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【日本画アトリエ こま 第8回】構図編8「屏風の構図・模写」屏風を作る・理解する
本ページは対面講義の予約です。オンライン講義については、上七軒文庫チャンネル in シラスをご覧ください。



<概要>

「鉛筆一本で始める日本画トレーニング」とうたっている本講座ですが、今回はハサミと糊も使って屏風の構造を作っていきます。

もちろん、会場参加の方でご準備いただくものはありません。いつもの通り手ぶらでお越しください。

オンラインの方は段ボールまたは厚手の紙と、カッターナイフ、コピー用紙、ハサミと糊をご準備ください。

構図の勉強もいよいよ三次元に広がってきました。手を動かすことで屏風の構造を身近に感じ、あの名作の秘密にも迫ってみましょう!



<この講義について>

鉛筆一本で始める大人のための日本画トレーニング「日本画アトリエ こま」は、みなさまの心と時間を小さくお借りし、一歩一歩駒を進めるように丁寧に手を動かすことで得られる豊かな創作体験を提供することを目的とした、月1回の連続講義です。日本画の歴史が内包してきた専門知、ものの見方を一緒に読み解きながら、「日本画の考え方」を少しずつ身近なものにしていきます。



「構図編」では全12回にわたり、日本をはじめとした東アジア地域で制作された絵画を参照しながら、絵画の「構図」について掘り下げます。

「模写」「写生」「講評」を3つの柱とし、それらの実践を通してさまざまな「構図」の見方、作り方を身につけていきます。連続講義の最後には簡単な作品を1つ仕上げる予定です。ぜひ、紙と鉛筆と楽しむ気持ちを用意してご一緒ください。



<講師>

松平莉奈(画家)



次回以降の予定 (予定は変更になる場合がございます。)

2023年7月29日(土)  構図編9 ゲスト回

2023年8月26日(土)  構図編 10 屏風の構図 写生

2023年9月23日(土・祝) 構図編11 屏風の構図 総括
【オンライン講義】『成唯識論』を読む(講師:師茂樹)第39〜41回
※ 対面講義はPassMarketからお申し込みください(第39回 ・第40回 ・第41回 )。

概要

この世界にあるものはすべて識の顕現に過ぎない――大乗仏教における重要な思想の一つである唯識思想は、東アジアにおいては『成唯識論』の注釈・解釈を中心に発展しました。東アジア仏教、日本仏教を考える上で大変重要な文献の一つです。しかし、これほど重要なテキストでありながら、『成唯識論』を手軽に読めるような状況ではありません。

本講義は、『成唯識論』の通読を試みるものです(したがって、全何回になるかはわかりません)。あまり細かい議論を追いかけることはせず、最後までたどり着くことを目指します。

※ 現在は第4巻を読んでいます。

※ テキスト(原文+現代語訳)は講師が用意します。

参考文献

佐伯定胤校『新導成唯識論』(法隆寺)

岩田教圓編『仏教大系 成唯識論 会本』(中山書房仏書林)

太田久紀『成唯識論要講 護法正義を中心として』第1〜4巻(中山書房仏書林、1999〜2000年)※『成唯識論』の重要部分を中心に解説。

廣澤隆之『『唯識三十頌』を読む』(大正大学出版会、2005年)※『成唯識論』の元となった『唯識三十頌』を解説。

上七軒文庫の基本情報

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京都市上京区末之口町448-15
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