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坂巻弓華 個展「Some chewing gums」
プレコグ・ギャラリー(東京・渋谷)では、9月17日(水)〜21日(日)に坂巻弓華 個展「Some chewing gums」を開催いたします。



坂巻は、「なんとなく自分の中で、『自分の絵=チューイングガムみたい』というイメージがある」と話します。

プレコグ・ギャラリーでは2回目となる今回の個展で、坂巻はそんな作品たち(ガムたち)が並んでる所を想像してこのタイトルをつけました。

プレコグ・ギャラリーの小さなスペースに、カラフルで不思議な味のするガムたちが、ぎゅっと詰められる。そんな空間体験を楽しんでいただけましたら幸いです。




【会期】2025年9月17日(水)〜21日(日) 

【時間】13:00〜18:00 *完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)



※お一人1回のご予約でお願いいたします。会場の都合上、同伴者は1名まででお願いいたします。

※ご購入点数は1家族(および1グループ)単位で1点とさせていただきます。

※ご都合により欠席となる場合には、かならずシステム上から予約のキャンセルまたは日時の変更をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

※転売目的でのご購入を防ぐため、大変恐れ入りますが、ギャラリー入り口にて身分証明書のご提示をお願いいたします。

※弊ギャラリーが転売目的でのご購入と判断した場合には、ご退場をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。

※事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

鬼海弘雄写真展「ポギーとプレコグの愛した鬼海弘雄」


「今度ブルータスでポギーってひと撮ることになったんだよ。知ってる?ポギー」



鬼海さんにそう言われたのは2017年のことでした。そのときに鬼海さんが撮ったポギーさんの写真は、先日、アメリカの出版社RIZZOLI から発刊された『POGGYSTYLE』でも、プロフィール写真として使われています。



浅草へ通い、気になる人がいれば声をかけて浅草寺の朱色の壁を背景にフィルム1本分の写真を撮る。鬼海さんはそれを45年間続けました。その作品の被写体は、鬼海さんを魅了した浅草の人であり、その人たちを通して垣間見える浅草という街そのものでした。現在では、写真界はもちろん、現代美術の分野からも熱視線を浴びています。



そんな鬼海さんと縁が深く、自身も鬼海ファンを公言するポギーさんにご協力をいただき、プレコグ・ギャラリーでは、8月20日より鬼海弘雄写真展「ポギーとプレコグの愛した鬼海弘雄」を開催することになりました。本展では、ポギーさんと安藤がそれぞれお気に入りの鬼海作品をセレクトし紹介。作品はすべて鬼海弘雄さんが生前に自らの手で焼いたヴィンテージプリントです。



多くの写真家がプリンターと呼ばれる専門家にプリントを任せる中、鬼海さんは自らの手で作品を仕上げることにこだわりました。そのため、自らの手で焼かれた作品は、今後ますます評価を高めることになると思います。この機会に、ぜひ、その美しく文学的な作品群をご覧ください。



【会期】2025年8月20日(水)〜24日(日)

【時間】13:00〜18:00  *完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)





※お一人1回のご予約でお願いいたします。会場の都合上、同伴者は一名まででお願いいたします。

※ご都合により欠席となる場合には、かならずシステム上から予約のキャンセルまたは日時の変更をしていただきますよう、よろしくお願いいたします(無断キャンセルの場合、次回以降の個展のご予約ができなくなるシステムになっております)。

※弊ギャラリーが転売目的でのご購入と判断した場合には、ご退場をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。

※事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。











【鬼海弘雄】

1945年3月18日山形県寒河江市生まれ。高校卒業後、山形県職員を経て法政大学文学部哲学科に入学、哲学者・福田定良のもとで学ぶ。大学卒業後はトラック運転手、遠洋マグロ漁船乗組員など様々な職業を経ながら写真作家としての活動をスタート。1973年より浅草で人物写真を撮り始め、それは45年にわたって続いた。その作品は「ペルソナシリーズ」と呼ばれ、2004年に刊行された写真集『PERSONA』は第23回土門拳賞を受賞した。没年となる2020年には第36回東川賞飛騨野数右衛門賞を受賞している。





【小木"Poggy"基史】

1976年北海道生まれ。ユナイテッドアローズでキャリアをスタートし、2006年にはHIP HOPファッションとラグジュアリーファッションをミックスしたコンセプトショップ「Liquor,Woman&Tears」を、2010年には「UNITED ARROWS & SONS」を立ち上げ、ディレクターを務めた。2018年に独立後はファッションキュレーターとして活躍。2025年にはアメリカの出版社RIZZOLI より自身の愛用品を紹介する書籍『POGGYSTYLE』を刊行。一時は入手困難になるなど、世界中で話題を呼んでいる。









漆の"偉人" 展
昭和、平成に活躍した“偉大”なる漆芸家・角偉三郎さん。ぼくは直接お会いしたことはありませんが、その作品を手にし、その“偉業”に驚かされました。これまで個人的にコツコツ集めてきたのですが、ある時、古美術上田の上田さんとお話ししていると、彼も偉三郎さんのファンであり、古物の世界で集めた作品を多数お持ちであることがわかりました。拝見すると初期の作品や手痕が残る希少な作品も少なくありません。上田さんにとって、それらを普通に古物として売ることは難しくないのですが、せっかくならまだ偉三郎さんのことを知らない人たちに手にしてもらう機会を作りたい。そうおっしゃってくださり、プレコグ・ギャラリーで展覧会をさせていただけることになりました。漆の偉人によるすばらしい作品の数々をぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。



※今回の出品作品はすべてユーズド作品となります。ご注意ください。





【会期】2025年6月11日(水)〜15日(日)

【時間】13:00〜18:00 *完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)



※お一人1回のご予約でお願いいたします。会場の都合上、同伴者は一名まででお願いいたします。

※ご都合により欠席となる場合には、かならずシステム上から予約のキャンセルまたは日時の変更をしていただきますよう、よろしくお願いいたします(無断キャンセルの場合、次回以降の個展のご予約ができなくなるシステムになっております)。

※弊ギャラリーが転売目的でのご購入と判断した場合には、ご退場をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。

※事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。
個展を事前に見られる“ファストパス”付き 「漆の偉人 お食事会」
プレコグ・ギャラリー(渋谷区)では2025年6月10日〜15日に開催する「漆の偉人 展」に合わせ、特別なお食事会を開催いたします。日時は10日19時〜。場所は外苑前のパロル(東京都港区南青山2丁目22−14)です。本会ではパロルの所有する陶芸家・黒田泰蔵の器と、個展にて展示販売する角偉三郎の漆器を使用した特別なコースをご提供します。また、食事会参加者の方には10日(食事会前)に個展出品作品を事前にご覧いただける機会を設けさせていただきます。お席には限りがございますので、ご興味のある方は早めのお申し込みをよろしくお願いします。



【食事会】

6月10日 19時〜  会費 18,000円(税別)※ドリンク2杯付き。3杯目以降は実費となります。



食事会チケットご購入の方には当日、事前に作品をご欄いただける時間をご用意いたします。もちろんご購入も可能です。

優先販売日時 6月10日 16時〜18時



※食事会の当日、入口にて会費をお支払いください。

※10日のご都合がつかない場合には、11日以降でご希望の時間帯に優先登録させていただきます。食事会の席が埋まり次第、お申し込みは締め切らせていただきます。
長谷川竹次郎 個展「竹次郎の蓋もの」
プレコグギャラリー(東京・渋谷)では、4月24日より、長谷川竹次郎展「竹次郎の蓋もの」(完全予約制)を開催します。



竹次郎さんの作品は金属なのに柔らかい。いや、実際にはもちろん硬いわけですが、見た目にはふわっとしている。そんな不思議な感覚を覚えます。中でも、「蓋もの」はとくにそんな印象が強いです。古くから世界に伝わる様々な技法を駆使して作られる造形。なかにはほかの一流の金工家が見ても「どうやっているのかわからない」というものも少なくありません。それでありながら技術にばかり目が行かず、そうして生み出された作品の世界観に引き込まれてしまうのが、竹次郎作品のすごいところです。

歴史に名の残る数々の数奇者から、現在活躍中の工芸家まで、高い審美眼を持つひとたちが愛用する竹次郎さんの蓋ものを、ぜひその目でご覧ください。

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長谷川竹次郎

金工家。1950年、愛知県生まれ。長谷川家は尾張徳川家の御用鍔師の家系で、明治より茶道具金工家として一望齋を名乗る。竹次郎は二代目長谷川一望齋春泉の次男として生まれ、1968年人間国宝・故関谷四郎氏に鍛金を師事。1980年からは長谷川竹次郎の名前で、日常でも使えるアートピースを制作し、各地で展覧会を行うように。1994年三代目一望齋春洸を襲名。本職である一望斎として制作する茶道具は、モダンで洗練された世界観から評価が高く、多くの家元や数奇者に愛用されている。

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【会期】2025年4月24日(木)〜27日(日)

【時間】13:00〜18:00(24日のみ12:00〜17:00)*完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)



※お一人1回のご予約でお願いいたします。会場の都合上、同伴者は一名まででお願いいたします。

※ご都合により欠席となる場合には、かならずシステム上から予約のキャンセルまたは日時の変更をしていただきますよう、よろしくお願いいたします(無断キャンセルの場合、次回以降の個展のご予約ができなくなるシステムになっております)。

※弊ギャラリーが転売目的でのご購入と判断した場合には、ご退場をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。

※事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。

内田鋼一 個展「西班牙」
プレコグ・ギャラリー(渋谷区)は、3月20日(木)〜23日(日)、内田鋼一の個展「西班牙」を開催いたします。

昨年6月、内田鋼一さん家族とスペインを旅しました。主な目的は古物の研究。スペイン各地でかつて作られた古いやきものを巡る旅です。マドリード、バルセロナ、バレンシア、セビーリャ・・・クルマでの移動中、ぼくらは様々な風景を目にしました。いかにもスペインらしいもの、まったく予想を超えたもの。それらは、現地で見つけた古物とともに、鋼一さんの制作意欲を刺激したようです。「作品が作りたくなった」。その車中でのつぶやきをぼくは聞き逃しませんでした。今回の個展「西班牙」はそのアウトプットとなります。スペインにはない、鋼一さん独自のやきもの「西班牙」をお楽しみください。


【会期】2025年3月20日(木)〜23日(日) *3月19日(水)はプレビュー(招待制)

【時間】13:00〜18:00 *完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)



※お一人1回のご予約でお願いいたします。会場の都合上、同伴者は一名まででお願いいたします。

※ご購入点数は一家族単位です。

※ご都合により欠席となる場合には、かならずシステム上から予約のキャンセルまたは日時の変更をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

※ご購入に関しましては、個数など制限がございます。詳細は現地にてご説明させていただきます。

※弊ギャラリーが転売目的でのご購入と判断した場合には、ご退場をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
高野夕輝 個展「そこに誰かが」
プレコグ・ギャラリー(渋谷区)では10月3日(木)〜6日(日)に、高野夕輝の個展「そこに誰かが」を開催いたします。



北海道・鹿追町で木彫り熊制作を行う高野は、若き日に名だたる現代美術家たちと交流を持ちました。その経験と、独学で学んだ八雲町やアイヌの木彫り熊に関する知見をもとに、まったく新しい、独自の木彫り熊を生み出しています。



とくに重要シリーズである「くまちゃん」では、八雲で生まれた「抽象熊」の発展系といえる作風を確立。八雲熊の持つかわいさと、アイヌ熊の野生味を併せ持つ世界観を構築。唯一無二の芸術性は、工芸界のみならず、美術コレクターからも高い評価を得ています。



今回は、くまちゃんシリーズを中心に、木彫り熊と並ぶ高野の人気作「雪の日高山脈」も展示いたします。この貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。






【会期】2024年10月3日(木)〜6日(日)

【時間】3日(木)11:00〜18:00、4日(金)〜6日(日)13:00〜18:00 *完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)



※会場の都合上、3日(木)に関しましては1予約お一人とさせていただきます。同伴者はお断りしますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

※ご都合により欠席となる場合には、かならずシステム上から予約のキャンセルまたは日時の変更をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

※ご購入に関しましては、1家族1点までとさせていただきます。



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
坂巻弓華 個展「new bone 」
プレコグ・ギャラリーは、画家・坂巻弓華の個展「new bone 」を開催いたします。国内のみならず、海外からも注目を集める坂巻。その勢いは、ますます加速するばかりです。彼女との出会いは、出版部門であるプレコグ・スタヂオの書籍『木霊の再生』の装画をお願いしたときのことでした。デザイナーに紹介されその作品を見た瞬間、すっかり虜となったのを今も鮮明に覚えています。プレコグ・ギャラリーでの作品発表は今年3月の「アートフェア東京」以来4度目。「たくさん絵を描く日々で作られたのは、絵を描く筋力、ではなく、新しい骨でした」。そんな思いが、今回の個展タイトルには込められています。骨密度の高い展示になりそうです。新たな扉を開けた坂巻ワールドをぜひお楽しみください。



〈作家からのメッセージ〉
なにが嬉しかったかと言うと、個展の打ち合わせの時、大きめのサイズで10点くらい展示しては?という提案があったこと。
これまでは「数をたくさん、描き溜めたものをとにかく全部」な展示が多く、私にとって10点前後と言うのは今までにない展示数。
今回は、ちょっと違うことができそうだと思った。
この展示のために描いた絵が並びます。私はそれを楽しみにしています。
まだ、半分しか描けていないけど。



【会期】2024年9月5日(木)〜8日(日)

【時間】13:00〜18:00 *完全予約制

【場所】プレコグ・ギャラリー(東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203)



***ギャラリー(B203)までのアクセス***

ビラ・モデルナ入口(地下階)を入りましたら、右手奥にあるエレベーターで2階へお上がりください。2階でエレベーターを降りて右の廊下にお進みいただくと、進行方向右手に「B203」があります。ご不明な場合は、B1受付にてお問い合わせをいただけますと幸いです。部屋に着きましたらドアを開けてお入りください。不安な場合はノックをしていただければお開けいたします。事前のお問い合わせについて、すぐのご回答は難しい可能性があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
長谷川竹次郎個展「竹次郎の匙と盃」
赤木明登さんも、内田鋼一さんも、僕が尊敬する工芸作家の家には、たいてい竹次郎さんの作品があります。金属なのに見た目に柔らかく、かわいいけれどそれだけでは終わらない存在感。よく「天才金工家」と言われることが多い竹次郎さんの作品は、ほかの金工作家が見ても、どうやって作るのか、その工程がまったく理解できないものも多いそうです。そして、そんなにもすごい技術が使われているのに、けっしてその高い技術を「超絶技巧」だと前面に出すことはない。見せたいのは、あくまで形であり世界観。これこそが、まさに竹次郎さんの凄みだと僕は思います。

本来、長谷川一望斎として、風炉釜や香合、茶器などを、家元や数奇者から依頼を受けて制作するのが本職の竹次郎さん。益田鈍翁や森川如春庵など、歴史に名を残す数奇者の面々がパトロンだったそうです。今回は、そんな竹次郎さんがライフワークで制作するアートピースの中から、僕も毎日愛用している「匙と盃」をご紹介します。

【会期】4月24日(水)〜28日(日) 

【時間】12時〜18時 *4月24日(水)は13時〜17時、当日15時〜17時は作家在廊

【会場】プレコグ・ギャラリー(東京・渋谷)

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長谷川竹次郎

金工家。1950年、愛知県生まれ。長谷川家は尾張徳川家の御用鍔師の家系で、明治より茶道具金工家として一望齋を名乗る。竹次郎は二代目長谷川一望齋春泉の次男として生まれ、1968年人間国宝・故関谷四郎氏に鍛金を師事。1980年からは長谷川竹次郎の名前で、日常でも使えるアートピースを制作し、各地で展覧会を行うように。1994年三代目一望齋春洸を襲名。本職である一望斎として制作する茶道具は、モダンで洗練された世界観から評価が高く、多くの家元や数奇者に愛用されている。

プレコグ・ギャラリーの基本情報

住所
東京都渋谷区渋谷1-3-18 ビラ・モデルナB203
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