2018年1月28日
彩の国ビジネスアリーナ2018
http://bizmatch.saitama-j.or.jp/
1/24~25にかけて行われた展示会に、(一社)埼玉県中小企業診断協会が出展しました。
そのワンコーナーで、私は「補助金・助成金の活用」セミナーを担当しました。
当日やったことを簡単にまとめておきます。
セミナーや研修の開催に興味のある方にとって、何かのご参考になれば。
・開始五分前から「客いじり」をする
当日の聴衆の中に、とある資格の保有者がいました。
その資格の保有者に対して、いくつか質問をしながら開始時間までに場を暖めました。
その資格は、企業のとある認定を審査する審査員資格で、何年かに一度企業資格の更新制度があります。
そこで、私からは「あの資格って、何年かに一度更新の検査をしたと記憶しますが、あれって何年ごとでしたっけ?」と質問しました。
その方は、名刺にその認定資格のロゴマークを入れていましたので、おそらく聞かれたら説明をしたいのだろうと推測します。
「先生」と呼ばれる立場になったからといって、全知全能である必要はありません。話のネタになる質問をして、相手の話を聞いてあげるところから、関係性を作っていくのです。
・天気の話から、自己紹介の鉄板ネタに話をつなげる
1.今日は、関東平野はなんと48年ぶりの大寒波に見舞われました
2.こういう寒い日は、ついついおいしい食べ物と、おいしいお酒が進みます
3.ひょっとしたら、プロフィールの写真と実物が違うと思われたかも?
4.体重の増収増益は困りものですが、企業の業績の増収増益は大切なことです
・話のポイントをギュッと絞り込む
今日のテーマで、皆さんにお伝えしたいことはたった二つです。
たった二つですので、30秒で説明が終わってしまいます。
じつは今朝までずっと、残りの29分30秒をどう持たせるか悩んでいました。
・冒頭のネタ振りからオチをつける
今回のセミナーは、ボリュームが多く30分に収めることは事実上不可能でした。
そのため、最初に30秒で終わると言っていたセミナーが7分以上の大幅な時間オーバーとなりました。
※この日最後のセミナーだったため、他への影響がないことは確認済み。
いいところ、悪いところ織り交ぜていますが、何かのご参考になれば。