日 時 2024年11月27日(水)
14:00~16:00
会 場 Foodies Hub(Lpa内)
参加料 5,000円(税込)
料理人の方のみならず、福井県内の「食」に携わる方であれば多岐にわたりご参加いただけます。
お申込み完了後のキャンセルはお受けできませんので、予めご了承ください。
お問い合わせは、下記インスタグラムDMまたは公式LINEまでお願いいたします。
参加者の方々には当日試食をお配りいたします。
永平寺 副監院兼典座 西村眞典 老師
木乃婦 髙橋拓児 氏
(モデレーター 天谷学園 天谷豪志)
曹洞宗の祖であり、この越前の地に大本山永平寺を開いた道元禅師は、坐禅を修行の根幹としながらも日常の全ての行いが修行であると説かれた。
「食べること」、そして「作ること」も重要な修行の一つとされ、その心得は「典座教訓(てんぞきょうくん)」や「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう」といった書物の中に記されている。
今回のテーマは、一般的には動物性の食品を使用しない料理と定義され、これらの教えに倣い作られる「精進料理」。
京都より日本料理の名店「木乃婦」三代目の髙橋拓児氏、曹洞宗大本山永平寺で食を司る「典座」を勤める西村眞典老師をお迎えし、対談を行う。
高橋氏が料理人として解釈し、表現する精進料理を西村典座老師はどう捉えるのか?
共に一品ずつ試食をご用意いただき、お二人の感性を通してその本質に迫る。
永平寺 副監院兼典座 西村眞典 老師
大学卒業後、大本山永平寺に安吾、典座寮に配属され精進料理を学ぶ。
永平寺乞暇後、華道・茶道を学ぶかたわら中華、フレンチ、イタリアン等の料理教室又ワイン、日本酒、紅茶等も学習する。
曹洞宗ブラジル別院の摂心の典座として五回渡伯。
外務省の外郭団体、国際交流基金の催しで、中欧のスロバキア・チェコ・ハンガリー・ポーランドで米料理を調理する。
自坊で料理教室を主催する傍らコープこうべ共同学苑等で精進料理を指導。
趣味は陶芸、乗馬。
令和4年5月5日、大本山永平寺典座に就任。
令和5年5月6日、大本山永平寺副監院兼典座となる。
木乃婦 髙橋拓児 氏
1968年生まれ。大学卒業後、東京の「吉兆」で5年間修業、故湯木貞一氏に直接に薫陶を受ける。
その後、京都に戻り、料亭「木乃婦」の三代目を継ぐ。
シニアソムリエや利き酒師の資格を取得し、ワインと和食とのコラボなど常に新しい調理法や素材に取り組んでいる。
京都大学大学院農学研究科食品栄養科学の修士課程、龍谷大学大学院農学研究科博士後期課程を修了。
「日本食普及の親善大使」も務め、海外の多くの食イベントに招聘される。
NHK「きょうの料理」講師。立命館大学食マネジメント学部担当講師。ミシュラン1ツ星。京都府文化賞奨励賞、料理マスターズシルバー賞を受賞。日本料理アカデミー副理事長。
著書
「10品でわかる日本料理」日本経済新聞出版社
「京料理人直伝の薬味術」NHK出版
「和食の道」IBCパブリッシング
共著
「だし だしの基本と日本料理」柴田書店
「プロの料理 盛り付け術」NHK出版
「料理のアイデアと考え方」柴田書店
「和食とワイン」一般社団法人日本ソムリエ協会
「聞き手・西靖、道なき道をおもしろく。」140B
「食と脳」NPO法人脳の世紀推進会議編クバプロ
サスティナブル・カリナリー・カレッジとは
2024年3月、北陸進幹線により福井と東京がつながった。
この福井県が魅力ある場所であり続けるために「食」は大変重要なファクターである。
当プロジェクト(SCC)は、令和6年度福井県魅力創造課の事業として、天谷学園が業務委託を受け運営する。
対象は、料理人をはじめとした県内の飲食関係者および、次代の担い手となる天谷調理製菓専門学校の在校生。
食材や伝統工芸、それらを取り巻く文化に至るまで、福井の「食」を多面的に表現したカリキュラムを提供する。
当プログラムの詳細、今後の開催情報、お問い合わせはこちら
SCC 公式LINE
SCC Instagram