スウーデンを拠点に世界中でスイング構築メソッドを提供する、Erik Blomqvist(以下エリック)が来日します。
エリックはご存知のとおりSwingCatalyst のグローバルアンバサダーでもありますが、プレイヤーそれぞれの身体構造の分析とそれを生かしたスイング構築メソッドを開発したすごい人です。

また今回は、特別に、彼のバランスゴルフの同僚であり、ヨーロッパで最も評価が高いジュニア育成の専門家である、
Thomas Lindstorm (以下、トーマス)も来日します。
トーマスはエリックの同僚として、バランスゴルフメソッドの伝道師でありつつ、スウェーデンのナショナルチームを率いる有能コーチで、そのジュニア育成の考え方や組織論に定評がありヨーロッパの中でも非常に評価の高いコーチです。

前半はバランスゴルフ、スイングカタリスト を活用したスイングフィッティングの考え方を学び、
後半はトーマスが実践している、ジュニア育成のプログラムや方法論について学びます。
トーマスは、ジュニアゴルファーをエリートゴルファーに成長させる過程で、グループを作ることを重要視しています。そのなかで切磋琢磨し、同時にグループへの貢献の仕方を学ぶことで、グループ全体と、個の力を伸ばす方法を探究してきました。
10月16日(月)9:30-17:30 Balance Golf Method スイングフィッティングを学ぶ
10月17日(火)9:30-12:30 ライブレッスン
13:30-17:30 ジュニア育成の成功事例を学ぶ
エリックはスウェーデンで10拠点、タイおよびスペインで ”バランスゴルフ Balance Golf”アカデミーを展開しています。Swing Catalyst のアンバサダーとしてクラブの使い方はもちろんですが、地面反力の使いかた、それによるスイングの効率化を教えるプロフェッショナルです。
バランスゴルフが提唱するのが”スイングフィッティング”という指導方法です。
もっとも重要視しているのが、その人(身体構造、運動特性)にとっての最適なスイングを科学的アプローチで見極め、簡単で、自然で、無理なく、それでいてパワーが出せて、再現性があるスイングを提案することです。これにより、多くのゴルファーを怪我から守り、長くゴルフを楽しんでもらいたいという考えが根底にあります。
バランスゴルフでは選手の身体&運動タイプを個別に見定めていきます。(Balance Golf Screening Protocol )
プロゴルファー、アスリートに限らず、一般的なアマチュアゴルファーにとっても非常に有効だということがこの10年間のリサーチと実践でも証明されています。
今回のセミナーにおいては、体の構造、仕組みを理解し、ここの体の制約を理解した上で、どのようにスイングを最適化していくかのプロセスをライブレッスンを通じて学んでいきます。
もちろん、地面反力(フォースの向き、大きさ)、プレッシャーなどスイングカタリストのデータの詳細な分析が不可欠です。
トーマスがここ20年間取り組んできた、ジュニア育成の方法論、成功モデルを共有していただきます。
スウェーデンは人口わずか1000万人の国ですが、その中で世界レベルで戦う選手を何人も育成、輩出しています。
トーマスはナショナルチームを率いて下記の実績をあげています。
European Ladies Team 2022 Gold,2021Gold, 2020Gold,2019Gold
Top10 World Amature Golfers Ranking #2 Ingrid Lindbald #7Julia Engstrom

1.Force Generator(力を生み出すもの)
まず選手の運動のパターンを見極めるためにSwing Catalystを活用し
“Force Generator “ (力を生み出すもの)を各選手ごとに確認します。
彼にとって、Swing Catalyst の3Dモーションプレートは、病院におけるレントゲンと同じくらい重要で、なぜならそれは目で見てもわかりにくい(目からの情報だけでは推測になってしまうのと、残念ながら、間違っていることが多い)からです。
身長200cmの人と160cmの人ではクラブとの関係性は異なります。
また同じ身長でも腕が180cmの人と160cmの人ではスイングの形やポジションは変わってくるはずです。
手のサイズ、身長、腕の長さ、前腕の長さ、腰の高さなど細かいスクリーニングのポイントを学習します。

同様に、可動域は人ぞれぞれ異なります。体の作り、そして可動域によって、できること、できないことが決まってきますし、怪我を防ぐことができます。また何が効率を生み出すかもわかってきます。
多くのアマチュアのスイングエラーが実はグリップの作り方にある、ということもエリックの研究でわかってきました。フォースジェネレーターや身体構造の違いをよく理解できると、その人に適したグリップタイプが見えてきます。より安定した、自然で、再現性の高いスイングを、より時間的に効率よく作るのに重要です。明日からのレッスンが変わるかもしれません。
5.Static Aiming( Stance) 静的エイミング
これまで見てきたポイントを有効に活用するためにはまずはそのための準備ができている必要があります。これが静的なセットアップ。スタンス(幅、足の向きなど)。どういう方向に力をかけていく準備がなされているか。
これもSwing Catalyst を使って前後左右のプレッシャー(足圧)のバランスをチェックしていきます。プレッシャーのセットアップは、正しく地面を使うために不可欠です。

次にボールポジション。クラブをどこにおろしてくるかが決まってくれば、そのスイングにとっての望ましいボール位置が決まります。
7.Dynamic Aiming(動的エイミング)
最後に、最終的なクラブデリバリー(クラブが降りてくる位置、方向)を決めるのはダイナミックエイミング(動的エイミング)。インパクト前後の左右の足にかかる圧力の向きを見ていきます。この向きが右を向いていればクラブはIn-Out に、左を向いていればOut-Inにクラブを運ぶエネルギーとなります。このタイミング、方向も目からの情報では得られません。
以上のプロセスを通じて、プレイヤーのスイングを最適化していきます。改善の結果は弾道データ、クラブ軌道を見ながらチェックしていきます。

基本的には2日間完結型のセミナーとしていますが、1日だけという方はご相談ください。
日時:2023/10/16 (月曜日)9:30-17:30 (途中お昼休憩あり)
2023/10/17 (火曜日)9:30-17:30 (途中お昼休憩あり)
お支払いはエンジョイゴルフオンラインに購入ページを設けますので、お申し込み後、そちらからお願いいたします。