2014年7月26日
7月19日(土) wanaka yogaでは、
第3回アジャストメントクリニックを開催しました。
通常クラスではなく勉強会です。
今回は主に男性が苦手としやすいポーズにフォーカスしてみました。
別に男性だから身体が硬いという訳ではありません。
男性でも女性でも硬い人もいれば柔らかい人もいます。
体格による個人差もあります。
でも、例えばだいたい同じような、
身体の柔軟性を持つ(と一見思われる)男性と女性が居たとしても、
いくつかのポーズに限っては比較的に男性が苦手とするケースが、
多いものが存在したりします。
今回題材としたのは
スプタ・ヴィラーサナ、
バラドヴァジャーサナ、
ウパヴィシュタ・コーナーサナ…などなど。
実際にポーズをしながらプロップスを使ったり、
簡易ポーズを試したり各自意見を出し合ったりして、
アライメントの変化を観察し、身体の感じ方の感想も聞きます。
勉強会後のミーティング。
参加された男性の生徒さんからもコメントをいただきました。
普段のレッスンから感じている事なども含めてのフィードバックです。
■柔軟性だけを求められるとただのストレッチに感じてしまうので、
ヨガとして楽しめない時がある
■バカーサナなど力強いポーズは比較的得意な男性が多いので、
そういうポーズが出来た時は達成感があり自信に繋がる
■たくさん注意点を言われても一つしか意識出来ないので、
一つだけ言って欲しい。そして目的やポイントをはっきりして欲しい。
■正直いって、今はいったい何をしているのか、
どこが効いているのか分からない時がある
■ポーズの選択肢を2つ3つ出されても、
どれを選んで良いか分からない時がある
■ポーズの選択肢が2つあっても、
その2つとも上手く出来なかった時は、
どっちも簡単じゃないじゃないか!!と思ってしまう
そして…
≪身体が硬いか柔らかいか、だけの二元論にして欲しくない≫
という言葉もいただきました。
確かにインストラクターのガイドの仕方によっては、
生徒さんにその様な印象を与えてしまう時があると思います。
そして身体が硬そうに見える生徒さんに対して
「何とかしてあげなくては!」という思いが強く出過ぎてしまう場面も、
あるかもしれません。
今回の勉強会ではアジャストメントのテクニックの勉強と共に、
インストラクターとしての大切な部分を思い出す機会を与えてもらいました。
「いったい私達はレッスンを通して生徒さんに何を伝えたいのか?」
今回でのミーティングで学んだ事をまた次回に生かして、
一歩ずつ前に進みたいと思います。
御参加くださった生徒さんとwanaka yogaメンバーの皆様、
御協力ありがとうございました。
(みきお)