赤ちゃんのだき方、おっぱいのあげ方、おむつの替え方、あやし方、心配の仕方、怒り方の正解の型にぜーんぶはめれたとしても、子どもは親の思い通りに育ってくれるわけじゃない。
子どもには、自分がした失敗をさせたくないと思って、あれこれと直したり、型にはめてみたりするママやパパからの質問が多いです。

・〇〇教育法ってどう思いますか？
・遊びも教育でしょ？どんなおもちゃが最適ですか？

そういう質問が来た時は、私は顔がむかい合うように赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの表情をよくよく観察します。たいていのあかちゃんは、人の顔を識別し、それにあわせて表情がニコッとする反応をみせてくれます。

赤ちゃんにとって最高のおもちゃはママとパパの笑顔。育児法や教育法を試してみるのは、この最高のおもちゃに飽きてからでもいいんじゃないでしょうか。

（お家助産師／小笠原）

赤ちゃんのだき方、おっぱいのあげ方、おむつの替え方、あやし方、心配の仕方、怒り方の正解の型にぜーんぶはめれたとしても、子どもは親の思い通りに育ってくれるわけじゃない。
子どもには、自分がした失敗をさせたくないと思って、あれこれと直したり、型にはめてみたりするママやパパからの質問が多いです。

・〇〇教育法ってどう思いますか？
・遊びも教育でしょ？どんなおもちゃが最適ですか？

そういう質問が来た時は、私は顔がむかい合うように赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの表情をよくよく観察します。たいていのあかちゃんは、人の顔を識別し、それにあわせて表情がニコッとする反応をみせてくれます。

赤ちゃんにとって最高のおもちゃはママとパパの笑顔。育児法や教育法を試してみるのは、この最高のおもちゃに飽きてからでもいいんじゃないでしょうか。

（お家助産師／小笠原）

赤ちゃんにとって良いおもちゃって何？

出産したからといって自然と母親になれるわけじゃない。
誰に言われるでもなく、赤ちゃんとの関わりの中で、母親になっていく。これは全てのママが経験することです。

これは妊娠期間の途中で出産したママのエピソードです。

妊娠22週は、排卵したところから数えるとちょうど5ヶ月、着床したところから数えると、4ヶ月と3週間。赤ちゃんの大きさは500g前後。
その時期に生まれた赤ちゃんは、呼吸を助けたり、脳の発育を助けたり、しながら、お腹の中に近い環境の保育器の中で大きくなります。

2年前に妊娠21週でお産となった時は「流産」として、赤ちゃんが空に帰っていくのを見送ったママ。今回、妊娠22週3日でお産になりました。

ママのショックはとても大きく、赤ちゃんと対面しても、2年前に見送った子と、今目の前にいる子が同じに見えて、生きているようには思えませんでした。

赤ちゃんがすぐに死んでしまうように思えて、赤ちゃんのためにおっぱいを絞ったり、会いに行くことができません。

私たち医療スタッフとお話ししていても、赤ちゃんの死を連想してしまうことや、ママの孤独で辛い気持ちが聞かれるだけでした。お産の後、退院されてからは、赤ちゃんのところに面会に来ることがあっても、赤ちゃんを可愛いと思えず、ママの笑顔を見ることはなく、そのうち、面会にこなくなってしまいました。

ママが赤ちゃんを捨ててしまうんじゃないか…

赤ちゃんは成長とともに、呼吸を助けるチューブを外せる時間が増え、口からミルクを飲むことができるようになってくると、ぐんぐん成長してくれました。

ママは、面会にくる回数が増え、赤ちゃんを愛おしそうにながめ、だっこもしたいし、お世話もしたいと積極的に関われるようになりました。

赤ちゃんがお腹の中にいる時から、赤ちゃんと関われるママもいれば、赤ちゃんが外に出てきてから関わりを持つママもいる。

赤ちゃんとの関わり方に戸惑っているママは、入院中も、退院後でも、誰かに相談していいんです。

誰かに寄り添ってもらいながら、少しずつ母親になっていくのが、やっぱり自然なことだと思います。

出産したからといって自然と母親になれるわけじゃない。
誰に言われるでもなく、赤ちゃんとの関わりの中で、母親になっていく。これは全てのママが経験することです。

これは妊娠期間の途中で出産したママのエピソードです。

妊娠22週は、排卵したところから数えるとちょうど5ヶ月、着床したところから数えると、4ヶ月と3週間。赤ちゃんの大きさは500g前後。
その時期に生まれた赤ちゃんは、呼吸を助けたり、脳の発育を助けたり、しながら、お腹の中に近い環境の保育器の中で大きくなります。

2年前に妊娠21週でお産となった時は「流産」として、赤ちゃんが空に帰っていくのを見送ったママ。今回、妊娠22週3日でお産になりました。
ママのショックはとても大きく、赤ちゃんと対面しても、2年前に見送った子と、今目の前にいる子が同じに見えて、生きているようには思えませんでした。
赤ちゃんがすぐに死んでしまうように思えて、赤ちゃんのためにおっぱいを絞ったり、会いに行くことができません。
私たち医療スタッフとお話ししていても、赤ちゃんの死を連想してしまうことや、ママの孤独で辛い気持ちが聞かれるだけでした。お産の後、退院されてからは、赤ちゃんのところに面会に来ることがあっても、赤ちゃんを可愛いと思えず、ママの笑顔を見ることはなく、そのうち、面会にこなくなってしまいました。

ママが赤ちゃんを捨ててしまうんじゃないか…

赤ちゃんは成長とともに、呼吸を助けるチューブを外せる時間が増え、口からミルクを飲むことができるようになってくると、ぐんぐん成長してくれました。
ママは、面会にくる回数が増え、赤ちゃんを愛おしそうにながめ、だっこもしたいし、お世話もしたいと積極的に関われるようになりました。

赤ちゃんがお腹の中にいる時から、赤ちゃんと関われるママもいれば、赤ちゃんが外に出てきてから関わりを持つママもいる。
赤ちゃんとの関わり方に戸惑っているママは、入院中も、退院後でも、誰かに相談していいんです。
誰かに寄り添ってもらいながら、少しずつ母親になっていくのが、やっぱり自然なことだと思います。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師エピソード】お腹が大きくなる前に出産したママの話

おばあちゃんは時に、人生を指南するような名言を残したり、知恵を授けてくれます。そして、時にママを傷つけてしまうことも。

新生児写真の撮影で訪問。お話してると、おっぱいの出具合が気になるようす。
さらにお話を聞いてると、ママ自身もおっぱいで育てたいけど、おっぱいで育てろと義母さんから何度も言われていて、プレッシャーもあると。
なんだかこれは、家族にも話せない心の内がありそうだな、と直感しました。

おっぱいマッサージを提案して、写真撮影のあと、マッサージをしました。ママと2人だけで話せるように、別室で。

お話してると、義母さんとの関係がプレッシャーになっているようでした。よかれと思って言われるアドバイスにママは傷ついているようでした。

・妊娠中の健康管理
・育児の仕方
・第2子について

パパはもちろんママを支えてくれているし、味方になってくれる方でしたが、それでも傷ついてしまうママのケアは、どのようにしていけばいいか考えました。

まず、ママ自身がどうしたいか伺って、それを実践することにしました。

ママはおっぱいもミルクも両方あげたいと思っていたので、おっぱいの分泌を維持しながら、ミルクも上手に使っていけるような方法を相談して決めました。

次に、家族との距離の取り方をパパとともに考えていくことにしました。パパとは、これまでママが傷ついたことや、プレッシャーに感じていたことも共有できていたので、なんでも相談できました。

そして、ママがパパにも相談できないような困った状況が起きたときは、助産師と相談していくことにしました。

母は強し、と言えど、傷つきやすくて繊細な産後の時期には、二重三重のケアのネットで、ママを守ってあげるのが、周りの人にできることかな、と思います。

おばあちゃんは時に、人生を指南するような名言を残したり、知恵を授けてくれます。そして、時にママを傷つけてしまうことも。

新生児写真の撮影で訪問。お話してると、おっぱいの出具合が気になるようす。
さらにお話を聞いてると、ママ自身もおっぱいで育てたいけど、おっぱいで育てろと義母さんから何度も言われていて、プレッシャーもあると。
なんだかこれは、家族にも話せない心の内がありそうだな、と直感しました。

おっぱいマッサージを提案して、写真撮影のあと、マッサージをしました。ママと2人だけで話せるように、別室で。

お話してると、義母さんとの関係がプレッシャーになっているようでした。よかれと思って言われるアドバイスにママは傷ついているようでした。
・妊娠中の健康管理
・育児の仕方
・第2子について

パパはもちろんママを支えてくれているし、味方になってくれる方でしたが、それでも傷ついてしまうママのケアは、どのようにしていけばいいか考えました。

まず、ママ自身がどうしたいか伺って、それを実践することにしました。
ママはおっぱいもミルクも両方あげたいと思っていたので、おっぱいの分泌を維持しながら、ミルクも上手に使っていけるような方法を相談して決めました。
次に、家族との距離の取り方をパパとともに考えていくことにしました。パパとは、これまでママが傷ついたことや、プレッシャーに感じていたことも共有できていたので、なんでも相談できました。

そして、ママがパパにも相談できないような困った状況が起きたときは、助産師と相談していくことにしました。
母は強し、と言えど、傷つきやすくて繊細な産後の時期には、二重三重のケアのネットで、ママを守ってあげるのが、周りの人にできることかな、と思います。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師カウンセリング事例】おばあちゃんの言葉に傷ついてしまうママ

断乳をどう進めていけばいいか相談したいという依頼があり訪問。
ママの訴えとしては、日中は仕事に行くようになるので、夜の授乳が続いてると、日中仕事するのが体力的にしんどいので、いっそのこと断乳したいと。
ただ、子どもは2人、と考えているので、もう子どもに授乳することがなくなるのは寂しい気もする、とのこと。
朝と夕方から夜中にかけて、1日に3ー4回は授乳しているそう。
赤ちゃんがぐずるときには、ママはいつもおっぱいをあげて、赤ちゃんを慰めるけど、断乳しようと思っているから、おっぱいをあげずに、赤ちゃんが落ち着くようにしていきたいとのこと。

お話を聞いてる最中、赤ちゃんはご機嫌でした。しかし、そのうち、ぐずぐずと眠そうな仕草がみえたので、ママが抱っこしてあやしはじめました。おっぱいをあげずになだめようと試みますが、
どんなにがんばってみても、赤ちゃんは一向に泣き止む気配はありません。

ママの希望と、赤ちゃんの今の準備状態を少し整理してみました。そして、この日は一旦、授乳をいつも通り続けることにしました。

ママと赤ちゃんの状態を整理してみて、ママが気づいたことは、
日中赤ちゃんと離れていて、夕方帰宅してからのおっぱいの時間は、ママ自身もとても癒されていること。
断乳をしたいわけじゃないこと。

この気づきから、
いちばん負担に感じている、夜の授乳について、パパも含めていい方法を一緒に考えて行くことになりました。

迷っていたことも、お話していくと、どうしたいのか、ママ自身が気づくことができます。
ママは、いつも、自分の中に答えをもっています。

断乳をどう進めていけばいいか相談したいという依頼があり訪問。
ママの訴えとしては、日中は仕事に行くようになるので、夜の授乳が続いてると、日中仕事するのが体力的にしんどいので、いっそのこと断乳したいと。
ただ、子どもは2人、と考えているので、もう子どもに授乳することがなくなるのは寂しい気もする、とのこと。
朝と夕方から夜中にかけて、1日に3ー4回は授乳しているそう。
赤ちゃんがぐずるときには、ママはいつもおっぱいをあげて、赤ちゃんを慰めるけど、断乳しようと思っているから、おっぱいをあげずに、赤ちゃんが落ち着くようにしていきたいとのこと。
お話を聞いてる最中、赤ちゃんはご機嫌でした。しかし、そのうち、ぐずぐずと眠そうな仕草がみえたので、ママが抱っこしてあやしはじめました。おっぱいをあげずになだめようと試みますが、
どんなにがんばってみても、赤ちゃんは一向に泣き止む気配はありません。
ママの希望と、赤ちゃんの今の準備状態を少し整理してみました。そして、この日は一旦、授乳をいつも通り続けることにしました。
ママと赤ちゃんの状態を整理してみて、ママが気づいたことは、
日中赤ちゃんと離れていて、夕方帰宅してからのおっぱいの時間は、ママ自身もとても癒されていること。
断乳をしたいわけじゃないこと。
この気づきから、
いちばん負担に感じている、夜の授乳について、パパも含めていい方法を一緒に考えて行くことになりました。
迷っていたことも、お話していくと、どうしたいのか、ママ自身が気づくことができます。
ママは、いつも、自分の中に答えをもっています。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師カウンセリング事例】断乳をしたいママの隠された気持ちを見つける

お産が無事におわり、赤ちゃんと待ちに待った対面、幸せで満ち足りた気分もそこそこに、ママは山盛りの覚えなくちゃいけないことに追われます。退院してからは、それをこなせるか、緊張の日々が始まります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2-3日前から風邪気味で、今朝から乳腺炎症状があるというママからケアの依頼。退院後まだ1週間も経ってない時期だったので、出産した病院に連絡することをおすすめしましたが、熱がないので、様子を見るように言われたと。

訪問すると、ママは、見るからに体調が悪そうで、疲労が溜まっている感じ。赤ちゃんはまだほんとに生まれたてほやほやの新生児。

なにがそんなにママを疲れさせるのか。

乳腺炎のケアをしながら話を伺ってると、ママが赤ちゃんとの生活にとても緊張していることがわかりました。

赤ちゃんが泣き出すと、トイレにもいけない。ご飯も食べれない。ずっと赤ちゃんを泣かせないように緊張しながら生活してると。

いつもはあまりアドバイスじみたことは言わないようにしてるんですが、少しだけ、こんなお話をしました。

ママが赤ちゃんとの生活に慣れようとがんばったり、緊張するのはとても自然なこと。
でも、ママは赤ちゃんのことをいつも最優先にしなければならないわけではないんじゃないか。

ママがトイレに行っている間は、赤ちゃんには待って貰えばいいし、ママがご飯をしっかり食べ終わってから赤ちゃんにおっぱいをあげればいい。赤ちゃんが泣いているってことは、ちゃんと生きてるってことでもありますよ。というようなことを。

ケアのあと、ママと水ようかんをいただきました。赤ちゃんの話ではない、近所の和菓子屋さんの水ようかんの話をしてるママの表情は緊張感が和らいでみえました。

この様子から、ママにはちゃんと前向きにやっていける力がある、と感じました。


3ヶ月たった頃、ママから連絡をいただきました。

赤ちゃんが泣いてるってことは、生きてるってこと、と思えるようになってから、力を抜いて赤ちゃんと向き合えるようになり、育児が楽しくなったと。


ママは、今では自分の周りのママになったばかりのお友達にも、赤ちゃんとの生活は緊張しすぎなくてもいいとアドバイスすることもあるそう。

心が満たされたママが、他の誰かを助ける。サポートの連鎖が生まれるとうれしいです。

お産が無事におわり、赤ちゃんと待ちに待った対面、幸せで満ち足りた気分もそこそこに、ママは山盛りの覚えなくちゃいけないことに追われます。退院してからは、それをこなせるか、緊張の日々が始まります。
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2-3日前から風邪気味で、今朝から乳腺炎症状があるというママからケアの依頼。退院後まだ1週間も経ってない時期だったので、出産した病院に連絡することをおすすめしましたが、熱がないので、様子を見るように言われたと。

訪問すると、ママは、見るからに体調が悪そうで、疲労が溜まっている感じ。赤ちゃんはまだほんとに生まれたてほやほやの新生児。

なにがそんなにママを疲れさせるのか。
乳腺炎のケアをしながら話を伺ってると、ママが赤ちゃんとの生活にとても緊張していることがわかりました。

赤ちゃんが泣き出すと、トイレにもいけない。ご飯も食べれない。ずっと赤ちゃんを泣かせないように緊張しながら生活してると。

いつもはあまりアドバイスじみたことは言わないようにしてるんですが、少しだけ、こんなお話をしました。
ママが赤ちゃんとの生活に慣れようとがんばったり、緊張するのはとても自然なこと。
でも、ママは赤ちゃんのことをいつも最優先にしなければならないわけではないんじゃないか。
ママがトイレに行っている間は、赤ちゃんには待って貰えばいいし、ママがご飯をしっかり食べ終わってから赤ちゃんにおっぱいをあげればいい。赤ちゃんが泣いているってことは、ちゃんと生きてるってことでもありますよ。というようなことを。

ケアのあと、ママと水ようかんをいただきました。赤ちゃんの話ではない、近所の和菓子屋さんの水ようかんの話をしてるママの表情は緊張感が和らいでみえました。
この様子から、ママにはちゃんと前向きにやっていける力がある、と感じました。

3ヶ月たった頃、ママから連絡をいただきました。
赤ちゃんが泣いてるってことは、生きてるってこと、と思えるようになってから、力を抜いて赤ちゃんと向き合えるようになり、育児が楽しくなったと。

ママは、今では自分の周りのママになったばかりのお友達にも、赤ちゃんとの生活は緊張しすぎなくてもいいとアドバイスすることもあるそう。
心が満たされたママが、他の誰かを助ける。サポートの連鎖が生まれるとうれしいです。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師カウンセリング事例】産後10日目の乳腺炎。その原因を探った結果・・・

さいにゅうかん？ってなに？
ママのおっぱいを赤ちゃんがのんで、再び作られるときに、ママはゾワゾワした感じやピリピリした痛みやジンジンするのを感じることがあります。これを、催乳感といいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ママから、おっぱいの痛みがあるということで、相談のお電話がありました。
訪問させてもらって、赤ちゃんの授乳の様子やママのおっぱいの状態を見させてもらって、お話をきいていきます。

赤ちゃんは上手に吸ってるけど、時々浅くなっちゃうから、おっぱいに傷ができるときはある。これも痛みにつながるけど、ママの訴える痛みとは違う。
熱はないし、おっぱいの状態からも乳腺炎の可能性はなさそう。ひとまずマッサージで右のおっぱいから母乳を出したあと、左をマッサージしていると、右に痛みを感じることがわかりました。
これは、まさに、催乳感。
お話をさらに聞いていきます。
病院の母乳外来に行ったけど、15分くらいおっぱいみて、異常なしって言われましたと。
痛みがあるのになにもしてもらえなかったそう。

確かに催乳感を止めたり治したりすることはできないんですけど、この痛みの正体をきちんと教えてもらえたら。痛くて辛い、不安な気持ちによりそってもらえたらママも安心して、催乳感と付き合っていけるんじゃないかと考えました。
催乳感はおっぱいがつくられるサインであること、徐々に慣れてきたり、消えたりすることをお伝えし、ママが催乳感をポジティブに思える情報提供をしました。

ケアのあと1ヶ月ほど経ってから、もうあの痛みはなくなったと、ママから連絡がきました。あかちゃんもおっぱいを吸うのが上手になって、傷もできなくなり、母乳育児がたのしいし、楽になったそうです。

誰かが寄り添ってあげるだけで、ママと赤ちゃんはちゃんと前に進んでいける力がある、と信じてます。

さいにゅうかん？ってなに？
ママのおっぱいを赤ちゃんがのんで、再び作られるときに、ママはゾワゾワした感じやピリピリした痛みやジンジンするのを感じることがあります。これを、催乳感といいます。
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ママから、おっぱいの痛みがあるということで、相談のお電話がありました。
訪問させてもらって、赤ちゃんの授乳の様子やママのおっぱいの状態を見させてもらって、お話をきいていきます。
赤ちゃんは上手に吸ってるけど、時々浅くなっちゃうから、おっぱいに傷ができるときはある。これも痛みにつながるけど、ママの訴える痛みとは違う。
熱はないし、おっぱいの状態からも乳腺炎の可能性はなさそう。ひとまずマッサージで右のおっぱいから母乳を出したあと、左をマッサージしていると、右に痛みを感じることがわかりました。
これは、まさに、催乳感。
お話をさらに聞いていきます。
病院の母乳外来に行ったけど、15分くらいおっぱいみて、異常なしって言われましたと。
痛みがあるのになにもしてもらえなかったそう。
確かに催乳感を止めたり治したりすることはできないんですけど、この痛みの正体をきちんと教えてもらえたら。痛くて辛い、不安な気持ちによりそってもらえたらママも安心して、催乳感と付き合っていけるんじゃないかと考えました。
催乳感はおっぱいがつくられるサインであること、徐々に慣れてきたり、消えたりすることをお伝えし、ママが催乳感をポジティブに思える情報提供をしました。
ケアのあと1ヶ月ほど経ってから、もうあの痛みはなくなったと、ママから連絡がきました。あかちゃんもおっぱいを吸うのが上手になって、傷もできなくなり、母乳育児がたのしいし、楽になったそうです。
誰かが寄り添ってあげるだけで、ママと赤ちゃんはちゃんと前に進んでいける力がある、と信じてます。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師カウンセリング事例】おっぱいの異常？話を聞いていくとそれはあるサインでした

断乳する時、乳腺炎になることがあります。とくに、断乳前の授乳回数が多い場合や、ママの体調不良が重なったりすると、断乳によるおっぱいの痛みだけでなく、発熱や感染など、ケアが必要な状態になる可能性があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

断乳のケアを受けたい、と相談のお電話。この時点で、授乳を全くしなくなって3日経過してました。

それまで4ー5回/日授乳しており、急にやめたそう。

きっかけは医師に「おっぱいをやめなさい」と言われたこと。

ママが風邪をひいて受診した病院で、「薬も飲まないといけないし、赤ちゃんも1歳越えてるんだから、いいきっかけだから、おっぱいやめなさい」と医師に言われ、受診後から授乳をやめたと。その後、乳房はパンパンに張り、痛みが強く、熱もでてきたため、相談とケアの依頼のため連絡した、という経緯でした。

突然断乳をすることになったので、まずはママの希望をうかがいます。もし、母乳再開したければ、まだ、再開できる段階でした。
ママの希望としては、断乳をきっかけに、赤ちゃんの食事への意欲が増して、ご飯をたくさん食べるようになったので、このままおっぱいはやめる方向にしたいとのこと。

最初のケアで、おっぱいの中に溜まりに溜まった母乳を出します。おっぱいの先の方をなるべく刺激しないように注意しながら。

出てくるおっぱいの性状、色を見て、乳腺炎はそこまで重症化はしていなかったので、痛みが軽減する程度まで母乳を出します。この後、炎症が長く続いていたので、おっぱいを出してもその余韻として痛みが残っていたので、患部を冷蔵庫で冷やした保冷剤や濡れタオルをつかって、気持ちいい程度に冷やしてもらいます。

次にケアに伺ったのは、1週間後。

もうあまりおっぱいは張らなくなりますが、おっぱいを触るとまだ硬さや痛みがある場所があるので、そこを中心に溜まっている母乳をだします。

ケアのあとのおっぱいは、もう、断乳が完了したおっぱいになっていました。
断乳から14日たって、ようやく、痛みなく眠れるようになったママでした。

小さかった赤ちゃんをここまで大きくしてくれたおっぱいに感謝を込めて。

断乳する時、乳腺炎になることがあります。とくに、断乳前の授乳回数が多い場合や、ママの体調不良が重なったりすると、断乳によるおっぱいの痛みだけでなく、発熱や感染など、ケアが必要な状態になる可能性があります。
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断乳のケアを受けたい、と相談のお電話。この時点で、授乳を全くしなくなって3日経過してました。
それまで4ー5回/日授乳しており、急にやめたそう。
きっかけは医師に「おっぱいをやめなさい」と言われたこと。
ママが風邪をひいて受診した病院で、「薬も飲まないといけないし、赤ちゃんも1歳越えてるんだから、いいきっかけだから、おっぱいやめなさい」と医師に言われ、受診後から授乳をやめたと。その後、乳房はパンパンに張り、痛みが強く、熱もでてきたため、相談とケアの依頼のため連絡した、という経緯でした。
突然断乳をすることになったので、まずはママの希望をうかがいます。もし、母乳再開したければ、まだ、再開できる段階でした。
ママの希望としては、断乳をきっかけに、赤ちゃんの食事への意欲が増して、ご飯をたくさん食べるようになったので、このままおっぱいはやめる方向にしたいとのこと。
最初のケアで、おっぱいの中に溜まりに溜まった母乳を出します。おっぱいの先の方をなるべく刺激しないように注意しながら。
出てくるおっぱいの性状、色を見て、乳腺炎はそこまで重症化はしていなかったので、痛みが軽減する程度まで母乳を出します。この後、炎症が長く続いていたので、おっぱいを出してもその余韻として痛みが残っていたので、患部を冷蔵庫で冷やした保冷剤や濡れタオルをつかって、気持ちいい程度に冷やしてもらいます。
次にケアに伺ったのは、1週間後。
もうあまりおっぱいは張らなくなりますが、おっぱいを触るとまだ硬さや痛みがある場所があるので、そこを中心に溜まっている母乳をだします。
ケアのあとのおっぱいは、もう、断乳が完了したおっぱいになっていました。
断乳から14日たって、ようやく、痛みなく眠れるようになったママでした。
小さかった赤ちゃんをここまで大きくしてくれたおっぱいに感謝を込めて。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師カウンセリング事例】赤ちゃんを育ててくれてた感謝を込めて、断乳ケア

赤ちゃんは、どの子もおっぱいを吸う力を持って生まれてきます。
さまざまな要因が重なって、哺乳瓶は飲むけど、おっぱいから直接飲めない状態になることがあります。

生まれてから1か月半、まったくおっぱいから飲めない赤ちゃんとママのサポートを依頼されました。最初は、赤ちゃんが断固拒否の姿勢…
ケア中に、ママのおっぱいの張り具合や赤ちゃんの口の開け方、舌の出し方、ミルクの飲み方、体重の状況をみせてもらいました。
私の見通しとしては、

「これ、ぜったい飲めるようになる」

次のケアでは、赤ちゃんがちょっとおっぱいをハムハムするようになってました。ここまできたら、赤ちゃんがコツをつかんでくれるまで練習につきあうだけだなーと思ってました。ケア中に、ママが赤ちゃんをアシストして、助産師が小技をちょちょいと使って練習してると。

え？吸ってる？

飲んでる？

ゴクゴク言ってる！

相談を受けて最初に訪問させてもらった日から6日目でした。
普通の土曜日が、ものすごく幸せな土曜日になったと嬉しそうなママの笑顔がみれました。

赤ちゃんは、どの子もおっぱいを吸う力を持って生まれてきます。
さまざまな要因が重なって、哺乳瓶は飲むけど、おっぱいから直接飲めない状態になることがあります。
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生まれてから1か月半、まったくおっぱいから飲めない赤ちゃんとママのサポートを依頼されました。最初は、赤ちゃんが断固拒否の姿勢…
ケア中に、ママのおっぱいの張り具合や赤ちゃんの口の開け方、舌の出し方、ミルクの飲み方、体重の状況をみせてもらいました。
私の見通しとしては、
「これ、ぜったい飲めるようになる」
次のケアでは、赤ちゃんがちょっとおっぱいをハムハムするようになってました。ここまできたら、赤ちゃんがコツをつかんでくれるまで練習につきあうだけだなーと思ってました。ケア中に、ママが赤ちゃんをアシストして、助産師が小技をちょちょいと使って練習してると。

え？吸ってる？

飲んでる？

ゴクゴク言ってる！

相談を受けて最初に訪問させてもらった日から6日目でした。
普通の土曜日が、ものすごく幸せな土曜日になったと嬉しそうなママの笑顔がみれました。
（おうち助産師／小笠原）

【助産師カウンセリング事例】おっぱいが吸えない赤ちゃん

助産師さんって、一体どんなことに答えてくれるのだろう。そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか？
例えば、どんな質問であれば答えられるのかについて、参考例をあげてみました。


【新生児編】
・体重が増えているかわからず不安です。
・病院からはミルクの回数を増やすように言われました。母乳育児を希望しています。
・おへそが取れました。消毒はいつまですればよいですか？
・ウンチの色が変わったような気がします。下痢をしたのでしょうか
・肌がカサカサしています。どうしたらよいでしょうか
・とにかくイライラしてしまいます。赤ちゃんの鳴き声を聞くたびに不安で仕方ありません。
・頭痛がします。病院受診の目安はありますか。

【育児編】
・出かける場所がなく、家の中でどう過ごせば良いのかわかりません。
・イライラして言葉のわからない赤ちゃんに怒鳴ってしまいます。
・離乳食を始めなければと思うのですが、料理をするのが苦手でストレスです。レトルトを食べさせるのも罪悪感があります。
・おっぱいを飲まなくなりました。どうしたらよいのでしょうか。
・コロナウイルスに対する不安が大きく、ニュースばかり見てしまいます。

【家庭編】
・在宅勤務に切り替わり、生活のリズムがすっかりと崩れてしまいました。
・夫との口論が絶えません。子供に悪影響を与えている気がして心が休まりません。
・とにかく何もやる気が起きません。

【おっぱいトラブル編】
・熱が出ておっぱいが赤く腫れています。どうすればよいですか。
・乳首が痛くて授乳がつらいです。
・母乳が出過ぎてつらいです。
・母乳が出なくてつらいです。
・授乳が頻回でつかれてしまいます。

カウンセリングは、まず話をじっくりと聞くことから始まります。
慣れない育児や今の非常事態において精神的にも負荷が大きくなっています。
現状の「困り感」はどこから来るのか、それを一つずつ丁寧に紐解いていきます。
助産師は正解を与えるのではなく、じっくりと寄り添い話を聞き、自らの力で自信を持って育児を行なっていけるよう支援する伴走者です。
たくさんの情報にアクセスできる今は、時には何を選べば良いのかわからなくなりますが、医療従事者としての専門知識は相談者自身の中にある答えを導き出します。
ネット上に溢れる多数の事例より、目の前の我が子に当てはまる育児法について一緒に考えてみませんか。


助産師さんって、一体どんなことに答えてくれるのだろう。そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか？
例えば、どんな質問であれば答えられるのかについて、参考例をあげてみました。


【新生児編】
・体重が増えているかわからず不安です。
・病院からはミルクの回数を増やすように言われました。母乳育児を希望しています。
・おへそが取れました。消毒はいつまですればよいですか？
・ウンチの色が変わったような気がします。下痢をしたのでしょうか
・肌がカサカサしています。どうしたらよいでしょうか
・とにかくイライラしてしまいます。赤ちゃんの鳴き声を聞くたびに不安で仕方ありません。
・頭痛がします。病院受診の目安はありますか。

【育児編】
・出かける場所がなく、家の中でどう過ごせば良いのかわかりません。
・イライラして言葉のわからない赤ちゃんに怒鳴ってしまいます。
・離乳食を始めなければと思うのですが、料理をするのが苦手でストレスです。レトルトを食べさせるのも罪悪感があります。
・おっぱいを飲まなくなりました。どうしたらよいのでしょうか。
・コロナウイルスに対する不安が大きく、ニュースばかり見てしまいます。
【家庭編】
・在宅勤務に切り替わり、生活のリズムがすっかりと崩れてしまいました。
・夫との口論が絶えません。子供に悪影響を与えている気がして心が休まりません。
・とにかく何もやる気が起きません。

【おっぱいトラブル編】
・熱が出ておっぱいが赤く腫れています。どうすればよいですか。
・乳首が痛くて授乳がつらいです。
・母乳が出過ぎてつらいです。
・母乳が出なくてつらいです。
・授乳が頻回でつかれてしまいます。

カウンセリングは、まず話をじっくりと聞くことから始まります。
慣れない育児や今の非常事態において精神的にも負荷が大きくなっています。
現状の「困り感」はどこから来るのか、それを一つずつ丁寧に紐解いていきます。
助産師は正解を与えるのではなく、じっくりと寄り添い話を聞き、自らの力で自信を持って育児を行なっていけるよう支援する伴走者です。
たくさんの情報にアクセスできる今は、時には何を選べば良いのかわからなくなりますが、医療従事者としての専門知識は相談者自身の中にある答えを導き出します。
ネット上に溢れる多数の事例より、目の前の我が子に当てはまる育児法について一緒に考えてみませんか。



助産師によるカウンセリングとは？

BABYBOOTHは、東京・関西・四国の３拠点で展開中の「出張ニューボーンフォト＆産後ケア」のサービスです。 
写真家と助産師がペアを組み、生後3週間以内の新生児のお宅を訪問しております。( https://babybooth.jp/ )


現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新規撮影の受付を中止しております。
そんな中、外出できずに孤立しがちな母子の心身の健康のため、今私たちができることとして、
おうちで助産師に育児相談ができる「助産師オンラインカウンセリング」をはじめることに致しました。
対象は、妊娠中から産後・育児中の方で、全国から受けて頂くことが可能です。

オンライン通話アプリ「ZOOM」を用いた１対１のオンラインカウンセリングをご用意しました。

＊LINEチャット相談は現在新規相談を休止中です
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助産師オンラインカウンセリング（ZOOM ビデオ通話）

オンライン通話アプリ「ZOOM」を用いた１対１のオンラインカウンセリングを、
35分3000円にてこちらの予約専用サイトにて承ります。


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＜ご相談内容の例＞

・妊娠中のご相談
・出産に関するご相談
・育児に関するご相談
・その他、女性の体についてや育児についてのご相談

具体的な相談事例などはブログページ（https://coubic.com/babybooth/blogs#pageContent ）に記載しておりますので、ご覧くださいませ。

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