＝＝＝　小さな劇場です。ご来場は事前予約をおすすめします　＝＝＝

CINEMA Chupki TABATA（シネマ・チュプキ・タバタ）

目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。たくさんの人々の募金によって、日本一小さくて、日本一やさしい映画館が、2016年9月1日。東京都北区田端にOPENしました！新旧とりまぜて、選りすぐりの映画を上映しています。

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　新型コロナウィルス感染防止のため、下記の対策を実施いたします。
　みなさまに安心して映画をお楽しみいただくために、ご理解とご協力をお願いいたします。( 2023.4/16更新 ）

■席数・ご予約について■
2022年4月1日より、全席開放します（全20席）
小さな劇場ですので、ご来場の際はご予約をお勧めします！

この予約サイトでご鑑賞日時を予約
　　↓
当日受付でお支払い（現金・クレジット・交通系マネー）
　　↓　
受付時に席を選択いただきます。受付が終わりましたら上映時刻までにご着席ください。映画は本編よりスタートします。


◉ご予約・ご来場前に◉
（１）お客様のマスク着用は任意とさせていただきます。
咳・くしゃみをする際は、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえるなど、飛沫防止にご協力をお願いいたします。
（２）以下の場合はご来場をお控えください。
・発熱や、せき症状、咽頭痛などの症状がある場合。
・新型コロナウィルス感染症の陽性と判明した人との接触がある場合。
・同居家族や身近な知人の感染が疑われる場合。
（３）ご予約のキャンセルについて
ご鑑賞日当日（２）に該当する場合、急用などで来られなくなった場合は、
キャンセルのお手続きをお願いします。（キャンセル料はかかりません）
キャンセルは予約完了後、自動で届くメールの一番下から手続きできます。
メールが見当たらない、操作がわからない場合はお電話でも承ります。
03-6240-8480（初回上映の30分前開店・水曜定休）


◎営業時間 
・10:00〜21:00  （その月の上映作品による）
　＊最初の回上映開始時間の30分前が開店時間となります。
・水曜定休

◎チケット料金　
一般 1,500円／シニア（60才以上）1,100円／学生・ユース(22才以下) 1,000円／中学生以下 500円／   チュプキ・サポーター・クラブ会員（一般1,300円、シニア1,000円）
※特別興行により、料金が変わる作品もあります。

・ムビチケはご利用いただけません

【チュプキ・サポーター・クラブ】
・詳細、お申し込みはこちらをご確認下さい。http://chupki.jpn.org/support
・会員カードの提示により、一般1,500円→ 200円引き、シニア1100円→100円引きで、ご鑑賞いただけます。
　ただし、ゲストによる舞台挨拶・トークショー、ライブ付きなどの特別上映時は割引対象外です。

※12チケットカードは2021年8月31日に販売終了しました。
　お持ちの12チケットカードは、無期限でご使用いただけます。


◎ご入場に際するご注意
●各回入替制
●チケットは当日販売いたします。
●お席は当日先着順の自由席となっております。→入場方法を変更しました（2021.5/13）
予約サイトでご鑑賞日時を予約　→当日受付にてお支払い・座席を指定　→上映時間までにご着席ください。
※映画の予告編は入れ替え時間に上映しています。
※最後列は木製のチェアーとなります。
●上映開始５分前になってもご予約のお客様がいらっしゃらない場合は、当日ご来場の方にお席をご案内します。 ご来場が遅れる場合はご連絡をお願いします。通路が狭いので、ご案内しやすい椅子にお座りいただく場合もございます。
●予約をしたけれど来られなくなった場合には、必ずキャンセルのご連絡をお願いします。
●駅からの誘導、手話サポート、親子室や車いすスペースのご利用をご希望の方は、３日前までにご予約をお願いします。


◎劇場設備
・映写設備　NEC/NC1000C　DCP・BD・データ上映
・スクリーンサイズ　120インチ（16:9）ホワイトスクリーン
・音響設備　360℃音に包まれるフォレストサウンド（11.1チャンネルスピーカー搭載）
・座席：20席（車いすスペース有り）
※最後列5席は木製のチェアーとなります。


★ユニバーサルシアターとは
目の不自由な人も、耳の不自由な人も、車いすの人も、発達障害のお子さんや、小さなお子様連れのママたちも。だれもがいつでも安心して、一緒に映画を楽しむことのできる、すべてのお客様を対象とした映画館です。

◎イヤホン音声ガイド付き
（座席に搭載されたイヤホンで、いつでも場面解説の“音声ガイド”を聴くことができるので、視覚に障害のある方でも、一緒に映画をお楽しみいただけます。
また、イヤホンで本編の音の増幅もできるので、難聴の方にもご利用いただけます。）

◎日本語字幕付き
（日本映画の上映時にも、日本語字幕付き上映をいたします。聴覚に障害のある方も、一緒に映画をお楽しみいただけます。）

◎車椅子スペースの設置
（入口からトイレ、客席までバリアフリーで、車いすのまま映画をご鑑賞いただけます。）

◎親子鑑賞室の設置
（人の大勢いる場所が苦手な方、大きな音や、真っ暗な空間が苦手な方、小さなお子様をお連れの方も、鑑賞室で安心して映画をお楽しみいただけます。）

※ その他にも、お客様の多様なニーズに応えていけるやさしい映画館を目指しています。

平塚 - この映画をお撮りになったいきさつや、映画に込めた思いをお聞かせください。

日向寺監督 - 本日はお越しいただき、ありがとうございます。平塚さんとは、私の前の2作品（『火垂るの墓』『爆心 長崎の空』）のバリアフリー版を作る時にお世話になりました。この映画館ができたことは知っていましたが、行こうと思いながらもなかなか機会がなくて、今日初めてお伺いした次第です。

平塚 - ありがとうございます。

監督 -『こどもしょくどう』の製作のいきさつですね。この企画が始まったのは2015年の初夏でした。
いつも私は1本の映画の公開が終わると、デビュー作からお世話になっているプロデューサーの鈴木ワタルさんに、次の作品の相談に行っているんです。
前作の公開が終わり、ちょっと落ち着いた時期で、事前に3冊の本を読んでもらっていて、私はその3作品の中のどれかを進めることができればいいなぁと思いながら打ち合わせに行ったんです。
そのうちのひとつは、いい企画だって言ってくれましたが、「子ども食堂を映画にしませんか？」とプロデューサーから言われたんです。
最新の情報では、子ども食堂は全国で3000ヶ所近くあるって言われていますが、その頃は子ども食堂の数は今ほどなくて、ちょうどマスコミで子ども食堂ができたという報道がされ始めた時期でした。

平塚 - 本当に瞬く間に広がったんですね。

監督 - はい、そうなんです。
私は題材によってはドキュメンタリーを撮ることもあるので、これはドキュメンタリーの企画を提案されているんだと思ったんですね。
しかしドキュメンタリーだと、子どもたちの内面に入り込むのは難しいと思い、どうお答えしようか迷っていたんです。そうしたらプロデューサーが察してくれたみたいで、「ドキュメンタリーじゃないですよ。劇映画で子ども食堂をやりましょう」と言われたので、それなら自由度が増して面白い。とてもいい企画だと思い、「やりましょう。」と即答したのが始まりでした。

平塚 - 企画にあたって、子ども食堂とかの取材に行かれたりしたんですか？

監督 - 私はその時点で、子ども食堂については、新聞記事やニュースのミニ特集で見たことあったくらいでした。実際の子ども食堂には行ったことがなかったので、まずは一度行ってみたいと思い、蓮沼にある「だんだん」という、子ども食堂を一番最初に作られた近藤さんに会いに行きました。

平塚 - 子ども食堂の一番最初の。

監督 - そうです。子ども食堂という名前を掲げて運営をはじめたのが近藤さんだそうです。「だんだん」は大人がひとりでも入れるところなので、１回目は取材というよりも、客として食べに行き雰囲気を感じてきました。２回目は、脚本が足立紳さんに決まった後、事前に近藤さんに取材依頼をして、足立さんとふたりで行きました。

平塚 - 私はこの作品を見た時に驚いたんです。『こどもしょくどう』というタイトルだから、子ども食堂で起こる出来事のお話なのかな、と思い見ていたら、映画の最後に子ども食堂ができるという描き方だったので、いい意味で期待を裏切られました。
そういう作品にしようと思われたのはなぜですか。


監督 - タイトルと内容でギャップを感じられる方もいらっしゃると思います。この作品は原作がなく、子ども食堂をモチーフにして映画を作ろうということ以外は決まっていなかったので、最初に脚本の足立さんと、どういう映画にしようかと、荒川沿いをぶらぶらしながらふたりで歩きながら話をしたんです。
で、そのときにこの映画の大きな２つの基本軸が決まり、ひとつは子どもの視点で描くことを最初に決めました。それともうひとつは、子ども食堂ができるまでの映画にしようということでした。
なぜそうなったかと言うと、子ども食堂を舞台にした物語だと、子ども食堂があって、そこで色んな出来事が起こってと、子ども食堂を作る側の話になってしまうだろうと思いました。そして、既にあるものより何かを立ち上げるほうがドラマチックだということです。
あと「だんだん」の近藤さんにお聞きした話も心に残っていたんです。
子ども食堂を作った理由を聞いたら、「近くの小学校に、1日の食事が給食とバナナ1本の子どもがいるってことを聞いて、そういう子に何とか食事をさせたいっていうことがきっかけでした」とお話ししてくれました。
そのお話しから、“なぜ子ども食堂を作ろうとしたのか”という気持ちが伝わる映画にしたいと思い、子ども食堂ができるまでの映画にしたということなんです。

平塚 - それが見事に、主人公をはじめとする子ども達に反映されたんですね。子どもの純粋な思いが大人たちを動かすシーンもあって、私自身、この映画を見たときに「ダメだなぁ」、知らないでいたらダメだなぁとかいろいろ思わされたわけなんですけども。
子役のキャスティングというのはどういうところで探されましたか？

監督 – 車中生活をする姉妹のお姉さん・ミチル役は鈴木梨央ちゃんですが、彼女以外の子どもは全員オーディションで選びました。
最初、ミチル役を含めて子どもの役はすべてオーディションでスタートしていて、ミチル役で集まってくれた子どもたちもいい子がいましたが、オーディションで多くの子と会っても、別の作品で見た鈴木梨央ちゃんにこの役を演じてもらいたいという思いが拭えず、最終候補が数名残った段階で、最後のチャンスだと思い、プロデューサーに、どうしても梨央ちゃんにお願いしてみたいってことをお話し、オファーしました。ミチル役の最終候補の子たちには大変申し訳なかったんですけども。

平塚 - 梨央ちゃん、期待通りでしたね。
私たちは目が見えない方用に音声ガイドというのを作ってるんですけど、台詞のない演技は言葉に起こすのが難しいんです。言葉がかえって台無しにしてしまうような時もあるので、梨央ちゃんを見ていて、これは音声ガイド泣かせの演技だなぁと思っていたんですけど（笑）つまり上手ってことなんです。

監督 - 台詞も極端に少ないわけではないんですけど、台詞が多い映画ではないですね。
そこは子どもたちが大変だったと思います。

平塚 – たくさんの子役の方が出演されていましたけど、稽古はどうでした？大変でしたか？

監督 - 子どもの演出については、私が10年くらい前に監督した実写版の『火垂るの墓』という作品で、節子役に4歳の女の子が出演しているんですが、そのときの経験が役に立ったような気がします。
原作もアニメの『火垂るの墓』も有名なので、実写の映像化にあたり、引きの映像から入ったらちゃんと寄る、寄ったらちょっと引くという、見やすく、古典的なカット割にしていこうと考えたんです。
その為には、演じ手に何回か同じ演技をしてもらわなければなりません。まだその時はフィルムで撮っていたので、何台もカメラを準備できる環境ではなかったというのもありますが、最初はそういう風に考えていたんです。
しかし、節子は1回目の演技が一番良くて、テイクを重ねるとテンションが下がっているのが分かったんです。
それでその後は、節子は全部ぶっつけ本番にしたんです。他の役者はリハーサルしておいて、固まったら節子を呼んで、3つ数えてそこ入ってきてとか言って、ダメだった場合には、もう一度本番を重ねるっていう方法にしたんです。
今回の『こどもしょくどう』の子どもたちは節子より年齢がもう少し上になりますが、5人の子役が出ずっぱりなので大丈夫かな…とクランクインまで心配でした（笑）
オーディションをして、私がいいと思ったから選んだわけなんですけども。どうしようか悩みながらひとつ考えた方法は、リハーサルを徹底的にやるということでした。撮影まで一か月ぐらい時間があったので、一か月間リハーサルをすれば自分の安心度は上がるだろうと。
しかし『火垂るの墓』での僅かな経験から、リハーサルをすると子どもはなぞる演技をするかもしれないという思いもあり、やはり何もしないでおこうと思い、リハーサルもやらないことに決めました。

平塚 – じゃあ最初に出てきた自然な演技が映画に・・・

監督 - 映画の現場で初めましてはまずいので、兄妹、姉妹役の子たちにはそれぞれ事前に会ってもらいました。そこではリハーサルではなく、一緒に遊んでもらって仲良くなってもらうことが目的でした。
結果的に彼ら彼女たちが頑張ってくれたので良かったです。子どもたちの演技が上手くいかなかったら私が全責任を負わなくてはいけなかったので（笑）

平塚 - あははは

監督 – 子どもたちの撮影は夜8時までという縛りがあるので、普通の撮影よりも短く、スケジュール通りに撮りきれるか心配で、これまで経験した中でクランクイン前の緊張感は一番大きかったです。

平塚 - 撮影が始まって演技を見たら「あ、大丈夫かな」って感じで進んでいったんですかね

監督 - そうです。クランクインはコンビニで万引きをするシーンの撮影でしたが、テストを出来るだけ少なくして進めてみたところ、「これは大丈夫」、うまくいくなと思いました。

平塚 – では、なかなか監督のお話を聞く機会は少ないと思うので、よかったら質問や感想など、何か伝えたいことがあるお客様がいらっしゃいましたら是非お話ください。どうですか？

お客様1 - どうもありがとうございました。こういう機会に参加できて本当よかったです。素朴な質問なんですけども、ストーリーの中で、姉妹のお父さんとお母さんのシーンはいくつか出てきましたが、幸せだった家族がどうしてあんな状況になったのかが描かれていないというのは、何か理由があったのでしょうか。

監督 - はい。実はこれが一番多い質問なんです。最後の最後まで迷ったところではあります。
脚本では母親が家を出るシーンを書いたこともありましたが、最終的に全部なくしました。これは私の考えですけども、姉妹の父親がこうなった理由、母親がどうしていないのかという理由がわかると、“こういう父親だからこういう家庭になった”あるいは“こういう母親だからこういうことになった”と見てしまいがちなんですよね。
そうすると、“自分たちとは関係がない、自分たちはこうはならない”、と考えてしまうのではないかと思ったんです。
しかし、私が考えるこの家族は、私たちの未来かもしれないし、隣に住んでる家族かもしれないという風に観てほしかったので、そこは想像で補っていただこうと思い、この形になりました。

平塚 - はい、ありがとうございました。

お客様2 - 岩波ホールでも観させていただいたんですが、こんな素晴らしい映画館で、2回目を観れたので本当ありがとうございます。
二つほど簡単な質問なんですが、子ども食堂は多種多様な食堂があると思いますが、小学生以下無料というエンディングにした理由を教えてください。いつ来てもいい、子どもだけ無料ですよっていうそういうメッセージ、あれ素晴らしいと思いました。月二日とか毎週水曜日にこの場所でっていう設定にしなかった理由を知りたかったのと、これから映画の中のあづま家さんがちゃんと子ども食堂を作られる時にどうなっているのかなっていうのを妄想でいいので御願いします。(会場爆笑)

監督 – まずひとつめの質問についてお答えします。
実際の子ども食堂は毎日やってるところもありますが、ほとんどが週一回とか隔週一回とかの運営です。毎日やるというのは現実的に難しい問題があるとは思いますが、子どもたちに食事を出したいという思いを、一番わかりやすくシンプルな形にしたんです。それからエンディングの話がでたのでついでにお話ししておきたいことがあるのですが、映画の最後に『こどもしょくどう』というタイトルが出てきますが、ポスターに映っている子ども5人と、いじめっ子の武田役を演じた子、脚本の足立さんの小学生の娘さんに、それぞれ“こどもしょくどう”という文字を書いてもらい、ひとり一文字ずつ切り貼りしてタイトルを作りました。
ひとりが書いた文字に見えるかもしれませんが、よくご覧いただくと一文字一文字、違うんです。子どもに対する想いというか、子どもたちそれぞれに個性があるという事と、子どもたちが『こどもしょくどう』を作ったという思いですね。
もうひとつの質問はあづま家さんについてですね。実際に東京にある食堂なんですよ。とても美味しい食堂なのでもし行く機会があったらお勧めです。

平塚 - どこにあるんですか？

監督 - 錦糸町と両国の間にあって、本所吾妻橋からも同じくらいの距離で行けます。駅から離れていますが良い食堂で、そこの女将さんが映画を観てくれた後、「食堂を続けてきてよかった、今後もやっていこうと思います」と言ってくださったのが、とてもうれしかったですね。

平塚 - 実際に子ども無料でやってるんですか？

監督 – やってません！（笑）

(会場爆笑)

監督 - 年配の方がお昼からお酒を飲んでいたりもします（笑）
映画の中のような和気藹々とした雰囲気で、何度か客として足を運びましたが、女性ひとりでいらっしゃっているお客さんもいました。

平塚 - ハンバーグ定食もあるんですか？

監督 – ハンバーグないんです！（笑）

(会場爆笑)

監督 - あれは映画の為に作ってくれたので（笑）

平塚 - それでは監督お時間になりましたので、今映画を観てくださった皆様にお伝えしたいことありましたら・・・

監督 – はい、この映画を作っている時にたまたま読んでいた本について少しお話ししたいと思います。ゴリラの研究で有名な山極寿一さんと更科功さんの本です。
その本ではどういった事を言っているかといいますと、人間はとても弱い生き物だと。腕力が強いわけでもないし、速い脚を持っているわけでもないし、牙も爪もない。その人間が生き残るためにどうしたかというと、子どもを多く産むしかなかったそうなんです。
大きな肉食獣に食べられても、子どもをたくさん産めば生き残られる。
それで子どもがたくさん産まれると親だけでは育てられない。つまり、集団で子育てをしていかないといけないということを言っているんです。
もうひとつは、ゴリラやチンパンジー、他の霊長類は木の実などの食べ物を採って、そこで腹いっぱい食べて食事が完結するんだそうです。
ところが人間は、その木の実などの食べ物を、共同体のところへ持って帰るために二足歩行になり、手を使いはじめたのではないかと書いてあるんです。
人間が生き延びられた理由がそういう事だとすれば、精神が子ども食堂と全く一緒じゃないかと思いました。

平塚 - そうですね。食事を作るにしても、いただきますとか美味しかったとか言ってもらえるのと、自分の為だけに作るのって違いますもんね。
良い意味でも人間らしさを持ち続けているんですね。
『こどもしょくどう』はそういったところを有識できる作品だと思いますので、周りの方に是非勧めていただければと思っております。
今日は日向寺監督お越し頂き、ありがとうございました！

監督 - ありがとうございました！

CINEMA Chupki TABATA

『こどもしょくどう』日向寺監督がトークショーにいらしてくださいました！！

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