上原由記音『アルベニス 生涯と作品』出版記念コンサート【チケットのみ】
【チケットのみ】
長年の研鑽によるアルベニス研究の集大成!
スペインピアノのスペシャリストによるコンサート
プログラム
イサーク・アルベニス作曲
パバーナカプリーチョ
マジョルカ 愛の歌
グラナダ タンゴ
コルドバ 朱色の塔
アストリアス セビージャ 他
日時:6月1日(日) 開演15時(開場14時半)
会場:錦鱗館
京都府左京区吉田神楽町3-13
http://kinrinkan.cocolog-nifty.com/blog/cat40611616/index.html
上原由記音 うえはらゆきね
J・フェヴリエ氏、A・デ・ラローチャ女史に師事。2025年3月『アルベニス生涯と作品』(石田一志監修)を音楽之友社から刊行。今までに、スペイン政府文科省助成『粋と情熱スペイン・ピアノ作品への招待』(濱田滋郎監修)を刊行、同助成CD『アルベニス作品集1~4』をリリース、全て『レコード芸術』誌特選。共和国政府招聘でのキューバ及びヨーロッパでリサイタル、レッスン、講座、国営放送への出演を行う。
パリエコールノルマル音楽院審査員奨励賞を得て演奏家ライセンス修了。
《イベリア》全曲リサイタル開催。国立大学法人琉球大学名誉教授。日本スペインピアノ音楽学会を設立、現在まで会長を務める。
審査員としては、スペインのハエン賞国際ピアノコンクールに今までに3回ハエン自治州より招待を受けている。
その他、日本では青少年のためのスペインピアノコンクールやスペインギターコンクールの審査を務める。
『アルベニス 生涯と作品』
本書は、スペイン音楽、なかでもアルベニス(1860-1909) を中心に演奏活動や執筆を続けている上原由記音による集 大成の書。第1部は「生涯編」。アルベニス研究は、1990年代 にその第一人者J.トーレスの本格的な調査により、公文書に よる客観的なデータが明らかになる。今回、著者はこの研究 を基本とし、さらにアルベニスが旅行中に携え青少年期を描 写した。「アルバム」も再確認しつつ、また彼の日記や往復書 簡もふんだんに用いてその生涯の全貌を詳述。彼がパリとバ ルセロナの音楽界の橋渡しの担い手であったことや、中央 ヨーロッパと近代スペインの音楽の関係などを詳述する。第 2部の「作品編」では、アルベニスの作品全体をカバーする。 なかでもピアノ作品については、日本で初めて全作品を紹介。 後半期の重要な作品を中心に、民族的な作品の特徴とその 表現方法も含めて、著者ならではの知見 から解説を行う。監修は、著者の恩師で ある石田一志氏による。
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=225720