新卒でも中途でも最難関の業種です。私の10年間の転職エージェントで、8割はコンサルティングファームの
求人案件です。コロナ禍でAI失業リスクは早まります。AI失業への免疫力がある職種が、小学校の教諭と、
戦略系コンサルタントだと思います。担当してきた数社が診断基準にはなりますが、応募してきて面談を
重ねてきた200名の中には、有名外資系ファームの在籍者、OBも10数名居ました。企業文化や診断基準が
拡充されています。

コロナ禍で不況業種になったり、構造的な不況業種に居られるなら、給与アップは望めないどころか、
人員削減の対象になりかねません。相対的に高い給与を望める業種への転職が必須になります。
異業種への転職支援は、これまでの評価、年齢、職種によって適切な戦術が必要です。

1社のみに就社して、平均的な人事考課では、給与増加は、望めません。コロナ禍で有名企業でさえも、
手のひら返し　のように正社員にも副業を許可する傾向が急増しています。
ジョブ型評価が広まると、中期的に副業が本業になっていったり、起業へ繋がる副業もあり得ます。
そこまでスコープするなら、副業選択に戦術が必要です。
おこずかい稼ぎの副業ならば、お役にたてません。

脱サラで、取り敢えず個人事業主（フリーランス）として独立する場合でも、3年以内に正社員を
雇用する計画の方を対象とします。
私は、昔　ヘッドハンティングにより、ITベンチャー　ディサークル（株）の社長を務めました。
会社経営は甘いものではありません。2年半で引責辞任しました。当時25名だった従業員を私が退任後に
大幅に削減して生き残り、今でも徐々に伸びていることが、救いです。

これまでの10年間の転職エージェントでは、書類選考通過者の中から、提案ベースで模擬面接を
実施してきました。提案した方は39歳以下で、法人営業経験のない方です。
ここでも、同じ対象とさせて頂きます。
私は採用面接官の経験者です。新卒で入社した日本IBMで、30歳頃、面接官として2年度、営業現場から
駆り出されました。人事部経験はありません。新卒採用で早稲田大学の文系の担当でした。
欲しい学生さんは、10分で分かるという暗黙知もどきを体得しました。
マニュアルを超えたサポートをします。
45歳の初転職以来、中小企業で中途採用の最終面接官も経験しました。

通称レジュメと言います。職務経歴書の書き方には、must という教科書はありません。
それだけに、品質にバラつきが多いです。私は年収800万円以上クラスの転職案件が8割以上です。
レジュメも、その品質に引き上げます。
応募書類に志望動機を記載することを必須とするコンサルティングファームが出てきました。
私が長年、記載することをアドバイスしてきた結果と、密かに自負していしています。

原則として、転職に無関係であるべきでしょう。しかしながら転職時に考えることも必須です。
これには、私側に大きくて深い「引き出し」が必須です。ビジネス知識は義務教育レベルです。
私が若い頃、気が付きもせずに、成さなかった「仕事人生のグランドデザイン」の基本設計を
サポートします。ミドルエイジからでも遅すぎることはありません。
溌溂とした高齢者も居れば、老けた若者も居ます。
私が読書家になったのは30歳代という奥手でした。20歳代までが酷すぎたリカバリーというものです。
新人営業マンからゼネコン大手担当を言い訳に接待が好きで、公私混同の吞み助になり、
営業成績もムリムラムダの3Mで、アップダウンが多かったのでした。
それでも中年になってからの「引き出し」には、
・哲学、倫理、宗教書
・ビジネス書、自己啓発書
・司馬遼太郎の歴史小説、中国歴史小説の宮城谷昌光、等々
合計300冊は、読んできました。般若心経264文字は暗唱もしました。

極力、知識を超えた知恵、智慧を動員させて頂きます。