マインドフルネスって具体的にはどういうこと?という質問をよく受けます。最近日本でも色々なところでマインドフルネスという言葉を目にしたり、耳にしたりするようになりました。けれども残念ながら本来の意味はなかなか伝わっていないようです。私はアメリカのUniversity of Massachusetts にあるCenter of Mindfulness で初めてマインドフルネスと出会い、それ以来、マインドフルネスは忙しい現代人の毎日に欠かせないものだと感じています。世界基準で使われているマインドフルネスのスキルを一人でも多くの方にお伝えしたいと思い、kikimindfulnessを立ち上げました。
マインドフルネスとは「今この瞬間に注意を向ける」ということ。私たちは日常の多くをオートパイロット(自動操縦)の状態で過ごしています。十分に意識をしないままにスマホを眺めていたり、ご飯を食べていたり、人の話に相槌をうっていたり。そういう状態が長い間続くと、実際そこに起こっている素晴らしい体験を見逃したり、本当の価値や意味を読み取ることができなくなってしまいます。
マインドフルネス瞑想は、この瞬間に対する「注意集中力」を高めるスキルです。注意集中力が高まってくると、自分の心や身体が発しているメッセージやサインに気づくことができるようになり、ストレスに対する自分の行動パターンや思考の癖も見えてきたりします。その結果今まで見えていなかった選択肢も見えるようになり、主体的にその場によりそった行動や思考ができるようになります。
医療現場で発展して、一般的にも広まったマインドフルネス。欧米の多くの教育機関で脳科学との関連も研究され、高い関心を集めています。より豊かな生活、人生のためにマインドフルネスを一緒に体験して学んでみませんか。