【コラム】問題と問題の掛け算で問題解決になる!?(中編)

2017年9月14日

 前回 : https://coubic.com/wildcyclon/202308


 前回は、私の所属する業界団体が、運営する人手の不足に困っていること。

 そして、業界団体に加わった新しい仲間たちが、どうやって活動に参加したらいいかわからないこと。

 という、二つの問題があることまでを書きました。


 この二つの問題は、

・業界団体側には、人手不足というニーズがある

・新しい仲間たちには、活躍の機会というニーズがある

ことを意味します。

 これをそれぞれ裏返すと、

・業界団体側には、活躍の機会を提供できるシーズがある

・新しい仲間たちには、人手を供給できるシーズがある

ことになります。


 この二つの問題を同時に解決する方法として、私が提案したのは、

【業界団体版のスター誕生システム】

です。

 スター誕生については→ http://www.ntv.co.jp/dvd/statan/


 通常、業界団体の運営メンバーは、既存メンバーが有望な若手を人力でスカウトすることで集めます。

 このやり方の問題点は、

・スカウトマンが声をかけた相手が、必ずしも運営という仕事に対してやる気を持っているとは限らない

・スカウトマンが声をかけられる相手は、スカウトマンが知っている範囲に限定される

ことにあります。


 この点、「スター誕生」システムは、新しい仲間たちが自ら率先して活動に参加する機会を提供することにつながります。

 また、運営側もスカウトマン個人の人脈や行動力に頼る必要がなくなるのです。


 最後に、この「問題と問題を掛け算する」発想法をどのように使うか、についてお話しする必要があります。

 また次回の更新まで、しばらくお待ちください。


追記 後編を公開しました。

https://coubic.com/wildcyclon/329031

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