【10/29】一般用・オンライン対談・長沼敬憲さん「『ヒト』としての自分を面白がる。」
「面白がる」を軸に様々なゲストとガクチョーがホンネで語らう生対談の第7回。
今回のゲストは、葉山を拠点に生命や自然、身体から歴史、哲学、心の在り方までテーマの垣根を取り払って「ヒトと世界の関わり」を扱うエディター、サイエンスライターの長沼さんです。
今回の対談のテーマは少し壮大です。「『ヒト』としての自分を面白がる。」
長沼さんは次のように語っています。↓
「医療、健康、食、生命科学、人類学、民俗学、哲学、ボディーワーク……。様々な分野の専門家に取材し、本づくりを進めていくなかで、身体のウチとソトの深いつながりに気づき、生命・身体・社会をひっくるめた世界そのものに視野が広がるようになりました。」
「専門家」たちの最先端の言葉を集め、重ねていくうちに見えてきた「ヒト」の営みにとっての変わらぬ土台。それが食べること、動くこと、話すこと、そして「場(≒環境)」との相互作用と長沼さんは言います。
原っぱ大学で日々、大切にしていることと通じるし、まさにそんなベーシックなことに視野を向けていくことが今、必要なのかもしれません。
今回のオンライン対談は、長沼さんがこれまで積み重ねてきたご経験からの視座を土台に、ちょっと俯瞰して多角的に、科学的に、「ヒト」としての私たちを見つめ直す、そんな時間にしたいです。
テーマが壮大すぎかしら!?たぶん、大丈夫。長沼さんがポツポツと紡ぐ言葉はとても誠実で優しくて等身大です。とっつきづらそうなテーマに見えるけど、すごく身近な、私たちの生活、暮らしに根差したお話になっていくと思います。
長沼さんは「対話」を通して目に見えないひとりひとりの感覚や直観を言葉や文字、物語に構成する「ティシュー・スタイル」という編集・創作の手法を編み出されています。
長沼さんの物語とガクチョー ツカコシの物語が「ティシュー」のように折り重なっていく一期一会の「対話」の時間を、ゆるりとラジオ感覚でお楽しみくださいませ!
▶︎開催概要
参加費:1000円(原っぱ大学会員の方は無料です。会員専用イベントページよりご予約ください)
開催方法:ZOOMにて開催(ご予約時にURLをメールでご案内します)
※お申込みの皆さまに後日、アーカイブ動画をご共有します。
長沼敬憲さんプロフィール:
Tissue Style Editor。ハンカチーフ・ブックス編集長。サイエンスライター。NPO法人日本セルフメンテナンス協会理事。山梨県生まれ。30代より医療・健康・食・生命科学・歴史などの分野を取材、書籍の企画・編集・著者プロデュースに取り組む。著書に、『腸脳力』『ミトコンドリア“腸”健康法』『ゆるむ! 最強のセルフメンテナンス』『フードジャーニー〜食べて生きて、旅をして、私たちは「日本人」になった』など
エディターとして、累計50万部に及ぶ「骨ストレッチ」シリーズをプロデュースしたほか、医師、研究者、ボディワーカー、施術者など様々な分野の第一人者の書籍の制作を手がけてきた。
2013年、三浦半島の葉山に移住。2015年12月、パートナーの長沼恭子(kyon2)と「ハンカチーフ・ブックス」を創刊、編集長に就任。2020年4月、NPO法人日本セルフメンテナンス協会を本格始動。旅のプロジェクト(nowhere JAPAN)と連動させながら、日常と非日常、身体の内と外、ローカルとグローバル、日本と世界をつなぐゆるやかなネットワーク、コミュニティの構築に取り組んでいる。
また、新型コロナウィルスのパンデミックの渦中に出会った「対話」(dialogue)を通じ、取材・インタビュー・書籍編集など制作プロセス全般に対話的手法を取り入れた独自の制作スタイル「Tissue Style」(ティシュー・スタイル)を開発。各分野のクリエイター・研究者と共創しながら、書籍の枠にとどまらない「ものづくり」を展開している。
https://tissue-style.net
https://note.com/tissue_style/