【女性専用】プライベート鍼灸サロン　レディース鍼灸院　てぃだ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたの“かかりつけ”鍼灸サロンへようこそ♪

「肩こりがつらい…」「最近眠りが浅い」
「ホルモンバランスが乱れがち」──
そんな女性ならではのお悩みはありませんか？

レディース鍼灸院　てぃだでは、国家資格をもつ鍼灸師が
フェイスラインケアから睡眠調律、
ホルモンバランスサポートまで
あなたの状態に合わせたオーダーメイド施術をご提供します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌸《サポート施術》付きプランのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本プランには “支援金 5,500 円” が含まれています。  
その全額を、経済的・家庭的事情で通院が難しい女性の
《サポート施術》へ充当いたします。  
残りの費用は当院が負担し、真心を込めて施術いたします。

私たちは、すべての女性が心とからだを整え、
凛とした笑顔で毎日を過ごせる社会を願っています。  
しかし現実には、その第一歩さえ踏み出せない方も
少なくありません。

このプランをお選びいただくことで、
あなたのご厚志が “見えない誰かの安心と希望” へと姿を変えます。  
活動の様子やサポート施術を受けた方の声は、
Google ビジネスプロフィールと公式ブログで
共有いたします。

🌿 あなたの思いやりが、静かに、確かに、誰かの未来を支えます。  
あたたかなご支援に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。  

―――　あなたの想いと真心を、確かな施術としてお届けします　―――

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌿 その日の状態に合わせたオーダーメイド施術で、心も体もじっくりケア  
🛏 完全予約制──あなたのためだけのリラックス空間  
🚃 駅近６分。雨の日でもアーケードを抜けて快適アクセス  
💳 オンライン事前決済で待ち時間ゼロ、スムーズに施術開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《こんな方におすすめ》
✔ 慢性的な肩こり・眼精疲労をスッキリさせたい  
✔ 冷えやむくみを軽やかな体へ整えたい  
✔ 自然な方法で眠りを深めたい  
✔ 月経期や産後のコンディションを整えたい  
✔ 日常のストレスから解放され、深くリラックスしたい  

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📞 ご相談・お問い合わせはこちら  
https://coubic.com/teeda-acu/contact
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

💆‍♀️ 施術を受けた方のお声  
「肩が軽くなった感じがする」
「目の奥の疲れがスッキリした」
「深く眠れるようになり、朝スッキリ目覚められた」
など、多くの方からのお声をいただいています。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📅 ご予約は下記ボタンから〈事前決済で待ち時間ゼロ〉  
▶ ご予約はこちら  
https://coubic.com/teeda-acu/booking_pages#pageContent
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【よくあるご質問】

Q: 鍼灸施術は痛いですか？
A: 当院で使用する鍼は極細のため、痛みを感じにくいよう配慮しています。
施術中も状態を確認しながら進めますので、ご安心ください。

Q: 初めてですが、何か準備は必要ですか？
A: 特に準備は不要です。
施術時には専用の患者着に着替えていただくため、普段着のままお越しいただけます。

Q: 生理中でも施術を受けられますか？
A: はい、生理中でも安心して施術を受けていただけます。

Q: 予約方法を教えてください。
A: 当院は完全予約制です。予約サービス（下記URL）からメニューを選択しご予約ください。
https://coubic.com/teeda-acu/booking_pages#pageContent
※当サロンは完全予約制・事前決済制（クレジットカード）です。  
※現金・QR 決済はご利用いただけません。  

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌿 あなたらしい健やかさを取り戻しませんか？  
今すぐご予約いただき、“ほんとうの軽さ” を体験してください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



完全予約制の鍼灸院です。
年期障害、生理痛、月経不順、冷え症、肩凝り、眼精疲労など女性には悩みが多いですね。
「レディース鍼灸 てぃだ」では、予約制のお部屋で貴女のお悩みをうかがいます。
毎日、貴女が笑顔でいられるように、少しでもお手伝いできればと思っています。


レディース鍼灸院てぃだ　女性専用　鍼灸院　てぃだ　更年期障害　月経困難症　PMS　冷え性　肩凝り　腰痛

なんだか不安定…それ、自律神経のサインかもしれません

最近、なんとなく気分が晴れない、体がだるい、夜になっても眠れない……。
そんな漠然とした不調を感じることはありませんか？
忙しい毎日の中で「疲れが取れないな」と思いながらも、
家事や育児、仕事に追われて自分のことはつい後回し。
そのまま無理を重ねてしまう方も少なくありません。
病院に行っても「特に異常はありません」と言われてしまい、
でもやっぱりどこかおかしい……。
そんな違和感が続くと、自分の心や体に対して戸惑いや不安を感じてしまうこともあるでしょう。

実はその不調、体が静かに発している「自律神経の乱れ」のサインかもしれません。
自律神経とは、私たちが意識しなくても体の中で働いてくれている神経です。
たとえば、呼吸や体温調整、消化や心拍など、私たちが普段意識せずに行っている
生命活動のほとんどがこの自律神経によって支えられています。
交感神経（こうかんしんけい）と副交感神経（ふくこうかんしんけい）の２つが
バランスよく切り替わることで、日中は元気に活動し、夜はリラックスして休むというリズムが整うのです。

ところが、過度なストレスや生活リズムの乱れ、心身の疲れが続くと、
この切り替えがうまくできなくなり、体や心にさまざまな影響が出てきます。
朝起きるのがつらい、理由もなく不安になる、
肩こりや頭痛がひどい、動悸がする、食欲が落ちる、
あるいは眠りが浅いなど、症状は人によってさまざまです。

特に女性の場合は、月経周期や更年期、妊娠・出産などのホルモンの変化とも深く関係しており、
自律神経のバランスが影響を受けやすい傾向にあります。
育児や家庭のこと、仕事や人間関係のストレスなど、毎日の中にある小さな「頑張り」が積み重なることで、
気づかないうちに自律神経に負荷をかけているのかもしれません。

「まだ大丈夫」「自分が我慢すればいい」と無理を重ねる前に、
いまのご自身の状態に少し目を向けてみませんか？
体と心からのサインに気づいてあげることは、決して甘えではなく、大切なケアの一歩です。
自律神経の乱れは、生活習慣の見直しややさしいケアによって、少しずつ整えていくことができます。
今感じているその違和感も、「なんとなくの不調」ではなく、
もっと元気に、もっと自然体で過ごすためのサインかもしれません。

東洋医学から見る、自律神経の“ゆらぎ”

東洋医学では、体の不調を「気（き）・血（けつ）・水（すい）」という三つの要素のバランスの乱れとして捉えます。
これらは、体を構成し、健康を維持するうえで欠かせない要素とされています。
「気」は生命エネルギー、「血」は体に栄養を運ぶ役割、「水」は体を潤す体液として、それぞれが巡ることで体調が整います。
自律神経が乱れると、これらの巡りにも滞りが生じ、冷えや頭重感、めまい、気分の浮き沈みなどがあらわれやすくなります。

また、東洋医学には「心身一如（しんしんいちにょ）」という考え方があります。
これは、心と体は切り離せない存在であるという意味で、心の状態が体に影響を与え、逆に体の不調が心に作用するということを示しています。
たとえば、緊張が続くと胃が痛くなる、悩みごとがあると眠れなくなるといった経験は、この考え方と重なります。
東洋医学ではこうした心と体の関係性を重視し、全体のバランスを整えるように働きかけていきます。

自律神経のバランスの乱れは、東洋医学的に見ると「陰陽（いんよう）」の不均衡とも関連しています。
陰は静かさや休息、副交感神経に、陽は活動や興奮、交感神経に例えられます。
この陰陽のバランスが偏ると、体がうまく調整できず、だるさや不安、不眠、頭痛といった不調を感じやすくなります。
そのため、鍼灸などの施術では、この陰陽の状態や気血水の巡りを整えることで、体全体の調和を目指していくのです。

たとえば、イライラや落ち込みが続く場合、東洋医学では「肝（かん）の気」が滞っていると捉えることがあります。
この「肝」は、気の流れをスムーズにする働きを担っており、ストレスの影響を受けやすい臓腑のひとつです。
そのため、鍼灸施術では「肝」の経絡にアプローチし、気の巡りをよくすることで、心身のリズムを整えていきます。

このように、東洋医学ではひとつの症状にとらわれず、体全体のつながりやバランスに着目することで、
自律神経の“ゆらぎ”に対しても丁寧に寄り添う考え方が根づいています。
現代のようにストレスが多く、生活リズムが乱れやすい時代だからこそ、
東洋医学の視点で「心と体の調和」を取り戻すことが大切にされています。

心と体をそっと整える、東洋医学の鍼灸ケア

東洋医学では、自律神経の乱れを「気の流れの滞り」や「五臓六腑のアンバランス」として捉えます。
自律神経が関与する症状は、西洋医学では一見バラバラに見えるものの、
東洋医学の視点では「肝（かん）」「心（しん）」「脾（ひ）」といった臓腑の働きと深く関わっていると考えられます。
たとえば、イライラや不安感が強いときは「肝の気」が滞っているとされ、
胃の不快感や食欲不振には「脾胃の虚弱」が関係しているとみなされることがあります。

鍼灸では、こうした東洋医学的な弁証（べんしょう）にもとづいて、
その方の体質や症状、心身の状態を全体的に把握し、経絡と経穴を選んで施術を行います。
自律神経の乱れに対しては、肝経や心包経、任脈を中心としたアプローチがよく使われます。

たとえば、気の巡りが悪くなって胸が詰まるような感覚がある方には、
「内関（ないかん）」や「膻中（だんちゅう）」など、胸の気を巡らせるツボを用います。
また、神経が高ぶって眠れない方には「神門（しんもん）」「百会（ひゃくえ）」などの鎮静作用のある経穴を使い、
体と心を同時にゆるめるよう働きかけます。
気の巡りが滞って、怒りっぽくなったり月経前に情緒が不安定になる方には、
肝経に属する「太衝（たいしょう）」や「期門（きもん）」といったツボを選ぶことがあります。

また、自律神経の乱れによって胃腸の不調が現れる場合には、
「中脘（ちゅうかん）」や「足三里（あしさんり）」など脾胃を整える経穴に対し、
補法（ほほう）と呼ばれる気を補うやさしい刺激を加えます。
反対に、のぼせや頭痛、不眠が強いときには、瀉法（しゃほう）と呼ばれる滞りをさばく施術を行うこともあります。
こうして、体に必要な刺激の強さや方向性を調整することで、
一人ひとり異なる不調に寄り添うのが鍼灸の大きな特徴です。

施術には、髪の毛より細い鍼を使って、ごく浅く接触させるだけの方法もあり、
鍼の刺激に敏感な方には「てい鍼（しん）」という刺さない鍼を使用することもあります。
また、お灸も熱すぎない程度の温灸や台座灸など、肌にやさしい方法が選べます。
とくに女性にとっては、「心地よさ」と「安心感」は施術効果を高める大切な要素です。

自律神経が乱れているときは、心も体も過敏になりやすく、
鍼灸のようなやさしく穏やかな刺激が、むしろ深く響くことがあります。
治療は、症状を一時的に抑えるものではなく、
体が本来もっているリズムや自然治癒力を取り戻す「再調整の時間」として位置づけられています。

不調が長引いている方、病院では異常が見つからなかったけれどつらい日々を過ごしている方にとって、
鍼灸は「どうにかしたいけれど、どうすればいいか分からない」と感じている状態に、
そっと寄り添える存在でありたいと思います。

毎日の暮らしに、自律神経を整えるセルフケア

自律神経の乱れによる不調は、日常生活のなかで少しずつ積み重なってあらわれることが多く、
「昨日までは大丈夫だったのに、急に体が重い」「なんとなくずっと疲れている」
といった感覚として自覚されることが少なくありません。
そのようなときこそ、無理にがんばるのではなく、
自分を整える“ちょっとした工夫”を日々の暮らしの中に取り入れてみることが大切です。
ここでは、自律神経のバランスをやさしく整えるセルフケアをご紹介します。

● 深呼吸をゆっくりと意識してみましょう
緊張しているときは、無意識のうちに呼吸が浅くなってしまいがちです。
浅い呼吸は交感神経を優位にし、リラックスが難しくなります。
そんなときは、意識して「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」深い呼吸を数回繰り返してみましょう。
鼻から吸って、お腹をふくらませるように、そして口から細く長く吐き出す。
たった1分でも、呼吸を整えることで副交感神経が刺激され、心と体にゆとりが生まれます。

● ツボをやさしく押してみましょう
鍼灸で使われる経穴（ツボ）の中には、日常生活でも自分で刺激できる場所がいくつもあります。
たとえば：
・神門（しんもん）：手首の小指側のくぼみにあり、緊張や不眠、不安感をやわらげる働きがあります。
・労宮（ろうきゅう）：手のひらの中央あたり。ストレスによるイライラや情緒不安定なときに効果的です。
・百会（ひゃくえ）：頭頂部のほぼ中央。リラックスしたいときや思考を整理したいときにおすすめです。
・内関（ないかん）：手首から指3本分ひじ寄りの位置、2本の筋の間。吐き気・不安感・動悸に使われます。
・太衝（たいしょう）：足の甲、親指と人差し指の骨のあいだ。気分の滞りやイライラ、月経前の不調に対応します。
・三陰交（さんいんこう）：内くるぶしの上、指4本分の位置。冷えやホルモンバランスに関わるツボとして知られます。
・足三里（あしさんり）：膝の下、指4本分下がったすねの外側。胃腸の不調や疲労回復に用いられます。
これらのツボを指の腹で心地よいと感じる程度の強さで、5〜10秒ほどゆっくり押し、数回繰り返すだけで十分です。

● 生活リズムを整えることも、立派なケアです
自律神経は体内時計と深く関係しており、毎日の生活リズムを安定させることはとても大切です。
朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる、3食の食事時間をできるだけ一定にする、
夜はスマートフォンやテレビの光を少し控えめにする——。
こうした小さな積み重ねが、自律神経のバランスを保つ下支えになります。

そしてなにより大切なのは、「整えよう」と思い頑張りすぎないことです。
少しでも気分が落ち着いた、今日は呼吸を忘れずにできた、
そうした小さな「できた」の積み重ねが、自律神経をやさしく支えてくれるはずです。
毎日の暮らしの中に、自分のための「整える習慣」を少しずつ育てていきましょう。

骨を内側から守るという選択 ～骨粗鬆症と東洋医学の知恵～ 

性の皆様へ
日々の家事や育児、学校やお勤めなどで、体の疲れや不調を感じることはありませんか？ 
鍼灸治療は、そんな女性の皆様の強い味方です。 
体のバランスを整え、心身ともに健康な毎日を送りましょう。 
お近くの漢方薬局や鍼灸院で相談してみてください。

鍼灸治療を受けるときの注意点
鍼灸治療を受ける時は、必ず鍼灸の国家資格者がいる鍼灸院などに相談しましょう。 
妊産婦の方は主治医に確認してから鍼灸治療を受けましょう。 
鍼灸治療は、病院の治療の代わりになるものではないので、必要に応じて病院の治療も併用して受けましょう。

女性のお悩みは人それぞれです。症状も原因も違うので、自分に合った治療法を見つけることが大切です。 
つらい時は、我慢せずに、お近くの病院の先生や鍼灸師さんなどに相談してみてください。

レディース鍼灸院 てぃだ のご案内
『レディース鍼灸院 てぃだ』は女性専門の鍼灸院です。 
在籍する鍼灸師は全員が国家資格の保有者です。 
場所は中野駅に近く、徒歩６～７分です。 
完全予約制なので他の方と顔を合わせることもありません。 
当院で使用する鍼は、すべて滅菌済みのディスポ鍼です。 

お一人おひとりの「今の体」に丁寧に向き合いながら、こころと体の両面からサポートいたします。


お近くに鍼灸院がないときには、どうぞご来院ください。

フレンドリー鍼灸院として
『レディース鍼灸院 てぃだ』は「フレンドリー鍼灸院」の登録をしています。 
鍼灸師や鍼灸学校在学生なども welcome です！ 
特に鍼灸学校在学生はいつも学生割引価格です。 
※予約時に「学校名」「専攻名」「学年」を書いてください。 
※当日は有効な学生証をお持ちください。 
※ご提示がない場合は一般料金をいただきます。

　　

【女性専用】プライベート鍼灸サロン

中野駅徒歩6分。完全予約制の静かな鍼灸院です。

東洋医学で、女性の不調にやさしく寄り添います。

なんだか不安定…それ、自律神経のサインかもしれません

最近、なんとなく気分が晴れない、体がだるい、夜になっても眠れない……。
そんな漠然とした不調を感じることはありませんか？
忙しい毎日の中で「疲れが取れないな」と思いながらも、
家事や育児、仕事に追われて自分のことはつい後回し。
そのまま無理を重ねてしまう方も少なくありません。
病院に行っても「特に異常はありません」と言われてしまい、
でもやっぱりどこかおかしい……。
そんな違和感が続くと、自分の心や体に対して戸惑いや不安を感じてしまうこともあるでしょう。

実はその不調、体が静かに発している「自律神経の乱れ」のサインかもしれません。
自律神経とは、私たちが意識しなくても体の中で働いてくれている神経です。
たとえば、呼吸や体温調整、消化や心拍など、私たちが普段意識せずに行っている
生命活動のほとんどがこの自律神経によって支えられています。
交感神経（こうかんしんけい）と副交感神経（ふくこうかんしんけい）の２つが
バランスよく切り替わることで、日中は元気に活動し、夜はリラックスして休むというリズムが整うのです。

ところが、過度なストレスや生活リズムの乱れ、心身の疲れが続くと、
この切り替えがうまくできなくなり、体や心にさまざまな影響が出てきます。
朝起きるのがつらい、理由もなく不安になる、
肩こりや頭痛がひどい、動悸がする、食欲が落ちる、
あるいは眠りが浅いなど、症状は人によってさまざまです。

特に女性の場合は、月経周期や更年期、妊娠・出産などのホルモンの変化とも深く関係しており、
自律神経のバランスが影響を受けやすい傾向にあります。
育児や家庭のこと、仕事や人間関係のストレスなど、毎日の中にある小さな「頑張り」が積み重なることで、
気づかないうちに自律神経に負荷をかけているのかもしれません。

「まだ大丈夫」「自分が我慢すればいい」と無理を重ねる前に、
いまのご自身の状態に少し目を向けてみませんか？
体と心からのサインに気づいてあげることは、決して甘えではなく、大切なケアの一歩です。
自律神経の乱れは、生活習慣の見直しややさしいケアによって、少しずつ整えていくことができます。
今感じているその違和感も、「なんとなくの不調」ではなく、
もっと元気に、もっと自然体で過ごすためのサインかもしれません。



東洋医学から見る、自律神経の“ゆらぎ”

東洋医学では、体の不調を「気（き）・血（けつ）・水（すい）」という三つの要素のバランスの乱れとして捉えます。
これらは、体を構成し、健康を維持するうえで欠かせない要素とされています。
「気」は生命エネルギー、「血」は体に栄養を運ぶ役割、「水」は体を潤す体液として、それぞれが巡ることで体調が整います。
自律神経が乱れると、これらの巡りにも滞りが生じ、冷えや頭重感、めまい、気分の浮き沈みなどがあらわれやすくなります。

また、東洋医学には「心身一如（しんしんいちにょ）」という考え方があります。
これは、心と体は切り離せない存在であるという意味で、心の状態が体に影響を与え、逆に体の不調が心に作用するということを示しています。
たとえば、緊張が続くと胃が痛くなる、悩みごとがあると眠れなくなるといった経験は、この考え方と重なります。
東洋医学ではこうした心と体の関係性を重視し、全体のバランスを整えるように働きかけていきます。

自律神経のバランスの乱れは、東洋医学的に見ると「陰陽（いんよう）」の不均衡とも関連しています。
陰は静かさや休息、副交感神経に、陽は活動や興奮、交感神経に例えられます。
この陰陽のバランスが偏ると、体がうまく調整できず、だるさや不安、不眠、頭痛といった不調を感じやすくなります。
そのため、鍼灸などの施術では、この陰陽の状態や気血水の巡りを整えることで、体全体の調和を目指していくのです。

たとえば、イライラや落ち込みが続く場合、東洋医学では「肝（かん）の気」が滞っていると捉えることがあります。
この「肝」は、気の流れをスムーズにする働きを担っており、ストレスの影響を受けやすい臓腑のひとつです。
そのため、鍼灸施術では「肝」の経絡にアプローチし、気の巡りをよくすることで、心身のリズムを整えていきます。

このように、東洋医学ではひとつの症状にとらわれず、体全体のつながりやバランスに着目することで、
自律神経の“ゆらぎ”に対しても丁寧に寄り添う考え方が根づいています。
現代のようにストレスが多く、生活リズムが乱れやすい時代だからこそ、
東洋医学の視点で「心と体の調和」を取り戻すことが大切にされています。



心と体をそっと整える、東洋医学の鍼灸ケア

東洋医学では、自律神経の乱れを「気の流れの滞り」や「五臓六腑のアンバランス」として捉えます。
自律神経が関与する症状は、西洋医学では一見バラバラに見えるものの、
東洋医学の視点では「肝（かん）」「心（しん）」「脾（ひ）」といった臓腑の働きと深く関わっていると考えられます。
たとえば、イライラや不安感が強いときは「肝の気」が滞っているとされ、
胃の不快感や食欲不振には「脾胃の虚弱」が関係しているとみなされることがあります。

鍼灸では、こうした東洋医学的な弁証（べんしょう）にもとづいて、
その方の体質や症状、心身の状態を全体的に把握し、経絡と経穴を選んで施術を行います。
自律神経の乱れに対しては、肝経や心包経、任脈を中心としたアプローチがよく使われます。

たとえば、気の巡りが悪くなって胸が詰まるような感覚がある方には、
「内関（ないかん）」や「膻中（だんちゅう）」など、胸の気を巡らせるツボを用います。
また、神経が高ぶって眠れない方には「神門（しんもん）」「百会（ひゃくえ）」などの鎮静作用のある経穴を使い、
体と心を同時にゆるめるよう働きかけます。
気の巡りが滞って、怒りっぽくなったり月経前に情緒が不安定になる方には、
肝経に属する「太衝（たいしょう）」や「期門（きもん）」といったツボを選ぶことがあります。

また、自律神経の乱れによって胃腸の不調が現れる場合には、
「中脘（ちゅうかん）」や「足三里（あしさんり）」など脾胃を整える経穴に対し、
補法（ほほう）と呼ばれる気を補うやさしい刺激を加えます。
反対に、のぼせや頭痛、不眠が強いときには、瀉法（しゃほう）と呼ばれる滞りをさばく施術を行うこともあります。
こうして、体に必要な刺激の強さや方向性を調整することで、
一人ひとり異なる不調に寄り添うのが鍼灸の大きな特徴です。

施術には、髪の毛より細い鍼を使って、ごく浅く接触させるだけの方法もあり、
鍼の刺激に敏感な方には「てい鍼（しん）」という刺さない鍼を使用することもあります。
また、お灸も熱すぎない程度の温灸や台座灸など、肌にやさしい方法が選べます。
とくに女性にとっては、「心地よさ」と「安心感」は施術効果を高める大切な要素です。

自律神経が乱れているときは、心も体も過敏になりやすく、
鍼灸のようなやさしく穏やかな刺激が、むしろ深く響くことがあります。
治療は、症状を一時的に抑えるものではなく、
体が本来もっているリズムや自然治癒力を取り戻す「再調整の時間」として位置づけられています。

不調が長引いている方、病院では異常が見つからなかったけれどつらい日々を過ごしている方にとって、
鍼灸は「どうにかしたいけれど、どうすればいいか分からない」と感じている状態に、
そっと寄り添える存在でありたいと思います。



毎日の暮らしに、自律神経を整えるセルフケア

自律神経の乱れによる不調は、日常生活のなかで少しずつ積み重なってあらわれることが多く、
「昨日までは大丈夫だったのに、急に体が重い」「なんとなくずっと疲れている」
といった感覚として自覚されることが少なくありません。
そのようなときこそ、無理にがんばるのではなく、
自分を整える“ちょっとした工夫”を日々の暮らしの中に取り入れてみることが大切です。
ここでは、自律神経のバランスをやさしく整えるセルフケアをご紹介します。

● 深呼吸をゆっくりと意識してみましょう
緊張しているときは、無意識のうちに呼吸が浅くなってしまいがちです。
浅い呼吸は交感神経を優位にし、リラックスが難しくなります。
そんなときは、意識して「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」深い呼吸を数回繰り返してみましょう。
鼻から吸って、お腹をふくらませるように、そして口から細く長く吐き出す。
たった1分でも、呼吸を整えることで副交感神経が刺激され、心と体にゆとりが生まれます。

● ツボをやさしく押してみましょう
鍼灸で使われる経穴（ツボ）の中には、日常生活でも自分で刺激できる場所がいくつもあります。
たとえば：
・神門（しんもん）：手首の小指側のくぼみにあり、緊張や不眠、不安感をやわらげる働きがあります。
・労宮（ろうきゅう）：手のひらの中央あたり。ストレスによるイライラや情緒不安定なときに効果的です。
・百会（ひゃくえ）：頭頂部のほぼ中央。リラックスしたいときや思考を整理したいときにおすすめです。
・内関（ないかん）：手首から指3本分ひじ寄りの位置、2本の筋の間。吐き気・不安感・動悸に使われます。
・太衝（たいしょう）：足の甲、親指と人差し指の骨のあいだ。気分の滞りやイライラ、月経前の不調に対応します。
・三陰交（さんいんこう）：内くるぶしの上、指4本分の位置。冷えやホルモンバランスに関わるツボとして知られます。
・足三里（あしさんり）：膝の下、指4本分下がったすねの外側。胃腸の不調や疲労回復に用いられます。
これらのツボを指の腹で心地よいと感じる程度の強さで、5〜10秒ほどゆっくり押し、数回繰り返すだけで十分です。

● 生活リズムを整えることも、立派なケアです
自律神経は体内時計と深く関係しており、毎日の生活リズムを安定させることはとても大切です。
朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる、3食の食事時間をできるだけ一定にする、
夜はスマートフォンやテレビの光を少し控えめにする——。
こうした小さな積み重ねが、自律神経のバランスを保つ下支えになります。

そしてなにより大切なのは、「整えよう」と思い頑張りすぎないことです。
少しでも気分が落ち着いた、今日は呼吸を忘れずにできた、
そうした小さな「できた」の積み重ねが、自律神経をやさしく支えてくれるはずです。
毎日の暮らしの中に、自分のための「整える習慣」を少しずつ育てていきましょう。



次のブログはこちら

骨を内側から守るという選択 ～骨粗鬆症と東洋医学の知恵～ 



性の皆様へ
日々の家事や育児、学校やお勤めなどで、体の疲れや不調を感じることはありませんか？ 
鍼灸治療は、そんな女性の皆様の強い味方です。 
体のバランスを整え、心身ともに健康な毎日を送りましょう。 
お近くの漢方薬局や鍼灸院で相談してみてください。

鍼灸治療を受けるときの注意点
鍼灸治療を受ける時は、必ず鍼灸の国家資格者がいる鍼灸院などに相談しましょう。 
妊産婦の方は主治医に確認してから鍼灸治療を受けましょう。 
鍼灸治療は、病院の治療の代わりになるものではないので、必要に応じて病院の治療も併用して受けましょう。

女性のお悩みは人それぞれです。症状も原因も違うので、自分に合った治療法を見つけることが大切です。 
つらい時は、我慢せずに、お近くの病院の先生や鍼灸師さんなどに相談してみてください。

レディース鍼灸院 てぃだ のご案内
『レディース鍼灸院 てぃだ』は女性専門の鍼灸院です。 
在籍する鍼灸師は全員が国家資格の保有者です。 
場所は中野駅に近く、徒歩６～７分です。 
完全予約制なので他の方と顔を合わせることもありません。 
当院で使用する鍼は、すべて滅菌済みのディスポ鍼です。 

お一人おひとりの「今の体」に丁寧に向き合いながら、こころと体の両面からサポートいたします。


お近くに鍼灸院がないときには、どうぞご来院ください。

フレンドリー鍼灸院として
『レディース鍼灸院 てぃだ』は「フレンドリー鍼灸院」の登録をしています。 
鍼灸師や鍼灸学校在学生なども welcome です！ 
特に鍼灸学校在学生はいつも学生割引価格です。 
※予約時に「学校名」「専攻名」「学年」を書いてください。 
※当日は有効な学生証をお持ちください。 
※ご提示がない場合は一般料金をいただきます。

　　



【女性専用】プライベート鍼灸サロン

レディース鍼灸院 てぃだ

中野駅徒歩6分。完全予約制の静かな鍼灸院です。

東洋医学で、女性の不調にやさしく寄り添います。





【女性専用】プライベート鍼灸サロンレディース鍼灸院てぃだ

なんだか不安定…それ、自律神経のサインかもしれません

【女性専用】プライベート鍼灸サロンレディース鍼灸院てぃだの基本情報

なんだか不安定…それ、自律神経のサインかもしれません

【女性専用】プライベート鍼灸サロン レディース鍼灸院てぃだの基本情報

【女性専用】プライベート鍼灸サロンレディース鍼灸院てぃだの基本情報