「茶藝術師」養成講座-第3期募集について-
本講座は一般社団法人茶藝術協会の認定講座であり、豊かな茶文化を体系的に学び、表現できる人材を育成するための「茶藝術師養成講座」 です。
2025年3月に第1期の開講した 「茶藝術師養成講座」は、おかげさまで好評を得ることができ、11月より第3期の受講生を募集する運びとなりました。
講座修了生からは、
・「中国茶をより深く楽しめるようになった」
・「高品質の様々な種類のお茶を実際に味わうことができた」
・「お店でのサービスに自信が持てた」
・「将来自分のお店を開く夢につながった」
などの声が寄せえられています。
少人数制ならではのきめ細やかな指導に加え、『中国茶で、おとな時間』 著者本人による直接指導も本講座の大きな特徴となっています。修了生にはディプロマを発行し、協会認定資格「茶藝術師」の称呼をさまざまなシーンで活用していただけます。
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茶藝術師とは、茶を東洋の叡智と美意識が結晶した総合芸術として捉え、その価値を知識と感性によって体現し、人々へ伝える専門家です。
実際にお茶を淹れる実践的な技術に加え、中国茶の4000年にわたる歴史や哲学を学び、「茶禅一味」をはじめとする禅・儒教・道教の精神性に触れながら、茶を通して人と向き合い、もてなしの心を形にしていきます。
そして、あなたの淹れた一煎のお茶が場を整え、言葉を超えた交流を育む力となり、現代社会に癒しと文化的な豊かさを届ける「茶文化の伝達者」となることを目指します。
茶藝術師養成講座 受講対象者
中国茶や茶文化を体系的に学び、深めたい方
(趣味として楽しみたい方から専門的に極めたい方まで)
もてなしや表現としての茶を身につけたい方
(人との交流や仕事の場で活かしたい方)
協会認定資格「茶藝術師」を取得し、活動の幅を広げたい方
(将来の開業や仕事でのスキルアップを目指す方)
講座日程(全10回)
日曜コース:11/16、11/30、12/14、2026年1/18、1/25、2/15、2/22、3/15、3/22、4/5
授業開始時間:15:30〜17:30
月曜コース:11/17、12/1、12/15、2026年1/19、1/26、2/16、2/23、3/16、3/23、4/6
授業開始時間:15:00〜17:00
受講料:275,000円(税込料金、テキスト、ディプロマ発行料含)
会場:GUDDI麻布サロン(東京、元麻布)
※現地お支払い、クレジットカード決済、銀行お振込をお選びいただけます。
受講ご希望者は講座開始日のカレンダーからお申し込みください。お電話、メールでも受け付け可能です。
[受付・お問い合わせ]
一般社団法人茶藝術協会:03-3444-9285 ✉️info@guddi.co.jp
講座内容の紹介
【1. 茶の基本知識①】6大種の特性、茶の化学的な成分、茶と人体の相互作用
【2. 茶の基本知識②】中国茶の基本的な淹れ方(工夫式・蓋碗・紫砂壺など)
【3. 茶の文化と歴史】茶の起源、神農から現代まで、 『茶経』(陸羽)、『喫茶養生記』(栄西)の要点
【4. 茶藝の実技】茶道具の名称と用途、実践的な淹れ方の技術、接客と茶席でのマナー
【5. 茶の地域性と産地】中国の主要産地とその特徴、名茶の紹介
【6. 茶と健康①】健康効能と漢方的視点、中国伝統医学におけるお茶の養生法
【7. 茶と健康②】中医学の基礎概念(陰陽五行)と茶の位置づけ
【8 茶と芸術】茶席の構築法、茶器や装飾の選び方、実践的ワークショップ
【9.茶と芸術 ― 書・画・詩との関係】 唐詩・宋詞・俳句・短歌など茶にまつわる文学の紹介
【10. 試験対策講座(模擬試験)】筆記試験、実技試験の模擬演習(淹れ方、所作の確認)
茶藝術師養成講座の目的
1. 茶の専門知識と実践力が体系的に身につく
•中国六大茶類の特徴や製法、効能を、歴史的背景とともに理論的に学習
•講座で使用するお茶は全てトップクオリティの茶葉を使用
•紫砂壺や蓋碗などの茶器の扱い方、伝統的な淹れ方や茶席の設えを通じた実践的スキルを習得
•中級者からでもご参加可能。より深い理解へと導く専門カリキュラム構成
2. 「茶藝術師(Tea Art Expert)」の認定資格が取得できる
•所定の課程と認定試験を修了することで、「茶藝術師」の資格を取得可能
•資格は、おもてなし・教育・講師活動・文化イベントなど幅広い分野で活用可能
•飲食店関係者の方には、茶の提供を単なるサービスから「体験」へと高めることができる
•店舗の付加価値やブランド力の強化につながり、茶を通じた五感の演出で記憶に残るひと時を創出できる
•自分の茶会やワークショップを主宰する基礎としても活用できる
3. 精神的成長と自己研鑽の機会
•茶を通じて「自らを整える」ことを重視する精神性の学び
•古典の知識(論語、老荘思想等)や「茶禅一味」の思想に触れ、内面を深める時間
•日常生活の中で心を静める「道」としての茶を体験
4. 4000年にわたる茶文化の歴史と美意識にふれる
•中国茶の歴史と芸術的価値を多角的に学ぶ
•書画・詩歌・音楽・香といった芸術領域と茶の関係を探究
•茶を中心とした東洋的な美意識と感性を身につけられる
•茶席の演出や空間設計を学び、日常に豊かなひとときを生み出せる
担当講師:伊藤悠美子 一般社団法人茶藝術協会代表、『中国茶で、おとな時間』(光文社)著者