国会議事堂のすぐ近くに建つ赤坂日枝神社は、日本三大祭りの一つ「山王祭」でも有名ですね。

太田道灌が江戸城を築くにあたり、江戸城の裏鬼門（南西）封じのため川越の山王社を勧請したのが始まりとされます。

東京では明治神宮とならぶ「官幣大社」で

江戸城鎮守・将軍家の産土神としても崇敬されてきた、非常に格式高いお社です。

今はビルが立ち並ぶ地域にありながら

丹塗りの社殿が空と緑に映える、とても美しく気持ちの良い場でした。

ご主祭神は、大山咋神（おおやまくいのかみ）。

「咋」とは「杭」のこと。

大きな山の主がそこに杭を立てるが如く、物事の基礎や要を築き、揺るぎない実績を生む力を授けてくださるとされます。

長く、日本の政治経済の要処を護ってくださっているのですね。

末社境内には、たくさんの企業の奉納旗がなびいていました。