レビュー (8)

  • 阿部 春花

    この度、和紙来歩様主催の「温故知新」イベントを拝見し、和紙という素材の奥行きと、その文化的意義について多くを学ぶことができました。

    公演では、楮・パルプ原料や製紙工程の違いを、実物に触れながら観察できたことが印象的でした。切断面を通して繊維の重なりや光の透過性を視覚的に確認することで、和紙が単なる平面素材ではなく、立体的な層構造をもつ有機的な素材であることを改めて実感しました。

    また、西洋絵画など国外の文化財修復にも日本の和紙が用いられていることは知っていましたが、典具帖紙の実物を拝見し、その極薄さと精緻な繊維構成に深い感銘を受けました。これほどまでに繊細で均質な紙を生み出す日本の手漉き技術には、長い時間をかけて培われた知恵が宿っていると感じました。

    御社の高倉邸での講話では、日本文化の変遷を背景に、和紙が果たしてきた役割について伺うことができました。谷崎潤一郎『陰翳礼讃』に描かれる美意識を想起しつつ、障子に代表される半透過性の素材としての和紙が、まさに日本文化の空間観を象徴する存在であると改めて感じました。

    さらに、臼井鳳九氏の作品も拝見し、和紙は単なる支持体にとどまらず、多様な領域をつなぐ「文化の媒体」であることを再認識いたしました。

    伝統と現代の感性が共鳴する、非常に示唆に富んだ展示会でした。ありがとうございました。


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    この度は 「温故知新」にお越しいただきありがとうございました。

    講演や展示にご満足いただけたようで大変うれしく思います。

    このようなイベントを今後も開催してまいりますので

    お時間がございましたら、またぜひお越しくださいませ。

    2025年11月10日
  • 匿名のユーザー

    会場がまず雰囲気が良く、観る前からワクワクすることができた。

    会場内でもスタッフの方々が雰囲気を作ってくださっていて心地よい時間でした。ありがとうございました

    返信コメント

    この度は 「温故知新」にお越しいただきありがとうございました。

    このようなイベントを今後も開催してまいりますので

    お時間がございましたら、またぜひお越しくださいませ。

    2025年11月10日
  • 高橋 正二

    講演では「和室文化の器」という言葉が特に印象に残りました

    和紙という素材を通じて、ものづくりの原点を考える貴重な時間でした。

    こうぞとパルプの違いや産地での製造方法の違い、「和紙が空間を呼吸させる」など

    今の時代に合った素材であると思いました。

    返信コメント

    この度は 「温故知新」にお越しいただきありがとうございました。

    このようなイベントを今後も開催してまいりますので

    お時間がございましたら、またぜひお越しくださいませ。

    2025年11月10日
  • 匿名のユーザー

    このたびは貴重なご講演を拝聴し、誠にありがとうございました。

    和紙や空間を通して語られる『和』の文化について、改めて考えるきっかけをいただきました。

    会場に足を踏み入れた瞬間から、丁寧に作り込まれた和の空間に包まれ、五感で“和の呼吸”を感じる時間でした。

    社長さまをはじめ皆さまの、和紙や和の文化への想いと愛情が伝わり、日本の暮らしの美しさを改めて感じる素敵な講演でした。

    返信コメント

    この度は 「温故知新」にお越しいただきありがとうございました。

    和の文化を感じ、堪能していただけたこと大変うれしく思います。

    このようなイベントを今後も開催してまいりますので

    お時間がございましたら、またぜひお越しくださいませ。

    2025年11月10日
  • 匿名のユーザー

    家族連れでの訪問にも関わらず大変ご丁寧にご案内頂きとても素晴らしい体験でした。日本各地の和紙の特徴や和紙を活用されたインテリアのお取り組みなど大変今日深くお話を頂きました。京都の古くからある家屋を改装された伝統と高級感を感じるショールームにてお勧めいたいます。

    返信コメント

    この度は 高倉邸 彩紙-SAISHI- にお越しいただきありがとうございました。

    対応にご満足いただけたこと、大変うれしく思います。今回のご訪問が何かのお役に立てば幸いです。

    和紙のことでしたらいつでもお気軽にご相談くださいませ。

    2024年06月28日
  • 匿名のユーザー

    実際に町屋に設置されている商材が拝見できて、素材の良さが実感できました。

    返信コメント

    この度は お忙しい中を 高倉邸 彩紙-SAISHI- にお越しいただきありがとうございました。

    商品の良さを感じていただけたこと、大変うれしく思います。

    和紙のことでしたらいつでもお気軽にご相談くださいませ。

    2023年06月27日
  • 匿名のユーザー

    町屋を訪問するように、愛想よく説明していただきました。

    返信コメント

    本日はお忙しい中を 高倉邸 彩紙-SAISHI- にお越しいただきありがとうございました。

    和紙のことでしたらいつでもお気軽にご相談くださいませ。


    2022年03月23日
  • 匿名のユーザー

    和紙以外にも様々な資材が見れて見応えがありました。

    内装の雰囲気に合わせた襖、照明などの細部へのこだわりが見て取れました。

    返信コメント

    この度はお寒い中 高倉邸 彩紙-SAISHI- にお越しいただきありがとうございました。

    実物をご覧いただきながらのご商談等にもお気軽にお使いくださいませ。


    2021年12月10日

株式会社 和紙来歩の基本情報

住所
京都府京都市南区上鳥羽角田町52
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電話番号
075-681-9123
営業時間

月〜金 10:00 - 16:00

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