、めまいや頭重感を感じることがあります。これは「肝気鬱結（かんきうっけつ）」と呼ばれる状態です。

血液を貯蔵し、全身に栄養を届ける: 「肝」は、「肝血（かんけつ）」と呼ばれる血液を貯蔵し、必要に応じて全身に供給する働きがあります。「肝血」が不足すると、特に脳や目といった血液を多く必要とする器官への栄養が行き届かなくなり、めまい、ふらつき、目の疲れ、視力低下などを引き起こしやすくなります。これが「肝血虚（かんけっきょ）」の状態です。

自律神経のバランスを調整する: 「肝」は、自律神経の働きとも深く関わっています。季節の変わり目の気圧や気温の急激な変化、精神的なストレスなどは、「肝」のバランスを乱し、自律神経の調整がうまくいかなくなることがあります。その結果、めまいやふらつきといった症状が現れることがあります。

感情のコントロール: 東洋医学では、怒りやイライラといった感情は「肝」と深く関連すると考えられています。ストレスが過剰にかかると、「肝」の機能が亢進し、「肝陽上亢（かんようじょうこう）」という状態になることがあります。これは、のぼせ、頭痛、イライラとともに、めまいを引き起こす要因となります。

季節の変わり目は「肝」にとって試練の時？

季節の変わり目は、気温や気圧の変動が大きく、私たちの体は常に変化に対応しようとします。これは、「肝」にとっても負担がかかりやすい時期と言えます。

「風邪（ふうじゃ）」の影響: 春に多い「風」の邪気は、変わりやすく、私たちの体に侵入しやすい性質を持ちます。「風邪」は、頭部に影響を与えやすく、「肝」のエネルギーの流れを乱すことで、めまいを引き起こすことがあります。

ストレスによる影響: 新しい生活が始まる春や、気候が不安定な秋は、精神的なストレスを感じやすい時期でもあります。ストレスは「肝」の「気」の流れを滞らせ、「肝気鬱結」を招き、めまいやふらつきの原因となることがあります。

このように、東洋医学では、「肝」は全身のエネルギーと血液の流れを司り、自律神経や感情のバランスを保つ上で中心的な役割を果たしていると考えられています。

季節の変わり目の様々な変化は、「肝」の機能に影響を与えやすく、そのバランスが崩れることで、「めまい」や「ふらつき」といったサインが現れることがあるのです。

東洋医学と鍼灸治療、その奥深い世界

～「肝」の不調からくる「めまい・ふらつき」への専門的アプローチ～

東洋医学において、「めまい・ふらつき」は単なる局所的な症状として捉えるのではなく、全身の「気・血・津液（しんえき）」のバランスの乱れ、特に「肝（かん）」の機能失調が深く関わっていると考えられます。

鍼灸治療は、その根本原因にアプローチし、自然治癒力を高めることで症状に寄り添い、体のバランスを整えることを目指します。

東洋医学における「肝」の多岐にわたる機能と「めまい・ふらつき」との関連

「肝」は、五臓（肝・心・脾・肺・腎）の中でも非常に重要な役割を担い、単に血液を貯蔵するだけでなく、以下のような多岐にわたる機能を通じて全身の調和を保っています。

1.   疏泄（そせつ）作用: 「肝」は、「気」の流れを全身にスムーズに行き渡らせる働き（疏泄作用）を持ちます。この疏泄作用が滞ると、「気滞（きたい）」が生じ、精神的な不安定や自律神経の乱れを引き起こし、頭部への清らかな「気」の上昇を阻害することで、めまいや頭重感の原因となります。

2.  蔵血（ぞうけつ）作用: 「肝」は、血液を貯蔵し、必要に応じて全身に供給する働き（蔵血作用）を持ちます。特に、夜間の休息時には血液を肝に貯蔵し、日中の活動時に全身へ供給します。「肝血虚（かんけっきょ）」の状態になると、脳や目といった血液を多く必要とする器官への栄養供給が不足し、めまい、ふらつき、視力低下、目の乾燥などを引き起こします。

3.  主筋（しゅきん）・主爪（しゅそう）作用: 「肝」は、筋肉や腱（筋）を栄養し、その機能を維持する働き（主筋作用）や、爪に栄養を与え、その状態を保つ働き（主爪作用）を持ちます。「肝血虚」が進行すると、筋肉の痙攣やこわばり、爪の脆弱化などが現れることがあり、全身のバランスを崩す要因となり、めまい感を助長することもあります。

4.  開竅于目（かいきょううもく）: 「肝」は、目に開竅すると言われ、目の機能と密接に関連しています。「肝血」の不足や「肝火上炎（かんかじょうえん）」（肝の熱が上に昇る状態）は、目の疲れ、かすみ、ドライアイ、そしてめまいといった視覚性の症状を引き起こすことがあります。

5.  情志（じょうし）との関連: 東洋医学では、感情は五臓と深く結びついており、特に怒りの感情は「肝」と関連が深いとされます。過度な怒りやストレスは、「肝気鬱結」や「肝陽上亢」を引き起こし、めまいの原因となることがあります。

鍼灸治療による「肝」へのアプローチ

鍼灸治療では、これらの「肝」の機能に着目し、全身の経絡の流れを調整することで、「肝」の失調を改善し、「めまい・ふらつき」の根本的な解決を目指します。

1.   経絡と経穴の選択: 患者さんの体質や症状を詳細に把握した上で、「肝経」をはじめ、関連する「胆経」「脾経」「腎経」「督脈」「任脈」などの経絡から適切な経穴を選択します。

肝経の要穴: 太衝（たいしょう）は、肝経の原穴（げんけつ）であり、気の流れを整え、精神安定作用や血流改善選ばれることがあります。行間（こうかん）は、肝火を鎮める作用があるとされ、イライラや目の充血を伴うめまいに用いられます。期門（きもん）は、肝の募穴であり、肝のエネルギーの調整に用いられます。

胆経の要穴: 懸顱（けんろ）や風池（ふうち）は、頭部の血流を改善し、めまいに用いられることがありますことがあります。陽陵泉（ようりょうせん）は、筋の緊張を緩め、全身のバランスを整える作用があります。

o   脾経・腎経の要穴: 「肝血虚」が原因と考えられる場合には、脾兪（ひゆ）や胃兪（いゆ）で消化吸収機能を高め、「気血」の生成を促したり、腎兪（じんゆ）や太谿（たいけい）で腎の精を補い、全身の根本的なエネルギーを高めたりする治療が行われます。

o   督脈・任脈の要穴: 百会（ひゃくえ）は、頭部の「気」の流れを整え、めまいに広く用いられます。気海（きかい）や関元（かんげん）は、全身のエネルギーを補い、体全体のバランスを整える選ばれることがあります。

2.  鍼灸手技の選択: 鍼の刺激方法（刺入の深さ、角度、時間、響かせ方など）やお灸の種類、温め方などを、患者さんの状態に合わせて細かく調整します。

o   補法（ほほう）と瀉法（しゃほう）: エネルギーが不足している状態（虚証）には、優しく穏やかな刺激でエネルギーを補う補法を、エネルギーが滞っていたり、過剰になっている状態（実証）には、強めの刺激で滞りを解消したり、過剰なエネルギーを鎮めたりする瀉法を用います。

o   灸法: 直接灸や間接灸など、様々な種類のお灸を使い分け、体を温め、「気血」の巡りを促進したり、不足したエネルギーを補ったりします。

鍼灸治療は、単に症状に対して穏やかに働きかけるだけでなく、全身のバランスを整え、人が本来持つ自然治癒力を高めることで、めまいやふらつきの根本的な改善を目指します。

五臓六腑の機能調整: 経絡を通じて五臓六腑の機能に働きかけ、それぞれの臓器が本来の働きを取り戻すよう促します。

「気・血・津液」の調整: 全身の「気・血・津液」の流れをスムーズにし、滞りや不足を解消することで、めまいやふらつきの原因となるアンバランスを是正します。

【女性専用】プライベート鍼灸サロンレディース鍼灸院てぃだ

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