夏なのに太っちゃう！？“夏太り”の原因と東洋医学的ケア

 梅雨が明けると本格的な暑い夏がやってきますね。

「夏は汗をかくし、食欲も落ちるから痩せるはず…」

と思っていたのに、なぜか体重が増えてしまった！

――そんな経験はありませんか？

実は、夏は意外と太りやすい季節。

本記事では「夏太り」の原因と効果的な対策を東洋医学の視点も交えて解説します。

原因リストと東洋医学セルフケアをわかりやすく解説。

冷え・むくみを防いで快適な夏を過ごすヒントをお届けします。

夏太りって何？なぜ起こるの？

夏太りとは、文字通り夏に体重が増えてしまう現象。

一般的には「夏痩せ」の方が馴染み深いかもしれませんが、

現代のライフスタイルでは夏太りに悩む女性が実はとても多いのです。

夏太りの5大原因｜女性が太る意外な落とし穴

1.   冷たいものの摂りすぎ
体を冷やしすぎると基礎代謝が低下し、脂肪を蓄えやすくなります。

2.  食欲不振による偏った食事
あっさりした麺類や甘い飲料ばかりで栄養バランスが崩れがち。

3.  活動量の低下
暑さで外出を避けると消費カロリーが激減します。

4.  睡眠不足・質の低下
寝苦しさはホルモンバランスを乱し、過食を招きやすくします。

5.  むくみ
冷房や冷たい飲料で水分代謝が乱れ、体重増加の一因に。

東洋医学では、夏太りは主に体内の「水（すい）」の

代謝異常が原因とされます。冷たいものを摂りすぎると

胃腸（東洋医学では 「脾（ひ）」）が冷えて機能が低下し、

水分がうまく処理されずに滞ります。

これが「水湿」や「水毒」と呼ばれる状態で、

むくみや重だるさを招きます。

また、汗でエネルギー（気）を消耗しやすくなる

「気虚（ききょ）」も夏太りを悪化させる要因です。

体を冷やしすぎない：温かい飲食をバランス良く取り入れる。

栄養バランスを整える：夏野菜やたんぱく質をしっかり摂取。

適度な運動：朝夕の散歩や室内ストレッチで消費カロリーアップ。

快眠環境の確保：寝具や室温を見直して質の高い睡眠を。

　利水作用：　きゅうり・冬瓜・はとむぎ　など

　“気”を補う食材：　山芋・鶏肉・うなぎ・かぼちゃ　など

温活：　薄手の腹巻・ぬるめの入浴　など

セルフケアのやり方（具体例）

温活ドリンク
しょうがスライス1枚＋はちみつ小さじ1をカップに入れ、80 ℃前後のお湯150 mLを注ぐ。朝一杯飲んで内側からぽかぽかに。（胃の弱い方は量を半分に）

腹巻＋湯たんぽでお腹温め
就寝30分前に電子レンジ用湯たんぽを40〜45 ℃に。薄手の腹巻の上、おへそ周りに乗せる。発汗しすぎない程度に15分。

室内でできる“ゆるエクササイズ”6ステップ

①  関節回し（首→手首→足首 各10回）：可動域を確認しながらゆっくり回す。

②  その場足踏み（20秒）：膝を軽く曲げリズミカルに動いて下半身の血流と体温をアップ。

③  肩回し＋肩甲骨寄せ（20秒）：肘を曲げて大きく前後。肩周りをほぐし上半身の可動域を確保。

④  壁プッシュアップ（5〜8回）：壁から一歩離れ、肘を曲げ伸ばし。上腕・胸・体幹を軽く刺激。

⑤  椅子座位ニーアップ（左右各5回）：椅子に浅く座り背筋を伸ばして片膝ずつゆっくり持ち上げ、腸腰筋・下腹部を活性。

⑥  深呼吸ストレッチ（30秒）：腕を頭上に伸ばし、鼻から吸って口から吐く深い呼吸を3〜4回。

※ 痛みや違和感があれば中止してください。

クールダウン入浴
38 〜 39 ℃のぬるめ湯に10分。上がった後は常温の白湯（さゆ）を一杯。発汗による水分・ミネラル喪失を補う。

陰陵泉（いんりょうせん）：膝下内側のくぼみ。むくみケアにおすすめ。
親指を縦に当て、心地よい強さで5秒押す→ゆっくり離す×5回

足三里（あしさんり）：膝下外側。胃腸の調子を整え、“気”を補う。
人差し指・中指で円を描くように30秒マッサージ

三陰交（さんいんこう）：内くるぶし上3〜4 cm。水分代謝を助ける。
親指で垂直に押し、深呼吸しながら5秒キープ×3回

　ポイント：ツボ押しは1日2〜3セット。痛みがあるときは無理せず中止してください。

【女性専用】プライベート鍼灸サロン
レディース鍼灸院 てぃだ
Web予約は24時間受付中 

夏太りは、冷たいものの摂りすぎや活動量の低下など、日常のちょっとした習慣が原因になることがほとんど。ご紹介したセルフケアを試しても変化を感じにくいときは、ぜひ当院にご相談ください。東洋医学の知恵と鍼灸の心地よさで、内側から巡りを整えるお手伝いをいたします。

夏なのに太っちゃう！？“夏太り”の原因と東洋医学的ケア

音声概要はこちら

ラジオ3333 

 梅雨が明けると本格的な暑い夏がやってきますね。

「夏は汗をかくし、食欲も落ちるから痩せるはず…」

と思っていたのに、なぜか体重が増えてしまった！

――そんな経験はありませんか？

実は、夏は意外と太りやすい季節。

本記事では「夏太り」の原因と効果的な対策を東洋医学の視点も交えて解説します。



夏太りに悩む女性必見！

原因リストと東洋医学セルフケアをわかりやすく解説。

冷え・むくみを防いで快適な夏を過ごすヒントをお届けします。



夏太りって何？なぜ起こるの？

夏太りとは、文字通り夏に体重が増えてしまう現象。

一般的には「夏痩せ」の方が馴染み深いかもしれませんが、

現代のライフスタイルでは夏太りに悩む女性が実はとても多いのです。



夏太りの5大原因｜女性が太る意外な落とし穴

1.   冷たいものの摂りすぎ
体を冷やしすぎると基礎代謝が低下し、脂肪を蓄えやすくなります。

2.  食欲不振による偏った食事
あっさりした麺類や甘い飲料ばかりで栄養バランスが崩れがち。

3.  活動量の低下
暑さで外出を避けると消費カロリーが激減します。

4.  睡眠不足・質の低下
寝苦しさはホルモンバランスを乱し、過食を招きやすくします。

5.  むくみ
冷房や冷たい飲料で水分代謝が乱れ、体重増加の一因に。



東洋医学から見た夏太り

東洋医学では、夏太りは主に体内の「水（すい）」の

代謝異常が原因とされます。冷たいものを摂りすぎると

胃腸（東洋医学では 「脾（ひ）」）が冷えて機能が低下し、

水分がうまく処理されずに滞ります。

これが「水湿」や「水毒」と呼ばれる状態で、

むくみや重だるさを招きます。

また、汗でエネルギー（気）を消耗しやすくなる

「気虚（ききょ）」も夏太りを悪化させる要因です。



夏太りを防ぐ効果的な対策

基本の対策

体を冷やしすぎない：温かい飲食をバランス良く取り入れる。

栄養バランスを整える：夏野菜やたんぱく質をしっかり摂取。

適度な運動：朝夕の散歩や室内ストレッチで消費カロリーアップ。

快眠環境の確保：寝具や室温を見直して質の高い睡眠を。

東洋医学的アプローチ

　利水作用：　きゅうり・冬瓜・はとむぎ　など

　“気”を補う食材：　山芋・鶏肉・うなぎ・かぼちゃ　など

温活：　薄手の腹巻・ぬるめの入浴　など

セルフケアのやり方（具体例）

温活ドリンク
しょうがスライス1枚＋はちみつ小さじ1をカップに入れ、80 ℃前後のお湯150 mLを注ぐ。朝一杯飲んで内側からぽかぽかに。（胃の弱い方は量を半分に）

腹巻＋湯たんぽでお腹温め
就寝30分前に電子レンジ用湯たんぽを40〜45 ℃に。薄手の腹巻の上、おへそ周りに乗せる。発汗しすぎない程度に15分。

室内でできる“ゆるエクササイズ”6ステップ

①  関節回し（首→手首→足首 各10回）：可動域を確認しながらゆっくり回す。

②  その場足踏み（20秒）：膝を軽く曲げリズミカルに動いて下半身の血流と体温をアップ。

③  肩回し＋肩甲骨寄せ（20秒）：肘を曲げて大きく前後。肩周りをほぐし上半身の可動域を確保。

④  壁プッシュアップ（5〜8回）：壁から一歩離れ、肘を曲げ伸ばし。上腕・胸・体幹を軽く刺激。

⑤  椅子座位ニーアップ（左右各5回）：椅子に浅く座り背筋を伸ばして片膝ずつゆっくり持ち上げ、腸腰筋・下腹部を活性。

⑥  深呼吸ストレッチ（30秒）：腕を頭上に伸ばし、鼻から吸って口から吐く深い呼吸を3〜4回。

※ 痛みや違和感があれば中止してください。

クールダウン入浴
38 〜 39 ℃のぬるめ湯に10分。上がった後は常温の白湯（さゆ）を一杯。発汗による水分・ミネラル喪失を補う。

手軽にできるツボ押し

陰陵泉（いんりょうせん）：膝下内側のくぼみ。むくみケアにおすすめ。
親指を縦に当て、心地よい強さで5秒押す→ゆっくり離す×5回

足三里（あしさんり）：膝下外側。胃腸の調子を整え、“気”を補う。
人差し指・中指で円を描くように30秒マッサージ

三陰交（さんいんこう）：内くるぶし上3〜4 cm。水分代謝を助ける。
親指で垂直に押し、深呼吸しながら5秒キープ×3回

　ポイント：ツボ押しは1日2〜3セット。痛みがあるときは無理せず中止してください。



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【女性専用】プライベート鍼灸サロン
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Web予約は24時間受付中 



夏太りは、冷たいものの摂りすぎや活動量の低下など、日常のちょっとした習慣が原因になることがほとんど。ご紹介したセルフケアを試しても変化を感じにくいときは、ぜひ当院にご相談ください。東洋医学の知恵と鍼灸の心地よさで、内側から巡りを整えるお手伝いをいたします。



【東京・中野】梅雨明けの猛暑で夏バテ？

～東洋医学で考える女性の「夏痩せ」対策～

 音声で概要をで聞く方はこちら

【猛暑で体調を崩していませんか？】

「食欲がない」「急に体重が減った」「なんとなく体調がすぐれない」──そんなお悩みを抱える女性が、今年も多く見られます。

東洋医学では、これらの不調は“脾胃（ひい）の弱り”によるものと考えます。

本記事では、東洋医学に基づいたセルフケアと養生法を、やさしくご紹介します。

連日の猛暑で「食欲がない」「急に体重が減った」「なんとなく体調がすぐれない」… 

このようなお悩みを抱える女性が、今年も多く見られます。

「痩せるなら嬉しい」と思われるかもしれませんが、夏の急激な体重減少は健康上のリスクを伴う場合があります。東洋医学では、このような夏の不調を「気・血・水」のバランスの乱れととらえ、健やかな体質づくりを目指します。

今回は、東洋医学の観点から夏バテ・夏痩せの考え方と対処法をご紹介いたします。

1. 東洋医学で考える夏バテ・夏痩せのメカニズム

3.   夏夏バテが長引く時のサイン：専門的なケアをご検討ください

１　東洋医学で考える夏バテ・夏痩せのメカニズム

 暑さが「脾胃」に与える影響

東洋医学では、夏の暑さが消化器系の働きを司る「脾胃（ひい）」を弱らせると考えられています。

冷房による冷えとのぼせの繰り返し

🔄 「気・血・水」のバランス失調

夏の体調不良は、体内の以下3つの要素のバランスが崩れることで起こるとされています：

女性は月経により定期的に「血」を失うため、夏の暑さで更に気血が消耗されると、以下のような症状が現れやすくなります：

1. 温性の飲み物で脾胃を温める

夏でも体を内側から温めることが、東洋医学では重要とされています。1日1,200〜1,500ml程度を目安に、常温〜温かい飲み物を意識的に摂りましょう。

レディース鍼灸院てぃだでおすすめするノンカフェインのお茶

■ 黒豆茶（平性〜温性）｜胃腸をいたわりたい方に

東洋医学的考え方： 脾胃を補い、むくみ・冷えを改善するとされています。腎を補う作用があり、体力の根本をサポート

味わい： 香ばしく飲みやすい。食欲不振時にも胃腸に負担をかけません

こんな方におすすめ： だるさ、むくみ、元気が出ない、手足の冷えが気になる方

■ グリーンルイボスティー（平性〜微涼性）｜夏の疲労回復に

東洋医学的考え方： 抗酸化作用が高く、夏の体に優しいお茶。平性により脾胃に負担をかけません

味わい： さっぱりとした味わいで、ノンカフェインのため妊娠中・授乳中の方にも安心

こんな方におすすめ： 暑さ疲れ、寝つきの悪さ、イライラ、夏バテ全般

■ ハイビスカス茶（涼性）｜暑気あたりに効果的

東洋医学的考え方： 「清熱・生津」の効能で、熱を下げ喉の渇きを潤すとされています。ただし、消化機能が弱い時は控えめに

味わい： 酸味のあるすっきりとした味わい。ビタミンCが豊富

こんな方におすすめ： 熱っぽさ、のどの渇き、日焼け後のケア、夏の暑気あたり

常温または人肌程度の温度で飲む

一度に大量ではなく、こまめに少しずつ

食前30分前に飲むと消化を助けるとされています

冷蔵庫から出したばかりの飲み物

2. 「気」を補う食材を取り入れる

山芋、さつまいも（消化を助ける）

鶏肉、卵（良質なたんぱく質で気を補う）

米、もち米（エネルギー源として）

なつめ、クコの実（血を補う）

生野菜や冷たい果物の過剰摂取

アイスクリームや冷たいデザート

3.  簡単なツボ押しで胃腸サポートのセルフケア

場所：膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下

効果：消化機能を整えるとされる

方法：親指で3秒間押して離すを5回繰り返す

場所：みぞおちとおへその中間

効果：胃の働きを助けるとされる

方法：両手のひらを重ねて優しく時計回りにマッサージ

なたの体質は？簡単チェックと養生法のヒント

以下の症状で最も多く当てはまるタイプがあなたの傾向です：

【気虚（エネルギー不足）タイプ】

□ 疲れやすく、朝起きるのがつらい

□ 食欲がわかない、少し食べただけで満腹になる

□ 声が小さくなりがち、話すのも疲れる

【東京・中野】梅雨明けの猛暑で夏バテ？

～東洋医学で考える女性の「夏痩せ」対策～

 音声で概要をで聞く方はこちら

ラジオ3333 

【猛暑で体調を崩していませんか？】

「食欲がない」「急に体重が減った」「なんとなく体調がすぐれない」──そんなお悩みを抱える女性が、今年も多く見られます。

東洋医学では、これらの不調は“脾胃（ひい）の弱り”によるものと考えます。

本記事では、東洋医学に基づいたセルフケアと養生法を、やさしくご紹介します。



連日の猛暑で「食欲がない」「急に体重が減った」「なんとなく体調がすぐれない」… 

このようなお悩みを抱える女性が、今年も多く見られます。



「痩せるなら嬉しい」と思われるかもしれませんが、夏の急激な体重減少は健康上のリスクを伴う場合があります。東洋医学では、このような夏の不調を「気・血・水」のバランスの乱れととらえ、健やかな体質づくりを目指します。



今回は、東洋医学の観点から夏バテ・夏痩せの考え方と対処法をご紹介いたします。



1. 東洋医学で考える夏バテ・夏痩せのメカニズム

2.   東洋医学的な夏の養生法

3.   夏夏バテが長引く時のサイン：専門的なケアをご検討ください

4.   よくあるご質問



１　東洋医学で考える夏バテ・夏痩せのメカニズム



 暑さが「脾胃」に与える影響

東洋医学では、夏の暑さが消化器系の働きを司る「脾胃（ひい）」を弱らせると考えられています。

脾胃が弱ると現れる症状：

食欲不振・消化不良

体重減少（筋肉量の低下）

疲労感・だるさ

冷房による冷えとのぼせの繰り返し

🔄 「気・血・水」のバランス失調

夏の体調不良は、体内の以下3つの要素のバランスが崩れることで起こるとされています：

■ 気（エネルギー）の不足

体力・免疫力の低下

消化機能の低下

■ 血（栄養・血液）の不足

栄養不足による体重減少

貧血気味になる

■ 水（体液）の偏在

汗のかきすぎによる脱水

冷房による冷えとむくみ

女性特有の「血」の不足

女性は月経により定期的に「血」を失うため、夏の暑さで更に気血が消耗されると、以下のような症状が現れやすくなります：

立ちくらみやめまい

肌の乾燥やくすみ

髪のパサつき

集中力の低下

情緒不安定



２　東洋医学的な夏の養生法

1. 温性の飲み物で脾胃を温める

夏でも体を内側から温めることが、東洋医学では重要とされています。1日1,200〜1,500ml程度を目安に、常温〜温かい飲み物を意識的に摂りましょう。

レディース鍼灸院てぃだでおすすめするノンカフェインのお茶

■ 黒豆茶（平性〜温性）｜胃腸をいたわりたい方に

東洋医学的考え方： 脾胃を補い、むくみ・冷えを改善するとされています。腎を補う作用があり、体力の根本をサポート

味わい： 香ばしく飲みやすい。食欲不振時にも胃腸に負担をかけません

こんな方におすすめ： だるさ、むくみ、元気が出ない、手足の冷えが気になる方

■ グリーンルイボスティー（平性〜微涼性）｜夏の疲労回復に

東洋医学的考え方： 抗酸化作用が高く、夏の体に優しいお茶。平性により脾胃に負担をかけません

味わい： さっぱりとした味わいで、ノンカフェインのため妊娠中・授乳中の方にも安心

こんな方におすすめ： 暑さ疲れ、寝つきの悪さ、イライラ、夏バテ全般

■ ハイビスカス茶（涼性）｜暑気あたりに効果的

東洋医学的考え方： 「清熱・生津」の効能で、熱を下げ喉の渇きを潤すとされています。ただし、消化機能が弱い時は控えめに

味わい： 酸味のあるすっきりとした味わい。ビタミンCが豊富

こんな方におすすめ： 熱っぽさ、のどの渇き、日焼け後のケア、夏の暑気あたり

飲み方のポイント：

常温または人肌程度の温度で飲む

一度に大量ではなく、こまめに少しずつ

食前30分前に飲むと消化を助けるとされています

避けたい飲み物：

氷の入った冷たい飲み物

冷蔵庫から出したばかりの飲み物

大量の水分摂取

2. 「気」を補う食材を取り入れる

脾胃を元気にする食材：

山芋、さつまいも（消化を助ける）

鶏肉、卵（良質なたんぱく質で気を補う）

米、もち米（エネルギー源として）

なつめ、クコの実（血を補う）

避けたい食材：

生野菜や冷たい果物の過剰摂取

アイスクリームや冷たいデザート

冷やし中華などの冷たい麺類

3.  簡単なツボ押しで胃腸サポートのセルフケア

足三里（あしさんり）

場所：膝のお皿の下、外側のくぼみから指4本分下

効果：消化機能を整えるとされる

方法：親指で3秒間押して離すを5回繰り返す

中脘（ちゅうかん）

場所：みぞおちとおへその中間

効果：胃の働きを助けるとされる

方法：両手のひらを重ねて優しく時計回りにマッサージ



なたの体質は？簡単チェックと養生法のヒント

🔍 簡単体質チェック

以下の症状で最も多く当てはまるタイプがあなたの傾向です：

【気虚（エネルギー不足）タイプ】

□ 疲れやすく、朝起きるのがつらい

□ 食欲がわかない、少し食べただけで満腹になる

□ 声が小さくなりがち、話すのも疲れる

□ 階段を上ると息切れする

□ 汗をかきやすい

【血虚（栄養不足）タイプ】

□ 顔色が悪い、青白い

□ 爪が割れやすい、髪が抜けやすい

□ 目が疲れやすい、かすむ

□ 立ちくらみがよくある

□ 夢をよく見る、眠りが浅い

【陰虚（潤い不足）タイプ】

□ のどが渇きやすい

□ 手のひら、足の裏がほてる

□ 便秘気味

□ 皮膚が乾燥しやすい

□ イライラしやすい

体質別対策法

🔸 【気虚（エネルギー不足）タイプ】の方へ

無理をせず、十分な休息を取る

消化の良い温かい食事を少量ずつ

軽い運動（散歩程度）で気の流れを促進

早寝早起きで生活リズムを整える

🔸 【血虚（栄養不足）タイプ】の方へ

鉄分豊富な食材を意識的に（小松菜、ひじき、レバー）

良質なタンパク質をしっかり摂る（豆腐、卵、魚類）

夜22時には就寝し、良質な睡眠を確保

目を酷使しすぎないよう適度な休憩を

🔸 【陰虚（潤い不足）タイプ】の方へ

潤いを補う食材を積極的に（白きくらげ、梨、きゅうり）

辛いもの、アルコールは控えめに

夜更かしは避け、23時には就寝

激しい運動よりもヨガやストレッチで心身を整える



３　夏バテが長引く時のサイン：専門的なケアをご検討ください

下記の症状が2週間以上続く場合は、体質的な改善が必要な可能性があります：

専門的なケアを検討したい症状

🔸 消化器系の不調が続く場合

食欲不振が2週間以上続く

体重が1ヶ月で3kg以上減少

胃もたれ、腹部膨満感が頻繁

🔸 全身の疲労感が改善しない場合

休息を取っても疲れが取れない

日常生活に支障をきたすほどのだるさ

朝起きるのが非常につらい

🔸 自律神経系の症状

睡眠の質が著しく低下

冷房の効いた場所で寒気が強い

感情の起伏が激しくなった



このような状態が続く場合は、無理せず病院や鍼灸院など専門的なケアをご検討ください。


【ご予約はこちら】

https://coubic.com/teeda-acu



４　よくあるご質問

Q. 夏バテと夏痩せの違いは何ですか？

A. 夏バテは暑さによる全身の不調（食欲不振、疲労感、だるさ）を指し、夏痩せはその結果として体重が減少することを指します。健康的な減量とは異なり、筋肉量の減少や栄養不足を伴う場合があるため注意が必要です。

Q: 冷たいものを完全にやめる必要がありますか？

A: 完全にやめる必要はありませんが、量と頻度を控えめにすることが大切です。どうしても冷たいものを摂る場合は、その後に温かいお茶を飲むなどして体を温めましょう。

Q: セルフケアで改善しない場合はどうすればよいですか？

A: セルフケアを2週間程度続けても症状が改善しない場合は、体質的な問題が関わっている可能性があります。当院では、東洋医学の観点からお一人お一人に合わせた体質ケアを行っております。なお、症状が強い場合や長引く場合は、医療機関での受診もご検討ください。

Q. 東洋医学的アプローチとは具体的にどのようなものですか？

A. 症状だけでなく、体質（証）を見極めて根本的な原因にアプローチする方法です。「気・血・水」のバランスを整えることで、体全体の調和を目指します。

Q. 鍼灸は痛くないですか？

A. 鍼灸で使用する鍼は髪の毛程度の細さで、多くの方が「思ったより痛くない」とおっしゃいます。お灸も心地よい温かさで、リラックスできる施術です。

Q. 施術を受ける時の服装は？

A. 当院では施術用の着替えをご用意しております。施術着にお着替えいただきますので、お仕事帰りにも安心してお越しいただけます。

Q. どのくらいで変化を感じられますか？

A. 個人差がありますが、多くの方が数回で体調の変化を実感されています。体質改善には時間がかかる場合もありますが、一人ひとりのペースに合わせてサポートいたします。



夏の不調は、東洋医学的には「脾胃の働きの低下」が主な原因と考えられています。急激な体重減少を「痩せて良かった」と捉えず、体からのSOSサインとして受け止めることが大切です。



今回ご紹介したセルフケアのポイント：

🍵 温性のお茶で体の内側から温める

🍽️ 気を補う食材を意識的に摂取

🫸 ツボ押しで胃腸の働きをサポート

📋 体質チェックで自分に合った対策を選択



これらを実践していただくことで、夏を健やかに過ごしていただけることと思います。

体調管理は一人ひとり異なるもの。「なんとなく調子が悪い」「いつもと違う」と感じた時は、お一人で悩まず、東洋医学の視点からのアプローチをご検討ください。



【女性専用】プライベート鍼灸サロン

レディース鍼灸院 てぃだ

東京都中野区中野3-30-12

【ご予約はこちら】

https://coubic.com/teeda-acu

初回の方には体質に合わせたご相談も承っております。



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梅雨型熱中症と鍼灸ケアのすすめ 

～湿気と上手に付き合うために～  



※効果には個人差があります。体調に不安がある場合は、医療機関での診察も併せてお受けください。

※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、特定の疾患の診断・治療を保証するものではありません。

【東京・中野】梅雨明けの猛暑で夏バテ？ ～東洋医学で考える女性の「夏痩せ」対策～

梅雨型熱中症と鍼灸ケアのすすめ ～湿気と上手に付き合うために～

梅雨時期の“隠れ熱中症”に注意

梅雨の時期、気温はそれほど高くなくても、体がだるい・食欲がない・頭が重い…そんな不調に心当たりはありませんか？それはもしかすると「梅雨型熱中症」かもしれません。

熱中症といえば炎天下で起こるイメージが強いですが、実は高温多湿な環境下であれば、真夏以外でも起こり得ます。特に湿度が高くなる梅雨は、体の熱がうまく放散されず、熱中症のリスクが高まるのです。

西洋医学の視点：湿度と体温調節のアンバランス

人の体は、汗をかくことで体内の熱を外へ逃がし、体温を調整する仕組みになっています。しかし、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもりやすくなります。

また梅雨は、まだ身体が夏の暑さに順応しきれていない時期でもあります。こうした条件が重なることで、梅雨型熱中症のリスクが高まります。

東洋医学の視点：「湿邪（しつじゃ）」と「脾（ひ）」の関係

東洋医学（とうよういがく）では、梅雨の不調を「湿邪（しつじゃ）」という邪気（じゃき）の影響ととらえます。湿邪（しつじゃ）は重く、粘り気があり、体の中に停滞しやすい特徴を持っています。

また、この時期は消化吸収を司る「脾（ひ）」の働きが落ちやすく、体内の水分代謝が滞ってしまいます。その結果、体に「湿（しつ）」がたまり、「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」の巡りが乱れ、むくみ・倦怠感・食欲不振などの症状が現れやすくなるのです。

梅雨型熱中症の予防には、適切な水分補給が欠かせません。

1日の目安は約2.0〜2.5リットル。飲み物として摂取するのは1.2〜1.5リットル、残りは食事から自然に摂れます。「喉が渇いた」と感じたときにはすでに脱水が進行している可能性があるため、1〜2時間おきにコップ1杯（150ml程度）をこまめに飲むことを心がけましょう。

東洋医学（とうよういがく）では、体にこもった「湿（しつ）」をさばくために、食養生（しょくようじょう）や薬膳（やくぜん）的な視点が活用されます。

※以下でご紹介するお茶はすべてノンカフェイン。安心して日常に取り入れていただけます。

● ハトムギ茶：利尿作用に優れ、「湿（しつ）」を体外へ排出しやすくします。体内の余分な水分によるむくみや、皮膚トラブルの緩和にも有効です。

● 黒豆茶：東洋医学では「腎（じん）」を補うとされ、血（けつ）の巡りを促進し、女性に多い東洋医学では“腎（じん）”を補うとされ、女性のセルフケアに用いられます。

● グリーンルイボスティー：ミネラルを豊富に含み、代謝や解毒（げどく）を助ける作用があるとされます。「気（き）」の巡りを整え、爽やかな飲み心地で、リラックスタイムにもおすすめです。

● ハイビスカスティー：肝（かん）に対応する酸味があり、すっきり爽やかな飲み心地。気（き）や血（けつ）の巡りを良くし、リフレッシュしたいときや、夕方のひと息タイムにもよく選ばれています。赤い色味と香りも気分転換にぴったり。外出後や夕方のリラックスタイムにも。

● 白湯：内臓をじんわり温め、脾（ひ）・胃（い）の働きを助けます。冷えや胃腸の不調がある方にとっては、代謝を助ける基本の養生飲料。

● 梅干し＋白湯：軽い塩分と酸味によって、肝（かん）をサポート。気分が落ち込んだときや、だるさを感じた朝におすすめです。

● 生姜湯：体を中から温める飲み物として親しまれています。

どのお茶も、冷やさず常温〜ぬるめで、こまめに摂るのが「脾（ひ）」の働きを守り、「湿（しつ）」の滞りを防ぐ養生のコツです。「五感」を通じたこうしたケアも、東洋医学では重要な自己調整とされています。

鍼灸（しんきゅう）で整える、梅雨時の体

鍼灸（しんきゅう）は、経絡（けいらく）や経穴（けいけつ）と呼ばれる体の“気（き）”の通り道やツボを刺激することで、自然治癒力を高め、体の巡りを整える療法です。

梅雨の時期には、体内に湿（しつ）がたまりやすく、「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」のバランスが崩れがちです。こうした不調を整えるためには、体質に応じたツボを的確に使うことが大切です。

日常生活に取り入れたいセルフケア

■ ツボ押しと台座灸（だいざきゅう）
セルフケアとしておすすめのツボは以下の通りです。押すだけでなく、台座灸（だいざきゅう）で温めるとより効果的です。

・足三里（あしさんり）：膝のお皿の下から指4本分下、すねの外側。脾（ひ）や胃（い）の働きを整え、疲労回復に。

・陰陵泉（いんりょうせん）：膝内側の骨のふちを指でなぞり、止まるくぼみ。湿（しつ）をさばき、水の巡りを助けます。

・豊隆（ほうりゅう）：膝と外くるぶしの中間点の外側。余分な湿（しつ）を手放したいときに用いられることがあります。

・合谷（ごうこく）：手の甲、親指と人差し指の骨が交わる場所。気のめぐりに関わるツボとして知られています。

・関元（かんげん）：おへそから指4本分下。元気を養う目的で使われることがあるツボです。

これらのツボは、指でやさしく3秒ずつ押し、ゆっくり離すを3〜5回繰り返しましょう。また、台座灸（だいざきゅう）を使うことで、より深部まで温まり、「冷え湿（ひえしつ）」によるだるさ・不調を改善する助けとなります。火を使うお灸は安全な場所・方法で行いましょう。

■梅雨に適した食材とその理由

体内に湿（しつ）をためこまないためには、食事がとても大切です。

● とうもろこし：利尿作用があり、「湿（しつ）」の滞りを防ぎます。甘味があり「脾（ひ）」を養うとされます。

● はとむぎ：余分な水分を体から排出する「健脾利水（けんぴりすい）」の代表食材。むくみや皮膚のトラブルに。

● しょうが・ねぎ：体を温め、「冷え湿（しつ）」を追い出す。胃腸の働きを助け、元気のもと「気（き）」を補います。

● 青じそ・みょうが：香りのある食材は「気（き）」の巡りを良くし、梅雨時の鬱々とした気分を和らげます。

● 梅干し：酸味は「肝（かん）」を助け、自律神経のバランスを整えます。唾液を促して胃腸にも優しい食材です。

● 小豆：利水作用があり、甘味で「脾（ひ）」の働きを助けます。

●香味野菜（しそ・しょうが・みょうが）：気（き）の巡りを活性化し、だるさや気分の重さを軽減

食材は「温かく調理」するのが基本。冷たい飲み物・生もの・脂っこい食事は「脾（ひ）」を傷め、湿（しつ）の原因になります。

● 湿気を逃がす：朝夕に窓を開けて風を通す、除湿器・炭・新聞紙などで湿気を吸収する。

● 湯船に浸かる：シャワーだけで済まさず、ぬるめのお湯（38～40℃）で15分程度の入浴を。

● 睡眠時間を確保：「脾（ひ）」は過労と睡眠不足に弱く、養生の基本は“休む”こと。

● 深呼吸と軽い運動：「気（き）」の巡りを整える基本は呼吸。朝のラジオ体操や散歩もおすすめ。

● 着衣の工夫：汗がこもらない通気性の良い素材で、下半身の冷えを避ける。

気候によって崩れやすい「気（き）・血（けつ）・水（すい）」のバランスを、暮らしの中で少しずつ整えることが、東洋医学（とうよういがく）的な健康維持の鍵です。

アロマ（精油）を使ったセルフケア

● ヒノキ：東洋的な森林の香り。「腎（じん）」を補い、深いリラックスと冷え対策に。

● シダーウッド：鎮静作用があり、気分が沈みがちな梅雨に心を落ち着けてくれます。

● ペパーミント：気（き）の巡りを促し、頭の重だるさや眠気、集中力低下に。

● ゼラニウム：ホルモンバランスの乱れに優しく働きかけ、心と体の調和を整えます。

● ラベンダー：睡眠の質を高め、緊張感やストレスをやわらげます。

アロマディフューザーや湯船、ティッシュに垂らして香るだけでもOK。香りは「気（き）」に直接働きかけるとされる、東洋医学的にも理にかなったセルフケアです。

湿（しつ）をためない、整った毎日へ

東洋医学では、「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」のバランスが整っていることが健康の基本とされています。梅雨型熱中症の背景には、このバランスの乱れ、とくに湿（しつ）の滞りが関わっていることが多いのです。

日々のセルフケアで、自分の身体の声に耳を傾け、優しく整える時間を取り入れてみませんか？少しの意識と工夫で、心と体はきっと軽くなります。『レディース鍼灸院 てぃだ』は、そんな毎日をそっと支える場所でありたいと願っています。

▶ 初回限定【フェムケア鍼灸（総合）】体験メニュー 

https://coubic.com/teeda-acu/3537292#pageContent

女性の皆様へ
日々の家事や育児、学校やお勤めなどで、体の疲れや不調を感じることはありませんか？ 
鍼灸治療は、そんな女性の皆様の強い味方になるかもしれません。 
体のバランスを整え、心身ともに健康な毎日を送りましょう。 

鍼灸治療を受けるときの注意点
鍼灸治療を受ける時は、必ず鍼灸の国家資格者がいる鍼灸院などに相談しましょう。 
妊産婦の方は主治医に確認してから鍼灸治療を受けましょう。 
鍼灸治療は、病院での治療や医師の診断に代わるものではありません。必要に応じて病院の治療も併用して受けましょう。


女性のお悩みは人それぞれです。症状も原因も違うので、自分に合った治療法を見つけることが大切です。 
つらい時は、我慢せずに、お近くの病院の先生や鍼灸師さんなどに相談してみてください。

レディース鍼灸院 てぃだ のご案内
『レディース鍼灸院 てぃだ』は女性専用の鍼灸院です。 
在籍する鍼灸師は全員が国家資格の保有者です。 
場所は中野駅に近く、徒歩６～７分です。 
完全予約制なので他の方と顔を合わせることもありません。 
当院で使用する鍼は、すべて滅菌済みのディスポ鍼です。 

お一人おひとりの「今の体」に丁寧に向き合いながら、こころと体の両面からサポートいたします。


お近くに鍼灸院が見付からないときには、当院までお気軽にご相談ください。

〜梅雨の心身の不調を乗り越えるセルフケアと鍼灸〜 



フレンドリー鍼灸院として
『レディース鍼灸院 てぃだ』は「フレンドリー鍼灸院」の登録をしています。 
鍼灸師や鍼灸学校在学生なども welcome です！ 
特に鍼灸学校在学生はいつも学生割引価格です。 
※予約時に「学校名」「専攻名」「学年」を書いてください。 
※当日は有効な学生証をお持ちください。 
※ご提示がない場合は一般料金をいただきます。



【女性専用】プライベート鍼灸サロン

中野駅徒歩6分。完全予約制の静かな鍼灸院です。

東洋医学で、女性の不調にやさしく寄り添います。

梅雨型熱中症と鍼灸ケアのすすめ ～湿気と上手に付き合うために～



梅雨時期の“隠れ熱中症”に注意

梅雨の時期、気温はそれほど高くなくても、体がだるい・食欲がない・頭が重い…そんな不調に心当たりはありませんか？それはもしかすると「梅雨型熱中症」かもしれません。

熱中症といえば炎天下で起こるイメージが強いですが、実は高温多湿な環境下であれば、真夏以外でも起こり得ます。特に湿度が高くなる梅雨は、体の熱がうまく放散されず、熱中症のリスクが高まるのです。



西洋医学の視点：湿度と体温調節のアンバランス

人の体は、汗をかくことで体内の熱を外へ逃がし、体温を調整する仕組みになっています。しかし、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもりやすくなります。

また梅雨は、まだ身体が夏の暑さに順応しきれていない時期でもあります。こうした条件が重なることで、梅雨型熱中症のリスクが高まります。



東洋医学の視点：「湿邪（しつじゃ）」と「脾（ひ）」の関係

東洋医学（とうよういがく）では、梅雨の不調を「湿邪（しつじゃ）」という邪気（じゃき）の影響ととらえます。湿邪（しつじゃ）は重く、粘り気があり、体の中に停滞しやすい特徴を持っています。

また、この時期は消化吸収を司る「脾（ひ）」の働きが落ちやすく、体内の水分代謝が滞ってしまいます。その結果、体に「湿（しつ）」がたまり、「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」の巡りが乱れ、むくみ・倦怠感・食欲不振などの症状が現れやすくなるのです。



水分補給はどれくらい必要？

梅雨型熱中症の予防には、適切な水分補給が欠かせません。

1日の目安は約2.0〜2.5リットル。飲み物として摂取するのは1.2〜1.5リットル、残りは食事から自然に摂れます。「喉が渇いた」と感じたときにはすでに脱水が進行している可能性があるため、1〜2時間おきにコップ1杯（150ml程度）をこまめに飲むことを心がけましょう。



梅雨におすすめのお茶と効能

東洋医学（とうよういがく）では、体にこもった「湿（しつ）」をさばくために、食養生（しょくようじょう）や薬膳（やくぜん）的な視点が活用されます。

※以下でご紹介するお茶はすべてノンカフェイン。安心して日常に取り入れていただけます。



● ハトムギ茶：利尿作用に優れ、「湿（しつ）」を体外へ排出しやすくします。体内の余分な水分によるむくみや、皮膚トラブルの緩和にも有効です。

● 黒豆茶：東洋医学では「腎（じん）」を補うとされ、血（けつ）の巡りを促進し、女性に多い東洋医学では“腎（じん）”を補うとされ、女性のセルフケアに用いられます。

● グリーンルイボスティー：ミネラルを豊富に含み、代謝や解毒（げどく）を助ける作用があるとされます。「気（き）」の巡りを整え、爽やかな飲み心地で、リラックスタイムにもおすすめです。

● ハイビスカスティー：肝（かん）に対応する酸味があり、すっきり爽やかな飲み心地。気（き）や血（けつ）の巡りを良くし、リフレッシュしたいときや、夕方のひと息タイムにもよく選ばれています。赤い色味と香りも気分転換にぴったり。外出後や夕方のリラックスタイムにも。

● 白湯：内臓をじんわり温め、脾（ひ）・胃（い）の働きを助けます。冷えや胃腸の不調がある方にとっては、代謝を助ける基本の養生飲料。

● 梅干し＋白湯：軽い塩分と酸味によって、肝（かん）をサポート。気分が落ち込んだときや、だるさを感じた朝におすすめです。

● 生姜湯：体を中から温める飲み物として親しまれています。



どのお茶も、冷やさず常温〜ぬるめで、こまめに摂るのが「脾（ひ）」の働きを守り、「湿（しつ）」の滞りを防ぐ養生のコツです。「五感」を通じたこうしたケアも、東洋医学では重要な自己調整とされています。



鍼灸（しんきゅう）で整える、梅雨時の体

鍼灸（しんきゅう）は、経絡（けいらく）や経穴（けいけつ）と呼ばれる体の“気（き）”の通り道やツボを刺激することで、自然治癒力を高め、体の巡りを整える療法です。



梅雨の時期には、体内に湿（しつ）がたまりやすく、「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」のバランスが崩れがちです。こうした不調を整えるためには、体質に応じたツボを的確に使うことが大切です。

日常生活に取り入れたいセルフケア

■ ツボ押しと台座灸（だいざきゅう）
セルフケアとしておすすめのツボは以下の通りです。押すだけでなく、台座灸（だいざきゅう）で温めるとより効果的です。



・足三里（あしさんり）：膝のお皿の下から指4本分下、すねの外側。脾（ひ）や胃（い）の働きを整え、疲労回復に。

・陰陵泉（いんりょうせん）：膝内側の骨のふちを指でなぞり、止まるくぼみ。湿（しつ）をさばき、水の巡りを助けます。

・豊隆（ほうりゅう）：膝と外くるぶしの中間点の外側。余分な湿（しつ）を手放したいときに用いられることがあります。

・合谷（ごうこく）：手の甲、親指と人差し指の骨が交わる場所。気のめぐりに関わるツボとして知られています。

・関元（かんげん）：おへそから指4本分下。元気を養う目的で使われることがあるツボです。



これらのツボは、指でやさしく3秒ずつ押し、ゆっくり離すを3〜5回繰り返しましょう。また、台座灸（だいざきゅう）を使うことで、より深部まで温まり、「冷え湿（ひえしつ）」によるだるさ・不調を改善する助けとなります。火を使うお灸は安全な場所・方法で行いましょう。



食養生（しょくようじょう）

■梅雨に適した食材とその理由

体内に湿（しつ）をためこまないためには、食事がとても大切です。

● とうもろこし：利尿作用があり、「湿（しつ）」の滞りを防ぎます。甘味があり「脾（ひ）」を養うとされます。

● はとむぎ：余分な水分を体から排出する「健脾利水（けんぴりすい）」の代表食材。むくみや皮膚のトラブルに。

● しょうが・ねぎ：体を温め、「冷え湿（しつ）」を追い出す。胃腸の働きを助け、元気のもと「気（き）」を補います。

● 青じそ・みょうが：香りのある食材は「気（き）」の巡りを良くし、梅雨時の鬱々とした気分を和らげます。

● 梅干し：酸味は「肝（かん）」を助け、自律神経のバランスを整えます。唾液を促して胃腸にも優しい食材です。

● 小豆：利水作用があり、甘味で「脾（ひ）」の働きを助けます。

●香味野菜（しそ・しょうが・みょうが）：気（き）の巡りを活性化し、だるさや気分の重さを軽減



食材は「温かく調理」するのが基本。冷たい飲み物・生もの・脂っこい食事は「脾（ひ）」を傷め、湿（しつ）の原因になります。



暮らしの中でできる対策

● 湿気を逃がす：朝夕に窓を開けて風を通す、除湿器・炭・新聞紙などで湿気を吸収する。

● 湯船に浸かる：シャワーだけで済まさず、ぬるめのお湯（38～40℃）で15分程度の入浴を。

● 睡眠時間を確保：「脾（ひ）」は過労と睡眠不足に弱く、養生の基本は“休む”こと。

● 深呼吸と軽い運動：「気（き）」の巡りを整える基本は呼吸。朝のラジオ体操や散歩もおすすめ。

● 着衣の工夫：汗がこもらない通気性の良い素材で、下半身の冷えを避ける。



気候によって崩れやすい「気（き）・血（けつ）・水（すい）」のバランスを、暮らしの中で少しずつ整えることが、東洋医学（とうよういがく）的な健康維持の鍵です。



アロマ（精油）を使ったセルフケア

● ヒノキ：東洋的な森林の香り。「腎（じん）」を補い、深いリラックスと冷え対策に。

● シダーウッド：鎮静作用があり、気分が沈みがちな梅雨に心を落ち着けてくれます。

● ペパーミント：気（き）の巡りを促し、頭の重だるさや眠気、集中力低下に。

● ゼラニウム：ホルモンバランスの乱れに優しく働きかけ、心と体の調和を整えます。

● ラベンダー：睡眠の質を高め、緊張感やストレスをやわらげます。



アロマディフューザーや湯船、ティッシュに垂らして香るだけでもOK。香りは「気（き）」に直接働きかけるとされる、東洋医学的にも理にかなったセルフケアです。



湿（しつ）をためない、整った毎日へ

東洋医学では、「気（き）」「血（けつ）」「水（すい）」のバランスが整っていることが健康の基本とされています。梅雨型熱中症の背景には、このバランスの乱れ、とくに湿（しつ）の滞りが関わっていることが多いのです。

日々のセルフケアで、自分の身体の声に耳を傾け、優しく整える時間を取り入れてみませんか？少しの意識と工夫で、心と体はきっと軽くなります。『レディース鍼灸院 てぃだ』は、そんな毎日をそっと支える場所でありたいと願っています。



 📅 ご予約はこちらから 

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女性の皆様へ
日々の家事や育児、学校やお勤めなどで、体の疲れや不調を感じることはありませんか？ 
鍼灸治療は、そんな女性の皆様の強い味方になるかもしれません。 
体のバランスを整え、心身ともに健康な毎日を送りましょう。 

鍼灸治療を受けるときの注意点
鍼灸治療を受ける時は、必ず鍼灸の国家資格者がいる鍼灸院などに相談しましょう。 
妊産婦の方は主治医に確認してから鍼灸治療を受けましょう。 
鍼灸治療は、病院での治療や医師の診断に代わるものではありません。必要に応じて病院の治療も併用して受けましょう。


女性のお悩みは人それぞれです。症状も原因も違うので、自分に合った治療法を見つけることが大切です。 
つらい時は、我慢せずに、お近くの病院の先生や鍼灸師さんなどに相談してみてください。

レディース鍼灸院 てぃだ のご案内
『レディース鍼灸院 てぃだ』は女性専用の鍼灸院です。 
在籍する鍼灸師は全員が国家資格の保有者です。 
場所は中野駅に近く、徒歩６～７分です。 
完全予約制なので他の方と顔を合わせることもありません。 
当院で使用する鍼は、すべて滅菌済みのディスポ鍼です。 

お一人おひとりの「今の体」に丁寧に向き合いながら、こころと体の両面からサポートいたします。


お近くに鍼灸院が見付からないときには、当院までお気軽にご相談ください。



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それ、六月病かも？ 

〜梅雨の心身の不調を乗り越えるセルフケアと鍼灸〜 



フレンドリー鍼灸院として
『レディース鍼灸院 てぃだ』は「フレンドリー鍼灸院」の登録をしています。 
鍼灸師や鍼灸学校在学生なども welcome です！ 
特に鍼灸学校在学生はいつも学生割引価格です。 
※予約時に「学校名」「専攻名」「学年」を書いてください。 
※当日は有効な学生証をお持ちください。 
※ご提示がない場合は一般料金をいただきます。



【女性専用】プライベート鍼灸サロン

レディース鍼灸院 てぃだ

中野駅徒歩6分。完全予約制の静かな鍼灸院です。

東洋医学で、女性の不調にやさしく寄り添います。



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それ、六月病かも？
〜梅雨の心身の不調を乗り越えるセルフケアと鍼灸〜

梅雨時期の不調、感じていませんか？

6月は、新生活に慣れてきた頃。しかし、梅雨のどんよりとした空気の中で「最近なんだか気分が上がらない」「体が重い」と感じることはありませんか？それはもしかすると、「六月病」のサインかもしれません。

「五月病」はよく知られていますが、最近では、その延長線上にある「六月病」という言葉も耳にするようになりました。本記事では、六月病の特徴や東洋医学的な視点からの原因を紐解き、心身を整えるためのセルフケア方法をご紹介します。さらに、鍼灸を活用したサポートについても丁寧に解説しますので、「最近、なんとなく調子が悪い…」と感じている方はぜひ参考にしてください。

こんな症状が続いていませんか？

✅ 梅雨の時期になると体が重だるく感じる
✅ 気分がすっきりしない・疲れが取れない
✅ 五月病は乗り越えたはずなのに、なんとなく調子が悪い
✅ 自律神経の乱れを感じるが、どうケアすればよいかわからない
✅ 鍼灸で体調を整えたいと考えている
✅ 新しい環境や役割の変化で心身の疲れを感じている

「もしかして、私も…？」と思った方は、この季節特有の不調に対応するための方法を知り、対策を取ることで、より快適に過ごせるかもしれません。

「六月病」ってなに？ — 特徴と背景、見過ごされがちな症状

六月病は医学的な正式名称ではありませんが、ストレスや環境適応の疲れが原因で、働く女性や学生だけでなく、セカンドライフ世代の方々にも影響がある心身の不調を表す言葉です。

＜五月病との違い＞
五月病は、新しい環境に適応する過程で急激なストレスがかかり、短期間で現れる不調が中心。
六月病は、「我慢して頑張ってきたけど、そろそろ限界」という慢性的な疲労が表面化した状態を指します。梅雨の気候も影響し、自律神経の乱れが強まる傾向があります。

＜主な症状＞
✅ 朝起きるのがつらい、体がだるい、慢性的な疲労感
✅ 無気力、やる気が出ない、集中力や思考力の低下
✅ 漠然とした不安感、焦燥感、イライラ
✅ 頭が重い、ぼーっとする、めまい
✅ 不眠（寝つきが悪い、中途覚醒）、寝ても疲れが取れない
✅ 食欲不振、胃の不調、吐き気
✅ 肩こり、首こり、腰痛などの身体的な痛み

「なんとなく不調が続いている」「でも病院に行くほどではない」と感じる場合は、ストレスや疲労が蓄積しているサインかもしれません。早めのケアが大切ですし、無理せず休むことも重要です。

原因は「がんばりすぎ」と「湿（しつ）」— 東洋医学が語る心身のメカニズム

東洋医学では、六月病のような梅雨時期の体調不良は、外からの要因である「湿邪（しつじゃ）」と、体内の「気（き）・血（けつ）・水（すい）」のバランスの乱れが関係していると考えます。

＜湿邪の影響＞
梅雨の湿気は、体内の水の巡りを滞らせる「湿邪」となり、むくみやすい、頭重感がある、胃腸が弱るといった症状を引き起こします。

＜気の滞りとこころの疲れ＞
特に真面目で頑張り屋さんの方に多いのが、「気の巡り」が滞るケースです。ストレスが続くと「肝（かん）」の働きが低下し、イライラや憂鬱、不眠などが現れます。

今日からできる！セルフケアと鍼灸のすすめ

＜質の良い睡眠を意識する＞
✅ ぬるめのお湯（38〜40℃）にゆったり浸かる
✅ 部屋を暗くし、スマホ・PCの使用を控える
✅ 休日もできるだけ決まった時間に起きる

＜食事で体の中から整える＞
✅ 生姜・ネギ・ニラなど体を温める食材を活用
✅ 胃腸に優しい、消化に良いものを選ぶ

＜心身をゆるめるリフレッシュ法＞
✅ 軽い運動やストレッチで気の巡りを促す
✅ マインドフルネス・深呼吸で心を落ち着かせる
✅ 好きなことに没頭する時間を作る

鍼灸でこころとからだを調える

「レディース鍼灸院 てぃだ」では、お一人おひとりの心身の状態を東洋医学的視点から見立て、気・血・水の巡りを整える施術を行っています。

＜梅雨時期におすすめの施術ポイント＞
✅ 頭の重さ・不眠に → 百会（ひゃくえ）・神門（しんもん）
✅ 胃腸の調子に → 足三里（あしさんり）・中脘（ちゅうかん）
✅ 気分の落ち込みに → 太衝（たいしょう）・内関（ないかん）

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ご予約と事前決済について
• 当院は、完全予約制のレディース鍼灸サロンです。
• 当日予約OK（3時間前まで受付）です。
• ご予約はWebから24時間受付（急な不調の際もお気軽に）。
• 恐れ入りますが、現地決済は現金のみとさせていただきます。予めご了承ください。
皆さまに安心して施術を受けていただけるよう、当院からのご案内です。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

「話すことで解決する」方法もあれば、「からだを通して癒す」方法もあります。
梅雨時期のモヤモヤも、決して「あなたが弱いから」ではありません。
東洋医学の視点から、あなたの“こころとからだ”にそっと寄り添います。
まずは、お気軽にご予約くださいね。

それ、六月病かも？
〜梅雨の心身の不調を乗り越えるセルフケアと鍼灸〜

梅雨時期の不調、感じていませんか？

6月は、新生活に慣れてきた頃。しかし、梅雨のどんよりとした空気の中で「最近なんだか気分が上がらない」「体が重い」と感じることはありませんか？それはもしかすると、「六月病」のサインかもしれません。

「五月病」はよく知られていますが、最近では、その延長線上にある「六月病」という言葉も耳にするようになりました。本記事では、六月病の特徴や東洋医学的な視点からの原因を紐解き、心身を整えるためのセルフケア方法をご紹介します。さらに、鍼灸を活用したサポートについても丁寧に解説しますので、「最近、なんとなく調子が悪い…」と感じている方はぜひ参考にしてください。

こんな症状が続いていませんか？

✅ 梅雨の時期になると体が重だるく感じる
✅ 気分がすっきりしない・疲れが取れない
✅ 五月病は乗り越えたはずなのに、なんとなく調子が悪い
✅ 自律神経の乱れを感じるが、どうケアすればよいかわからない
✅ 鍼灸で体調を整えたいと考えている
✅ 新しい環境や役割の変化で心身の疲れを感じている

「もしかして、私も…？」と思った方は、この季節特有の不調に対応するための方法を知り、対策を取ることで、より快適に過ごせるかもしれません。

「六月病」ってなに？ — 特徴と背景、見過ごされがちな症状

六月病は医学的な正式名称ではありませんが、ストレスや環境適応の疲れが原因で、働く女性や学生だけでなく、セカンドライフ世代の方々にも影響がある心身の不調を表す言葉です。

＜五月病との違い＞
五月病は、新しい環境に適応する過程で急激なストレスがかかり、短期間で現れる不調が中心。
六月病は、「我慢して頑張ってきたけど、そろそろ限界」という慢性的な疲労が表面化した状態を指します。梅雨の気候も影響し、自律神経の乱れが強まる傾向があります。

＜主な症状＞
✅ 朝起きるのがつらい、体がだるい、慢性的な疲労感
✅ 無気力、やる気が出ない、集中力や思考力の低下
✅ 漠然とした不安感、焦燥感、イライラ
✅ 頭が重い、ぼーっとする、めまい
✅ 不眠（寝つきが悪い、中途覚醒）、寝ても疲れが取れない
✅ 食欲不振、胃の不調、吐き気
✅ 肩こり、首こり、腰痛などの身体的な痛み

「なんとなく不調が続いている」「でも病院に行くほどではない」と感じる場合は、ストレスや疲労が蓄積しているサインかもしれません。早めのケアが大切ですし、無理せず休むことも重要です。

原因は「がんばりすぎ」と「湿（しつ）」— 東洋医学が語る心身のメカニズム

東洋医学では、六月病のような梅雨時期の体調不良は、外からの要因である「湿邪（しつじゃ）」と、体内の「気（き）・血（けつ）・水（すい）」のバランスの乱れが関係していると考えます。

＜湿邪の影響＞
梅雨の湿気は、体内の水の巡りを滞らせる「湿邪」となり、むくみやすい、頭重感がある、胃腸が弱るといった症状を引き起こします。

＜気の滞りとこころの疲れ＞
特に真面目で頑張り屋さんの方に多いのが、「気の巡り」が滞るケースです。ストレスが続くと「肝（かん）」の働きが低下し、イライラや憂鬱、不眠などが現れます。

今日からできる！セルフケアと鍼灸のすすめ

＜質の良い睡眠を意識する＞
✅ ぬるめのお湯（38〜40℃）にゆったり浸かる
✅ 部屋を暗くし、スマホ・PCの使用を控える
✅ 休日もできるだけ決まった時間に起きる

＜食事で体の中から整える＞
✅ 生姜・ネギ・ニラなど体を温める食材を活用
✅ 胃腸に優しい、消化に良いものを選ぶ

＜心身をゆるめるリフレッシュ法＞
✅ 軽い運動やストレッチで気の巡りを促す
✅ マインドフルネス・深呼吸で心を落ち着かせる
✅ 好きなことに没頭する時間を作る

鍼灸でこころとからだを調える

「レディース鍼灸院 てぃだ」では、お一人おひとりの心身の状態を東洋医学的視点から見立て、気・血・水の巡りを整える施術を行っています。

＜梅雨時期におすすめの施術ポイント＞
✅ 頭の重さ・不眠に → 百会（ひゃくえ）・神門（しんもん）
✅ 胃腸の調子に → 足三里（あしさんり）・中脘（ちゅうかん）
✅ 気分の落ち込みに → 太衝（たいしょう）・内関（ないかん）



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ご予約と事前決済について
• 当院は、完全予約制のレディース鍼灸サロンです。
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