2025年科学の祭典　滋賀大会

１．どんな実験？　（なにをつくるの？）

　緑茶を異なる温度の水で抽出し、飲みくらべます。色や苦味・うまみに注目します。また、紅茶と緑茶を飲み比べることで、世界中の茶についての理解も深めていきます。

２．どんな仕組み？　（どうやってつくるの？）

　抽出温度が違うと味が変わってきます。温度によって抽出される物質がかわってくるからです。

３．材料その他

　緑茶、紅茶、水、茶器

４．こんなことに気をつけよう

　熱湯を使うときはやけどに気をつけましょう。



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１．ミラクルフルーツって何？

ミラクルフルーツは西アフリカ原産のアカテツ科の植物です。このミラクルフルーツには「ミラクリン」と呼ばれる糖タンパク質が含まれています。このミラクリンは「酸っぱい」ものを「甘い」と感じさせる不思議な性質を持っています。

２．どんな仕組み？

　舌には味蕾と呼ばれる味を感じる器官があります。この味蕾には甘い味を感じる受容体、酸っぱい味を感じる受容体などの種類があるのですが、このミラクリンは酸味（水素イオン）によって甘みの受容体を刺激します。それによって「酸っぱい」ものを「甘い」と感じさせるのです。

３．材料その他

　ﾐﾗｸﾙﾌﾙｰﾂ（ﾌﾘｰｽﾞﾄﾞﾗｲ品を200円で購入頂きます）、酸っぱい食べ物（ﾚﾓﾝ、お酢、ﾌﾟﾚｰﾝﾖｰｸﾞﾙﾄ　など）ﾐﾗｸﾙﾌﾙｰﾂを食べる前後で味を比べよう。ﾐﾗｸﾙﾌﾙｰﾂはゆっくり舌の上で転がして食べよう。

1. なにをするの？

身近なものとして、ろ過等の実験をして、水がキレイになることを実際に体験して下さい。

2．　水をキレイにするもの　その１

　実験で学んだあとは、家庭から出る汚れた水（生活排水）がどのようにして

キレイになっているかの基となる動画を見てください。

3．　水をキレイにするもの　その２

『ろ過実験等 ＜ 浄化槽 ＜＜ 下水道処理施設』のイメージです。浄化槽は家庭ごとに水をキレイにして川に放流、下水道は各家庭の生活排水をまとめてキレイにして琵琶湖に放流しています。浄化槽、下水道処理施設、共に〇〇〇がキレイにしています。

そのことをぜひ学んで下さい。

１．どんな実験？　（なにをつくるの？）

　長さの違うヨシの茎を3本使って音程の違う笛(ド、ミ、ソ)を作ります。

２．どんな仕組み？　（どうやってつくるの？）

　　音の高さ(音階)は管の長さにより波長が決まり、太さには影響されません。

　　自分で作ったパンパイプを吹いて確かめてみましょう。

１．どんな実験？　（なにをつくるの？）

　　コマをスプーンの上で回して，電磁石の上に，そっと近づけてみましょう。上手に回　すと，コマは電池がなくなるまで回りつづけることができます。

２．どんな仕組み？　（どうやってつくるの？）

　　モーターは，電気と磁石の性質（磁気）を使っています。その時に，電気は電磁石の働きをしています。つまり，モーターは引きつけたり，反発したりする磁石の性質を使っています。今回の実験では，磁石のコマを動かしてみます。磁石のコマは，半分がN極，半分がS極になっている2極磁石を使います。そして，コマと電磁石がお互いに引きつけたり，反発したりしながら，コマを回転させます。

.どんなことをするの？

①ろ紙にインクをしみこませて、水につけたときのようすを見ます。

②マツとモミジのタネをおりがみでつくってとばしてみよう！

2.どんな仕組み？

①ペーパークロマトグラフィーの要領で黒インクから色素を分けます。

②タネについている羽が上から落ちるときに小さな空気の渦を作り、浮く力（揚力）が働いて空中にとどまるという仕組みです。

3.材料

①ろ紙、ペン

②折り紙、クリップ

１．なにをするの？

　　　卵の殻をコルクにはりつけて、世界にひとつのオリジナルコースターを作ってもらいます！



２．小さなリサイクルとは？

　　　みなさんは1日にどのくらいの卵が食べられているか知っていますか？ オムライスやケーキ、いろいろな食べ物に使われている卵ですが、卵の殻の多くは生ごみとして捨てられています。他にもいろんな課題がある卵の殻を、コースターに生まれ変わらせる、「捨てる」以外の方法で活用していく活動です。　

ぜひ、みなさんで「大きなリサイクル」にしていきましょう！！

１．どんな実験なの？

　　生物のからだは、細胞がたくさん集まってできています。その細胞には、生物のからだの設計図であるＤＮＡがあります。実際に、野菜の細胞からＤＮＡを取り出してみましょう。

２．材料、準備するもの

野菜(ブロッコリー等）、台所用洗剤、15％食塩水、80％エタノール、プラスチックのミニカップ2個（A・B）

乳鉢、乳棒、茶こし用袋、竹串、染色液（0.1％メチレンブルー）

３．実験、観察のしかた

　ブロッコリーの花芽を刻み、乳鉢に入れ、台所用洗剤と食塩水を加えて、乳棒でゆっくりとすりつぶします。その中身をすべて茶こし用袋に入れ、しぼり、ろ液をカップAにためます。カップBのエタノールをカップAのろ液に静かに注ぎます。しばらくすると、糸状の物質（DNA）が現れる様子を観察できます

１．なにをつくるの？

　　昔のおもちゃで、セミのような鳴き声がするものです。大きな筒で作るとガマガエルの

ような音が出ます。

２．どんな仕組み？　（どうやってつくるの？）

　　昔は筒の口に油紙などを工夫してはりつけて、中央に糸を通して、写真のように作りま

した。これを丸い棒に松脂をぬって、その部分にセミの糸の端をわっかにした部分をは

めて回転させると、糸と松脂がこすれて振動が起こり、セミの声のように聞こえます。

　　今日は、もっと身近な材料で「あれ！？なぜ？！」と感動するセミを作ります。

　　◎　水の不思議な力に気づき、昔の人の知恵を学ぶきっかけになればうれしいです！

３．材料その他

　　・紙管　・ガムテープ　・折り紙　・リリヤン　・竹の割りばし　・丸いシール　・水　・押しピン

４．こんなことに気をつけよう

　　※　まわりに人がいなことを確認して、実験をします。

　　※　実験をするたびにセミ紙（ガムテープ）と糸の様子を見て、安全確認をしてから実験をします。

１．どんな実験？　（なにをつくるの？）

　棒を突き刺して、持ち上げて、揃えて、を何回か繰り返すだけで順番通りに並ぶカードを作ってみましょう。

２．どんな仕組み？　（どうやってつくるの？）

　コンピュータを動かしている基本的な考え方である、2進法の仕組みを使っています。「半分より大きな数が書かれたカードだけ切れてる穴」、や、「奇数が書かれたカードだけ切れてる穴」という規則性を使って、穴に棒を突き刺して持ち上げると、そのカードだけ選べます。

３．材料その他

　厚紙、細い棒、ペン、穴開けパンチ、ハサミ

４．こんなことに気をつけよう

　　正しい手順じゃないと並び変わりません…。