2016年10月04日
みなさま、こんにちは。
当日進行役をします福多唯です(^-^)
もしお役に立てばと、
レクチャーやトークをするときに役立つかもしれないチップスをご紹介します!
先日、講演会を担当してきました。
私の本業は『護身のワークショップ』(実技指導が中心の、4〜20人での体験型講座)なので、
実は講演の仕事には苦手意識を持っていました。
ですが、その講演の仕事も、
《誰にでもできる、ある工夫》を心がけただけで、
参加者さんに「わかりやすくて良かった!」と言っていただけて、
ポツポツながらもご紹介や口コミで、
ご依頼が継続的に続いています。
その《誰にでもできる、ある工夫》とは。
1)ひとりひとりとの対話
2)『構成』を明確にすること
講演は50人〜2000人など、相手が大人数なので、
話術やジョーク、
皆が前のめりになる特別なエピソードが不可欠なのではないか?と
思う人もいるかもしれませんが、
大丈夫です。
話術もジョークもなくても、
そのふたつを心がけて取り入れるだけで、
今すぐに語りをバージョンアップできます!
* * *
1)ひとりひとりとの対話
とは、
たとえば、
登壇して
『みなさま、こんにちは』と挨拶をしたとしたら、
ちゃんと、おひとりおひとりの顔を見て、
数人とは目を合わせ、
相手のかたが心の声で「こんにちは」と応じてくださることに、
私も心の中で笑顔で応じるようにするのです。
そうすれば、自然と表情は柔和になりますし、
相手にも余裕のある講師として映ります。
たとえば、
『今日はお足元の悪い中でご来場いただきまして、
ありがとうございます』と続けたら、
服やカバン、足元が、雨で濡れたりしているかたはいないかなと、
前方席のかただけでも、目を配ります。
すると、滴がしたたりおちる傘を脇に
着席してくださっているかたなども目に入ってきて、
そうしたかたを見つけると、
心のそこから、《そんな天気の中でいらしてくださったのだなあ》と、本物の感謝の気持ちが私の中にわいてきます。
「講演はまず皆様へのお礼からはじめなきゃ!」と
暗記モードで話すのに比べて、
格段に楽になります(^-^)。
聞く人は、どんな話なのかは知らないので、
話し手が、一拍の間を入れながら話すと、
話においつきやすく、理解しやすくなります(^-^)
急いで焦って話す必要はありません♪
* * *
そうは言っても、話さなきゃいけない!ってなると、
話すべきことを忘れないうちに…と
つい焦って早口になっちゃう〜〜。
そんなかたもいるかもしれません。
私も新人の頃はそうでした。
そのために行った工夫が
2)『構成』を明確にすること
です。
講演を組み立てるときに、
演題をもらっているはずなので、
その演題で、「伝えるべきことは何か?」を
箇条書きで文章にします。
もうちょっと言うと、
『この講演を聞いた人が、帰るときに、
「今日はこれがわかって良かった」と
思って欲しい、「これ」の部分は?』を明確にします。
「伝えるべきこと」を聴講者視点で言直すと、
「講演で得られるもの」です。
そこを明確にします。
3つ以内がオススメです。
ひとつだけでも問題ありません。
そして、次に、
聴講者がそれを得られると、
聴講者の毎日・暮らしが、どのように良くなるか
=聴講者にとってのメリットは何か?
を明確にします。
* * *
実例のほうがわかりやすいですよね。
長くなったので、続きはまた今度!(笑)
そして、今回は講演の仕事があったので
講演やレクチャー、トークに役立つチップスとして紹介していますが、
自分について語るとき=私語りをするとき も
基本的には、
お伝えしているチップスは共通ですし、有効です。
私語りでも、
・聞いてくれる人との対話
・話の構成を明確にする
ことが重要なのは同じです(^-^)
to be continued✨