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サンフランシスコの浜口陽三
2024年5月28日(火)〜 6月22日(土)

『サンフランシスコの浜口陽三』

展覧会概要

会期:2024年5月28日(火)〜 6月22日(土)

開廊時間:火曜〜土曜日 午後1時から5時まで、1時間ごとの入れ替え制

休廊日:日曜日・月曜日

予約:完全事前予約制

入場料:1名 1,000円(税込)、大学生以下 500円(税込)、中学生以下 無料(未就学児の来場はご遠慮ください)

※大学生以下の予約についても観覧料 1,000円を選択しご予約ください。会場にて受付時、学生証のご提示で観覧料500円とさせていただきます。

※小中学生は無料ですが予約が必要です。観覧料 1,000円を選択してご予約ください。

主催:TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE

インスタグラム:こちらをクリック



アーティスト

浜口陽三:1909年和歌山県に生まれ1927年に東京美術学校の彫刻科に入学したが、早々に中退しパリにわたり絵画制作に勤しむ。第二次世界大戦後に「メゾチント」という17世紀にヨーロッパで発明された技法に出会い、過去の技法と思われていた「メゾチント」に新しい息吹を吹き込んだ。「メゾチント」はもともと黒からグレーそして白への諧調のみで表現する技法だった。しかし浜口陽三はそこに色彩を加え、ゆたかで深みのある黒にほのかに浮かび上がる色彩をまとった形を浮かび上がらせることに成功した。これを「カラーメゾチント」と言い、浜口陽三はこの技法を駆使して数々の傑作を生み出し多くの賞を受賞した。サンフランシスコから帰国後の2000年に逝去した。

1909年和歌山県に生まれる

1927年東京美術学校彫刻科入学

1930年東京美術学校を中退しフランスに渡る

1939年戦争のため帰国

1951年最初の銅版画個展を銀座フォルム画廊で開催

1953年パリに移住

1955年頃 カラーメゾチントを始める

1957年東京国際版画ビエンナーレ展で国立美術館賞、サンパウロビエンンーレ展で版画大賞を受賞

1981年サンフランシスコに移住



アーティスティック・ディレクター

清水敏男:東京都庭園美術館キュレーター、水戸芸術館現代美術センター芸術監督を経て1997年よりTOSHIO SHIMIZU ART OFFICE主宰。Ise Cultural Foundation(New York)芸術監督(1998年〜2001年)、上海ビエンナーレ芸術監督(2000年)、上海万国博覧会日本産業館キュレーター(2010年)などを歴任。東京ミッドタウン六本木・日比谷、大手町フィナンシャルタワーなどの数多くのパブリックアートを手掛ける。2004年から2023年度まで学習院女子大学・大学院教授(美術史、アートマネジメント)を務め、現在、学習院女子大学名誉教授。



展覧会について

この度THE MIRRORでは『サンフランシスコの浜口陽三』展を開催いたします。パリ時代が長かった銅版画家浜口陽三がサンフランシスコに移住してからの時代(1981年から1996年)に焦点を当てます。特に1989年に描いた油彩画『サンフランシスコの赤いカモメ』を初めて公開します。浜口陽三は銅版画の一種である「カラーメゾチント」の巨匠であり「油彩画」の存在は全く知られていません。本展覧会は最晩年のサンフランシスコ時代の浜口陽三を知る貴重な機会となります。

THE MIRROR アーティスティック・ディレクター 清水敏男



アクセス

住所:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-14-15 松川ボックス A棟

・階段を登って左手、木製の扉が入り口です。

電車:

・副都心線西早稲田駅2番出口 徒歩4分

・東西線早稲田駅2番出口 徒歩10分

・JR山手線・西武新宿線高田馬場駅 徒歩15分

車:

・駐車場はありません。明治通り諏訪町交差点を早稲田大学早稲田キャンパス方面に入る、諏訪通り沿いのパーキングメーターに駐車可能です。

自転車:

・駐輪場はありません。



ご利用にあたって

※1時間に10名まで予約を受け付けます。複数名の予約はできませんので、一名ずつでのお申し込みをお願いいたします。

※ご予約の時間内にご入場、ご見学ください。時間内であればいつでも入場できますが入れ替え制になりますので見学時間に余裕を持ってご来場ください。

※早めに到着しても待機場所はありません。住宅地ですので時間前の到着、ギャラリーの外での待機は近隣へのご迷惑となるためご遠慮ください。

※飲食持ち込み不可です。

※開廊日が祝日の場合も開館します。

※開廊日、開廊時間、入場時間は予告なく変更、臨時休業する場合があります。

※団体や前売り他各種割引制度は実施しておりません。

※バリアフリー建築ではありませんので見学の際に配慮が必要な方は事前にご相談ください。

※プレス関係者は事前にご連絡いただければ随時取材可能です。

※写真撮影はSNSに投稿する等の個人的利用に限り可能です。展示物については会場にて撮影の可否をお知らせします。

※注意事項をご確認いただき、厳守いただくようお願いいたします。
THE MIRROR Music Salon〜JAZZ Breeze from the West Coast〜
23.06.2024

THE MIRROR Music Salon〜JAZZ Breeze from the West Coast〜

展覧会『サンフランシスコの浜口陽三』関連イベント



銅版画家 浜口陽三がサンフランシスコに移住してからの時代に焦点を当てた展覧会『サンフランシスコの浜口陽三』。展覧会のキーワードでもある「サンフランシスコ」から、今回のTHE MIRROR Music Salonではアメリカ西海岸にちなんだジャズナンバーやポピュラーソングをたっぷりとお届けします。

蒸し暑い梅雨の日曜日は浜口陽三の油彩画『サンフランシスコの赤いカモメ』を眺めながら、松川ボックスに溢れるジャズのリズムに身をゆだねてみませんか。



開催概要

日程:2024年6月23日(日)

時間:2回公演 ①14:00-15:30 ②17:00-18:30

場所:THE MIRROR

人数:各回25名

料金:3,850円(税込)/展覧会入場料含む

ご予約:完全事前予約制 

※未就学児の入場はご遠慮ください

※早めに到着しても待機場所はありません。住宅地ですので開場時間前の到着、ギャラリーの外での待機は近隣へのご迷惑となるため行わないようご注意ください。


アクセス

住所:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-14-15 松川ボックス A棟

電車:

・副都心線西早稲田駅2番出口 徒歩4分

・東西線早稲田駅2番出口 徒歩10分

・JR山手線・西武新宿線高田馬場駅 徒歩15分



曲目

決まり次第順次公開いたします



出演者

ピアノ 根本哲史

1993年8月23日生まれ,福岡県北九州市出身。1歳から東京・神奈川で育つ。幼少より様々な音楽に触れつつ4歳よりピアノを習う。特に洋楽ロックを好んだが、16歳の夏休みに山下洋輔トリオを聴いてジャズへ大きな興味を抱き、本格的にジャズに取り組む。

東海大学理学部化学科入学後、ジャズ研究会へ入会。部内・学内演奏活動の他、外部での演奏活動にも積極的に参加。そんな折、生ける伝説のピアニスト板橋文夫氏と運命的な出会いを果たし師事。板橋のステージマネージャーも務めながら活動を拡大。

2014-15年にはリーダーコンボQuintethenceと後々までライフワークとなる根本哲史オーケストラを旗揚げ。メンバーには後の”嵐”のトランペット関口綾華, “ボタニカルな暮らし。”のサックスはるまき, “ODD Foot Works”のギター有元キイチ, “東京塩麴”のベース初見元基, “スガダイロートリオ”のベース溝辺隼巳, “工藤静香”のドラム守真人, “原信夫とシャープス&フラッツ”のドラム山田祐輔らが在籍した。

現在はトリオとオーケストラを中心に様々なセッションワークを行いながら、3枚のアルバムを発表し、音を楽しむとは何か、人とは何か、生きるとは何かを日々探求しながらマイペースに活動を続けている。

主な共演者 : 峰厚介(ネイティヴサン), 板橋文夫(渡辺貞夫Gr,エルヴィン・ジョーンズGr), 小山彰太(山下洋輔トリオ), 林栄一(山下洋輔トリオ), 楠本卓司(渡辺香津美Gr), 大沼志朗(フェダイン, 渋さ知らズ), 佐藤春樹(RCサクセション), 池田篤(小曽根真No Name Horses), 中路英明(熱帯Jazz楽団), 西尾健一(日野元彦Gr), 吉田隆一(N/Y(新垣隆氏とのユニット)), 後藤篤(本田竹広The PURE), 緑川直人(aka.みどりん, Soil and Pimp Sessions), 松井秀太郎(ブルーノート東京オールスタージャズオーケストラ)、など(敬称略)



テナーサックス 芹澤 朋

1994年生まれ。北海道札幌市出身。小学4年生からSJF札幌ジュニアジャズスクールに所属し、ビッグバンドでテナーサックスを吹き始める。その間、カナダモントリオールジャズフェスティバル出演や、渡辺貞夫氏、穐吉敏子氏などと共演。

国立音楽大学ジャズ専修入学後、Newtide jazz orchestraに所属し、小曽根真presents 音楽大学からの選抜バンド「JFC All Star Big Band」に抜擢され、東京ジャズメインステージに出演。

卒業後、角松敏生breath from the seasonツアー、そしてclose out 2018 & ring in the new seasonツアーに参加。

ジャズサクソフォンを池田篤氏、山平義裕氏、クラシックサクソフォンを坂東邦宣氏の各氏に師事。

現在は都内を中心に自身のバンド『Löwe』(レーベ)や、様々なミュージシャンとのライブやレコーディングへ参加し活動中。

主な共演者: 岡崎正典、角松敏生、佐山雅弘、平原まこと、本田雅人、増尾好秋、峰厚介、など(敬称略) 



ベース 小玉勇気

14歳よりエレクトリックベース、18歳でウッドベースを始める。

高校卒業後、神戸の甲陽音楽学院へ入学。在学中よりプロとして活動を開始。

2017年秋よりアメリカのバークリー音楽大学へフルタイムの全額奨学金を獲得し留学。Steve Bailey, Ralph Peterson Jr., Joanne Brackeen等に師事。2019年春に同大学を卒業。

2019年秋から2020年春までニューヨークに滞在。Vincent Herring(Sax), Bertha Hope(Pf )らと共演。

2020年1月11日ピアニスト鈴木瑶子と “ Yoko & Yuki Duo Project “ 名義にてアルバム “ The Moment “ をリリース。同ユニットとしては台湾ツアーを成功させるなど、国内外にて幅広く活動している。

第9回ちぐさ賞にてグランプリを獲得。2023年3月15日ファーストアルバム”Beyond Mountains”をCHIGUSA Recordsよりリリース。

現在関東を拠点に、自己のリーダーバンドやライブサポート等で活動中。





展覧会『サンフランシスコの浜口陽三』 

展覧会概要

会期:2024年5月28日(火)〜 6月22日(土)

開廊時間:火曜〜土曜日 午後1時から5時まで、1時間ごとの入れ替え制

休廊日:日曜日・月曜日

予約:完全事前予約制

入場料:1名 1,000円(税込)、大学生以下 500円(税込)、中学生以下 無料(未就学児の来場はご遠慮ください)

※大学生以下の予約についても観覧料 1,000円を選択しご予約ください。会場にて受付時、学生証のご提示で観覧料500円とさせていただきます。

※小中学生は無料ですが予約が必要です。観覧料 1,000円を選択してご予約ください。

アーティスティック・ディレクター:清水敏男

主催:TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE



春の音色を聴く 〜有元利夫 in 松川ボックス〜
2024年4月9日(火)〜5月18日(土)

『春の音色を聴く 〜有元利夫 in 松川ボックス〜』

展覧会概要

会期:2024年4月9日(火)〜5月18日(土)

開廊時間:火曜〜土曜日 午後1時から5時まで、1時間ごとの入れ替え制

休廊日:日曜日・月曜日

予約:完全事前予約制

入場料:1名 1,000円(税込)、大学生以下 500円(税込)、中学生以下 無料(未就学児の来場はご遠慮ください)

※大学生以下の予約についても観覧料 1,000円を選択しご予約ください。会場にて受付時、学生証のご提示で観覧料500円とさせていただきます。

※小中学生は無料ですが予約が必要です。観覧料 1,000円を選択してご予約ください。

主催:TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE

インスタグラム:こちらをクリック

作品クレジット:有元利夫/ Les QUATRE SAISONS「四季」より「春」/カラーリトグラフ /1983年 /©️YOKO ARIMOTO



出品作品

1.      Les QUATRE SAISONS : 「四季」カラーリトグラフ4点 1983年

2.      8 pieces d’ARLEQUINES:「8人のアルルカン」エッチング8点 1983年

3.      3 pieces de JEUNES FILLES :「3人の少女」エッチング3点 1983年

4.      NOTEBOOK 1983 :エッチング 21葉 1983年



アーティスト

有元利夫:東京藝術大学デザイン科に在学中にイタリアを訪れ初期ルネッサンスのフレスコ画に触れたことで、技法ならびに絵画のあり方に開眼した。電通に就職後も絵画制作と展示活動を継続しやがて画家として独立した。1975年に初個展をみゆき画廊で開催、1977年に安井賞特別賞、1980年に安井賞を受賞するなど高い評価を確立した。彌生画廊での展覧会をはじめとする国公立美術館、画廊などでの展覧会を通じて作品を発表し感銘を与え続けた。版画家としても版画の出版活動を旺盛に続けた。バロック音楽を愛し自らブロックフレーテを演奏、作曲にも手を染めた。惜しまれつつ1985年2月に38歳で逝去した。



アーティスティック・ディレクター

清水敏男:東京都庭園美術館キュレーター、水戸芸術館現代美術センター芸術監督を経て1997年よりTOSHIO SHIMIZU ART OFFICE主宰。Ise Cultural Foundation(New York)芸術監督(1998年〜2001年)、上海ビエンナーレ芸術監督(2000年)、上海万国博覧会日本産業館キュレーター(2010年)などを歴任。東京ミッドタウン六本木・日比谷、大手町フィナンシャルタワーなどの数多くのパブリックアートを手掛ける。2004年から2023年度まで学習院女子大学・大学院教授(美術史、アートマネジメント)を務める。



展覧会について

有元利夫は1985年2月に38歳の命を閉じました。しかし10年余りの短い時間に描かれた絵画は今なお多くの人を魅了し続けています。

私は19世紀末以降の日本の美術は、当然のことながら、欧米の近代美術とは異なった歴史を歩んできたと考えています。デカルトを経験していない日本人が近代的価値とその表現である近代美術を受け入れることは難しかったのです。

しかし、その困難さは、反対に、近代に疑義を持ち始めた欧米やアジアを含む人々に救いの手を差し伸べたように思います。そのようなアートには、例えば「具体」や「ハイレッドセンター」そして「もの派」があるのではないでしょうか。

有元利夫はそうした「救いの手」を差し伸べた一人です。近代以前のイタリア絵画につながることで、有元利夫は近代が失った精神性を表現することに成功しました。エニグマティックで不透明、不可思議な表現は多義的な解釈を可能とし、人々の想像力に働きかけます。そして安堵と安らぎの時空を提供します。

松川ボックスを舞台に展開しているギャラリー『THE MIRROR』は個人住宅でアートとそれを囲む建築空間を味わう場です。有元利夫の作品はただその前を通り過ぎるのではなくゆっくりと見るべき作品です。

本展覧会が4月から5月にかけて開催されることからタイトルを『春の音色を聴く』としました。有元利夫は音楽を愛しました。今回のメインイメージは作品『Les QUATRE SAISONS』の中の1点の春をテーマにした作品です。本作品がヴィヴァルディの『四季』へのオマージュであることは言うまでもありません。

会期中はバロック音楽の演奏会を開催する予定です。



THE MIRROR アーティスティック・ディレクター 清水敏男





アクセス

住所:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-14-15 松川ボックス A棟

・階段を登って左手、木製の扉が入り口です。

電車:

・副都心線西早稲田駅2番出口 徒歩4分

・東西線早稲田駅2番出口 徒歩10分

・JR山手線・西武新宿線高田馬場駅 徒歩15分

車:

・駐車場はありません。明治通り諏訪町交差点を早稲田大学早稲田キャンパス方面に入る、諏訪通り沿いのパーキングメーターに駐車可能です。

自転車:

・駐輪場はありません。高田馬場駅周辺の駐輪場をご利用ください。



ご利用にあたって

※1時間に10名まで予約を受け付けます。複数名の予約はできませんので、一名ずつでのお申し込みをお願いいたします。

※ご予約の時間内にご入場、ご見学ください。時間内であればいつでも入場できますが入れ替え制になりますので見学時間に余裕を持ってご来場ください。

※早めに到着しても待機場所はありません。住宅地ですので時間前の到着、ギャラリーの外での待機は近隣へのご迷惑となるためご遠慮ください。

※飲食持ち込み不可です。

※開廊日が祝日の場合も開館します。

※開廊日、開廊時間、入場時間は予告なく変更、臨時休業する場合があります。

※団体や前売り他各種割引制度は実施しておりません。

※バリアフリー建築ではありませんので見学の際に配慮が必要な方は事前にご相談ください。

※プレス関係者は事前にご連絡いただければ随時取材可能です。

※写真撮影はSNSに投稿する等の個人的利用に限り可能です。展示物については会場にて撮影の可否をお知らせします。

※注意事項をご確認いただき、厳守いただくようお願いいたします。

THE MIRRORの基本情報

住所
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田 2-14-15
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電話番号
0351552511
営業時間

月 定休日

火 13:00 - 17:00

水 13:00 - 17:00

木 13:00 - 17:00

金 13:00 - 17:00

土 13:00 - 17:00

日 定休日