奥飛騨温泉郷 中尾地熱発電所

中尾地熱発電所の2号井戸の井戸芯設定のエピソードに、毎年春・夏に宿泊していた民宿　望燒館の亡くなったご主人の和邇さんの「ここが良いのではないか」というのが出てきて、大変驚きました。完成を観ずに亡くなられたのが残念でしたが、中尾温泉の住民とよくコミュニケーションができているというのが、滝川さんの大変丁寧かつ、専門的なお話が、クイズ形式も含めて、妻の兄夫婦(建築家)にも大変好評でした。

また、温泉の泉源が2層に分かれていること、下部の温泉のシリカスケールの沈積膠着による帽子型の不透水層が形成されていることにより、温泉泉源と発電所の熱源がそれぞれ独立していること、発電所の蒸気・熱水を温泉として還元され、中尾温泉に供給していることなど、大変分かりやすかったです。

また、熱源が脈流を起こしているということは、水量の多い水井戸と似通っていて面白い話で、吐出量の減ったときに蓄電池で補うこと、硫化水素対策をしていること、新たな泉源を計画・推進していることなど、いろいろ工夫されていると思いを新たにしました。

　余っている蒸気が何か利用できるといいですね。

　今度は、30歳代ですが、子供たちを連れて見学させてください。

　変な質問をさせていただき、大雨の中、予定時間の3倍くらい掛けて説明いただきまして、ありがとうございました。

雨で登山予定が短縮になり、何か見るものはないかなと探していて、こちらの地熱発電所を見つけました。

中尾温泉に泊まると無料で見学できると知り、一人旅でも受け入れてくれる宿を見つけて温泉と飛騨牛を堪能した次の日に発電所を見学。

歴史や技術について、初心者にもわかりやすく丁寧に説明して下さって、とても勉強になりました。

温泉街と発電所の共存共栄、この中尾温泉の成功例をモデルに、地熱に恵まれた日本に拡がると素敵だなと思います。

ありがとうございました！

ほとんど事前知識のない私達のために、地熱発電の仕組みとそれぞれの施設の役割を分かりやすく丁寧にご説明いただいた後、それに沿って実際の施設を見せてくれました。ここを訪問する前は、単に機械の固まりにすぎなかった施設が、すごくいきいきとしたものに感じられるようになりました。説明の合間に話していただいた施設開設までの諸々のご説明も楽しかったです。いい訪問になり感謝しております。