神社の御神体が「鏡」である理由=私が「お詣り大好き!」なワケ

2016年4月08日

私は神社仏閣にお詣りさせていただくことが大好きです。

夜行バスに乗り、ホテルが取れない時はネットカフェに泊まってでも、参拝に行くことがあります。


「あ~、パワースポット巡りね」と思う方もおられるかもしれませんが。。。


私、神社仏閣を「パワースポット」と呼ぶのは好きではありません。


確かに、神様・仏様をお祀りしている場ですから、素晴らしいパワーが満ちています。

ただし、そのパワーをいただく器が自分の中になければ、体調を崩すことも大いにあり得ます。



私が神社やお寺に惹かれて止まない理由は

その場所を大切にしてきた「人間」の想いが折り重なっているから。


「お詣りさせていただきます」と、ご神域に足を踏み入れた瞬間から

その土地の空気や、その場を美しく保ってきた人たちの想いに包まれ、

安らぎ、畏怖、感謝の念が涌きあがってきます。


それは純粋に「ことばにできないほど心地よくて、幸せ!」な体験なのです。




私には、特別なものが見えたり聞こえたりする力はありません。


沖縄という地で育った私は、子どもの頃から

そういう力は「神に選ばれし者」がだけが授かるもので

私は「神に選ばれなかった者」なのだと思っていました。



(ここに私の自己卑下意識や罪悪感の原点と、泥沼のドラマの種があるのですが、そのお話はまたいつか)



でもね。今は、特別な力を持っていないって

実は天から、ものすごい自由を与えられているのだと、しみじみ思うのです。


だって「天の声」がはっきり聞こえてしまったら、スルーできないでしょ。



先月も、こんなことがありました。

新橋にある、日比谷神社にお詣りしていた時でした。


その時の私は、自分がどこに進んでいけばよいのか全く分からなくて

他に誰もいない本殿の中で手を合わせながら

「私はどうすればよいのでしょうか」と30分泣き続けました。


泣き疲れて、ふと顔を上げると

ご神体の鏡に映る自分の姿が目に入りました。


「かがみ」がご神体とされているのは、


「真ん中の“我”を自分がなくせば、そこに映るのは“神”。だから我を捨てなさい」

というメタファーなのだと、私は教わってきました。


❖図にすると


か__み



でも、人間である以上、我を完全に捨て去ることなどできないと

心理学を学んで知った私は、いつもモヤモヤとした感覚を感じていたのですが


❖もしかしたら


か(我)み


とも言えるのではないかしら?と、ふと思ったのです。


「我」の塊である私でも、神様はいつも受け容れ、守ってくださっている。


「我」があったって、いいんだよ。

捨てられるわけないでしょう、人間なんだから。

こちらは、初めからそんなこと期待していませんよ。


神様にしたら、そうなのかもしれない・・・


もう一度、手を合わせて鏡の奥の神様にお辞儀をすると

鏡の中の私も、こちらにお辞儀をしています。


あぁ・・・私、神様からお願いされてる。

「肉体を持つあなただからできることがあります。頼みますね」

そう託され、感謝されている。


そう感じたら、有り難くて有り難くて。

またわんわん泣きました。



天の声が聞こえない私には、どちらが正しいかはわかりません。

けれど「こっちじゃなきゃダメ!」と言われたのでないなら

好きな方を選んだっていいじゃない。と思えるようになってから

ものすごーく、楽になりました。



「天の啓示」なんて崇高な感覚ではなく

なんとなく、そんな気がする・・・くらいのもの。


私は、それでいい。


「私は全然特別な人間じゃないけど、天から愛されている存在なんだ」

そう心から思えることが、“見えない力”となって背中を押してくれるのだと

自らの体験が教えてくれたから。



それにね。

天の声が聞こえる方たちのセッションを、毎月のように受けた時期もありましたが

他人経由で伝えられるより、結局私は自分自身で感じたかったんですよね。


我がすごく強いもので(笑)



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