◆コーチング・スーパービジョンとは
コーチングの実践者がスーパーバイザーと協働し、質の高いリフレクションを通してコーチとしての成長、繫栄に向かっていく継続的な取り組みです。
◆何をテーマにするか
スーパービジョンでは大きく分けると4つの焦点があり、適宜その時の状況に応じて話題を選択していきます。
①クライアントへの関わり方
自分のコーチングがクライアントにどう影響しているかを省察します。
②自分自身の状態
セッションにおける自分の思考や感情、価値観や癖、セルフケアも含めて自分を見つめます。
③倫理規範、能力水準
プロフェッショナルとしての基準に沿って能力をどのように発揮しているか、開発課題は何かを探ります。
④コーチングを取り巻くシステム
クライアントを取り巻くステークホルダーや組織、社会的な文脈を広くとらえ、システムへの気づきを深めます。
“Supervision is a joint endeavour in which a practitioner, with the help of a supervisor, attends to their clients, to themselves, to the professional context and to the wider systemic context, in order to develop and sustain their practice with clients.”
(Hawkins & Shohet, 2012, Supervision in the Helping Professions)
◆実施方法 ※システム上、決まった日程を選択する必要があるため、”11月1日”を選択してください。実際のスケジュールは個別に調整させていただきます。
・オンライン(Zoom使用)で60分間のセッションを行います。
・6回のセッションは1か月ごと~3か月ごとを目安とします。
◆対象者
・定期的に複数名のクライアントとコーチングを行っているプロコーチ(社内コーチ、副業コーチを含む)
◆メンターコーチングとの違いについて
MBCCで提供しているメンターコーチングは、ICFの定義に準拠するコアコンピテンシーの開発と実践力の養成に主眼を置いています。スーパービジョンは包括的にコーチング専門職としての発展や能力開発を扱います。
◆CCE(ICFの継続学習)
実施時間分の証明書を発行します(メンターコーチングと同様に10時間までCCEとして認められます)